DT通信2026.9 Mexico
9月のDRIP TRIPは、メキシコ🇲🇽です。
メキシコ=コーヒーというイメージはまだあまりないかもしれません。このDRIP TRIPでも2回目の紹介となります。
今回の豆は、メキシコ南部チアパス州が産地。メキシコでは、北部に暮らす人が国境を超えてアメリカを目指すように、南部エリアはグァテマラから国境を超えて来る人が多いそう。経済で見ても、格差がある中でより裕福なところへ目指す動きが見られ、それはコーヒーにおいてもみられる現象で、メキシコのコーヒー業者がグァテマラから豆を買い漁り、自国で販売して、、といった動きも起きているようです。
お届けするコーヒーは、豊かな自然が残るエル・トゥリウンフォ生物保護圏の緩衝地帯で、シエラ・マドレ環境保護農民組合Cafeticultores de la Sierra Madre de Chiapas「CESMACH(セスマッチ)」の小農家さんたちが育てたもの。
この保護区で唯一認められている生産活動がコーヒー栽培です。コーヒーの日陰で育つ性質を活かしながら、農薬や化学肥料を使わず、森の環境と生物多様性を守りながら栽培されているそうです。
近年は、環境保護やフェアトレードへの意識も世界的に広がっていて、コーヒー栽培においてもオーガニック認証を取得し持続可能な栽培を実践している現場が多いですが、農家さんたちはもちろんそういった側面も意識しつつ、何より「楽しんで」栽培しているのだと思う、と話してくれたヒロさん。
経済や環境との関係も深いけれど、何より暮らしに身近で楽しんで従事できていることが、結果的に持続的な活動に広がったり未来の環境維持にもつながるのだと思いました。
組合のシンボルは「ケツァル」。美しい鳥をいつか中米の森で見てみたいです。
味わいは、心地よいほろ苦さとキレのある後口。その中にやわらかな甘味が感じられる、バランスのよい一杯です。みなさんそれぞれのメキシコをイメージしながらお楽しみください。
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!