勉強会やカンファレンスで登壇し続けるには、発表ネタをどう作ればいいのか? 登壇回数50回超、年に4〜5回のペースで発表を続けるスーパーエンジニア kuniwak に、一般エンジニア へんてこ が「ネタの作り方」を根掘り葉掘り聞きました。答えの中心にあるのは「一番大事なのは一般化すること」という一言。自社固有の話が刺さらない理由から、一般化しすぎると逆に解けなくなるジレンマまで、登壇ネタの設計論を掘り下げます。
前半は「ネタが先か、場が先か」。kuniwak はネタを先に作り、それに合う発表の場(JaSST・iOSDC・builderscon のようなカンファレンスから小さな勉強会まで)を選ぶスタイルで、へんてこ は「自分は逆だった」と気づきます。聴衆の層を読むコツとして「参加費が有料か無料か」で求められる内容が変わる話や、招待講演では空気を読むという裏話も。中盤はスライド作りのプロセス。伝えたいことを3行で書き出し、マインドマップでアウトラインを組み、テンプレートに流し込んで20分の発表を1〜2時間で仕上げる「職人技」を公開します。ブログ執筆で Gemini を使う理由や、AI が作ったスライドへの率直な評価も飛び出します。終盤は「日常のタスクを一般化して種を溜め、成功したものだけ発表する」というネタのストック術、AI 時代に自作ツールや OSS の発表はまだ価値があるのかという議論、そして CFP やイベントの探し方(なければ勉強会を自分で作る)へ。最後にたどり着く結論は「課題を探し続けろ」です。
▼チャプター
導入
発表ネタを作るための「一般化」
聴衆のニーズに応じた発表設計
スライド作成のプロセス
課題発見から始まるネタ作り
発表イベントの探し方
エンディング
▼この回で話していること
・勉強会・カンファレンスで登壇し続けるコツ:年4〜5回・累計50回登壇の kuniwak の場合
・登壇ネタの作り方で一番大事なのは「一般化」——自社固有の話が刺さらない理由
・一般化しすぎると「主語がでかい」問題:どこまで一般化するかのバランス
・ネタが先か、イベントが先か? 発表テーマから登壇する場を選ぶ考え方
・聴衆の層の読み方:参加費の有料・無料で求められる発表内容はどう変わるか
・発表スライドの作り方:伝えたいことを3行に書き出し、マインドマップでアウトラインを作る
・20分の発表を1〜2時間で作るプロセスと、AI にスライドを作らせるより速い理由
・自作ツール・OSS の発表は AI 時代でも需要があるのか——AI は How を作り、What と課題発見は人間の仕事
・CFP・登壇イベントの探し方と、勉強会がなければ自分で作るという選択肢
▼こんな人におすすめ
・勉強会やカンファレンスで登壇したいけれど、発表ネタが思いつかないエンジニア
・CFP に応募しても採択されない、または一度登壇したあと続かなくなってしまった人
・技術ブログや OSS などのアウトプットを、登壇につなげたいと考えている人
▼関連リンク
・くわラジ 公式サイト: https://kuwa-raji.henteko07.com/
・くわラジ Spotify: https://open.spotify.com/show/6uUjalUT94ugSgtLI5WF6a
・くわラジ Apple Podcasts: https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1894147982
・Codex を使って障害対応の机上演習をやってみよう(Coincheck Tech Blog / kuniwak): https://tech.coincheck.blog/entry/codex-ttx
・JaSST ソフトウェアテストシンポジウム: https://jasst.jp/
・Vint(kuniwak 作の Vim script Lint): https://github.com/Vimjas/vint
・『イシューからはじめよ[改訂版]』(安宅和人・英治出版): https://eijipress.co.jp/en/products/2356
くわラジ(もっと詳しく教えてくださいラジオ)は、スーパーエンジニアの kuniwak に一般エンジニアの へんてこ が「もっと詳しく教えてください」と質問しながら技術を深掘りする、ゆるくてディープな技術雑談番組です。感想は X でハッシュタグ #くわラジ をつけてつぶやいてください。
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YouTube: https://youtu.be/X8Wueh1G8Qc
Web: https://kuwa-raji.henteko07.com/
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サマリー
kuniwakは社会人になってから50回超、年間4〜5回の登壇を続けており、発表ネタ作りで最も大切なのは自社固有の事例を他の人にも使える形へ「一般化」することだと話します。ただし一般化しすぎると対象や事情が増えて解決が難しくなるため、自分の知識が及ぶ範囲で、届く広さと深さのバランスを取る必要があります。大規模カンファレンスでは広い一般論、小規模で専門的な場では深い話というように、参加者の層やコミュニティの空気を読み、参加費の有料・無料による違いも踏まえて内容や話し方を調整します。kuniwakはイベントより先にネタを考え、適した発表の場を探すスタイルで、招待講演だけは場に合わせて空気を読むと説明します。 スライドは最初に伝えたいことを3行で書き、マインドマップで背景・問題・解決策などのアウトラインを作ってテンプレートに流し込みます。ブログ本文にはGeminiを使い、余計な水増しをしにくく手直しが少ない点を評価しています。日常のタスクを一般化して考え、自社ツールを他の人も使える形に近づけ、運用されたかや効果があったかを測定し、成功したものを発表の種として蓄積します。OSSや小さなツールも、ニーズが広ければ単体で価値があり、狭ければ開発過程や失敗から得た学びを一般化して発表できます。AIは決まった方法の実装を速めても、何が課題か、どの問題を解くべきかを定めることはまだ人間の仕事であり、イベントはXやCFPで探し、なければ自分で勉強会を作るという提案で締めくくります。結論は、よりよくする余地を問い続け、課題を探し続けることです。
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