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2020-11-23 11:57

117.おたより「雑誌の着まわしコーデ企画はどう参考にすべき?」前編 from Radiotalk

マシュマロからお寄せ頂いた質問へのお返事回です。

「よくファッション雑誌に載っている『着まわしコーデ1週間』企画。コーデ乱れ打ちにしか見えないんだけど、どう参考にすればよいの・・・?」というご質問に対して、この前編では そもそも着まわしとは・・・の解説から、着まわしコーデ企画を読むことで伸ばせるスキルについてお話ししました。

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#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン #豆知識
00:01
いやー、どうですか? 音量
結構大きくなったんじゃないですかね。 やっぱりさ、いろいろつなげたりしない方がいいってことですよね、これね。
早速ね、昨日、あの音量どうですかねっていう配信をしましたら、ちょっと音量小さかったですよって教えてくださった方から、またマシュマロいただいて、本当に本当に迅速なリアクションありがとうございます。
非常に助かります。読みますね。
昨日、音量についてのメッセージを送らせていただいたものです。早急な改善ありがとうございました。めちゃくちゃ聞こえるようになりました。
2倍ぐらいの音量で、とてもクリアにハキハキとした人の先生の声が届くようになり感激です。
これでまた通勤時に番組を聞けるようになりましたので、年末年始の受け組みも乗り切れますということで噛んじゃいましたけど、ありがとうございます。
もうこちらこそですよ、早急なリアクションをね。
いやーやっぱりさ、直接iPhoneに話した方がいいんだねっていうね。難しいね。やっぱりこれラジオトークのアプリをね、ちょっとかましてるからだろうな。まあしょうがないね。
じゃあちょっとこんな感じでね、ちょっとアナログで、あのまあ収録している姿は皆さんに見えませんから、非常にアナログな感じですが、はい、こんな感じでね、いきたいと思います。
で、実はね、この方から続けて、あのありがたいことにご質問いただいていますので、そちらもね、続けて読んでいきたいと思います。読みます。
私は先生が以前お話しされていた視覚からの情報処理が苦手なタイプで、ファッション誌を見ても具体的にどう参考にしたらいいのかが分かりませんでした。
先生が教えてくださることはストンとフに落ちることばかりで、初めてファッションのことがわかるという感覚を味わえています。
本当にありがとうございます。質問なのですが、よく雑誌に着回しコーデ1ヶ月のページがあります。
あれが私にはコーデ乱れ打ちにしか見えず、どう参考にすればいいのかが分かりません。
注目すべきポイントなど先生の解説をお伺いできたら嬉しいです。ということで、またさあいただくネタが素晴らしいじゃないですか。
確かにね、雑誌の着回しコーデ企画ね。最近その着回しコーデっていう本題ではなく、なんかこう設定が突飛だったりすることで、結構話題になってしまっている感のあるファッション雑誌の着回しコーデ企画ですが、まあ本来の活用法ってことですよね。
そのなんだ、なんか突拍子もないストーリーを楽しむって方じゃなくてね、本来の活用法ですよね。
いや、なかなかね、これね、いいテーマですよ。で、結構私の回答長くなりそうなので、これはね、あらかじめ言っておきますがね、全編後編になりそうな予感が今からひしひしとしますが、早速ちょっと書いておいてみましょうか。それではスタートです。
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ。本日で117回目の配信でございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバッサバザと解いていきます。
03:20
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、日本服装心理学協会代表理事の潔里さんでございます。今日もよろしくお願いいたします。
ということで、前回、今回の配信からガンと音量が上がってびっくりしている方、ごめんなさい。しばらく小さすぎたのでね、今後はこの音声レベルでいきたいと思います。よろしくお願いします。結構音域入る感じでいきたいと思います。よろしくお願いします。
ということで、いただいたマシュマロのお悩みですよ。着回しコーデ、どうこうどう、ファッション雑誌の企画ですよね。あんまりピンとこない方に改めてご説明すると、ファッション雑誌っていろんな定番企画みたいなのがあるんですけども、その中で非常に古くからある企画ですよね。着回し1週間みたいな企画です。
特定の割と少なめのアイテム数、少なめの服の数、トップスが、例えば冬だとトレンチコートがあって、シャツがあって、ニットがあって、トレーナーがあって、そしてスカートがあって、パンツがあって、もう1本ぐらいパンツがあって、靴が2個ぐらいみたいな、そういう限られたアイテムで、どれくらいいろんなコーディネートを組めるのかな、みたいなことを、それをストーリー化して、
主人公の職業を決めて、月曜日から日曜日までっていう感じで1週間。当然土日はお休みっていう設定が多くて、なのでお仕事向きのコーディネートと、週末の休日コーデをそのアイテムだけでやりくりしてみたよ、みたいな企画ですよね。
これの活用方法がちょっとわからないと、確かにあの企画って読み物として読んじゃってる方も結構多いと思うんですよね。じゃあファッション自分のオシャレにどう活かしていくかっていうところですね。ここをちょっとお話ししていきたいと思うんですけど、これをお話しする前に、まずは気回しって何ぞやっていうことを改めて定義というかを知っておかないと、どう活かすのかの方向性がわからないと思うので、
これはちょっと整理していこうかと思うんですよ。まず気回し、着て回すと書きますよね。なので人との服をいろいろ回し使いしたい、いろんなふうに使いたいっていうことですね。なので基本的に気回しというのは、いかに少ない服の枚数でたくさんのコーディネートを作れるか。これがゴールなわけです。
なので通常の気回しコーディネート企画ではないファッション紙の紙面で載っているコーディネート、洋服の組み合わせというのは、その組み合わせ、一つの組み合わせがいかに美しいかっていうことじゃないですか。基本的にはね。
06:11
なんですけど、その気回しコーディネートってことになると、その一つ一つのアイテムでいかにたくさんのコーディネートを作るかっていう方に主眼が変わるということなんですよね。なのでここをまずこれが目標であると、これをこういうスキルを皆さんに教えるということがその気回し一週間コーディネートっていう企画のまず目的趣旨であると。
まずここまでいいですかね。そんな気回し難しいのってことなんですけど、やっぱり雑誌でそういう企画をやるということは需要があるっていうことですよね。つまりその気回しができないけどやりたいって人が多いってことですよ。
なんでやりたいかっていうと、やっぱり服を揃えるにはお金がかかりますからね。当然少ない数でいろんなコーディネートができた方がお得じゃないですか。なのでやっぱり需要はあると。
じゃあなんで難しいかなんですけど、例えば気回しということはすごく単純化して説明すると、上半身に洋服を1枚しか着ないとしましょう。春先とか夏を想像してください。Tシャツとかカットソーとか1枚しか着ない。
下半身にも1枚しか洋服を着ないとしましょう。パンツかスカートかしか着ないとしましょう。1枚1枚だけで済む季節だとしましょうか。
そうすると上半身に着るいわゆるトップスと言われるもの×下半身に着るものいわゆるボトムスと言われるものの数、これそれぞれをかけた数が最大限のコーディネート数になる。
ここまでわかりますかね。まずトップスが例えば4枚でボトムスが4枚あったらかけ算をすると最大限できるコーディネート数は4×4で16種類になるはずですよね。
でもこれがなかなか難しいんですよ。4×4を16にするのがまず難しいんです。
これどういうことかっていうと、皆さんが着回しを意識してなんとなく洋服を買っていると、絶対そのトップス4枚とボトムス4枚の中に必ず組み合わせが不可能なものっていうのが大抵出てきてしまうんです。
例えばトップスが水玉模様でボトムスが花柄。組み合わせて悪いってことはないですけど、大抵の人がそれを組み合わせた時にちょっとガチャガチャしてうるさいかも。
なんか目がチカチカするって思ってちょっとこの2枚は組み合わせられないなって感じると思うんですよ。
そうなるとこの4枚と4枚のうち1枚ずつが組み合わせ不可能になる。もうこれだけで1コーデ減ってしまって、最大16コーデのはずが15コーデになってしまう。
これ1パターンだけが組み合わせ不可能ならまだいいんですけど、大抵こういうものが2、3パターンあるわけですよ。
09:05
なのでトップス4枚、ボトムス4枚持ってたとしても、16コーデできる人はなかなか少なくて大抵10コーデ前後、10種類前後しか組み合わせが成立しないってパターンが多いと思うんですね。
なのでそれを4枚、4枚、ボトムス4枚、トップス4枚持ってたら16コーデは作れるようになりましょうよっていうスキルをお伝えするのがこのきまわし1週間コーディネートっていう企画の基本的な目的なんですよね。
さっき言ったように最近はストーリー仕立てで、そのストーリーが面白くて、それを読み物として楽しんでもらうっていうのはもちろんありますけどね。
基本的なきまわしコーディネートの企画の趣旨っていうのは、持っている服を全部組み合わせられるようになるためにはどうすればいいか。
どういうアイテムを揃えれば全種類組み合わせられるようになるのかっていうアイテムの揃え方を教えるという観点。
かつ、やっぱり1つのアイテムをいろいろなコーディネートで使っていくのに、そのアイテムがコーディネートによって全然違うふうに見えたら嬉しいじゃないですか。
あ、1つのチノパンがこんなに雰囲気変わるんだっていう方がいいですよね。
なんか全部同じチノパンに見えるようだとあんまり意味がないわけで、なのでそういうふうに1つのアイテムでも、例えばチノパンであれば裾を折り返してみたり、トップスの裾を中に入れてみたり出してみたり、いろんな雰囲気に変わるっていう着こなしでの雰囲気の変化。
その着こなしテクニックを教えるということも、きまわしコーディ一週間の目的なわけです。
なので整理すると、着回しコーディ一週間で得られるスキルとしては、どういうアイテムを揃えると着回しがしやすいのかということ、そしてそれらのアイテムをどういう着こなしをすると、どういうアレンジをすると雰囲気を変えることができるのか、たくさんの服に見せることができるのか、大きく分けてこの2つの情報が得られるのがまずは着回しコーディネート企画ということになるんです。
まずここを頭に置いていただくだけで、もうだいぶ見方が変わってくると思うんですよね。
はい、案の定時間が押してきましたので、続き、じゃあより具体的にどんな見方をすればいいかというのを、明日の配信後半でお届けしていきたいと思います。
この番組ではこんなふうにですね、皆さんからのご質問から成り立っておりますので、ぜひぜひ番組概要欄にありますマシュマロかラジオトークでお聞きの方はお便り機能を使って、ぜひお送りください。
そしてこの番組毎晩9時から10時の間、ちょっとポッドキャストサービスによって配信時間ずれますけれども、このぐらいの時間にお届けしておりますので、配信情報は登録するかフォローしていただくと届きますので、ぜひぜひお聞きの方の内容、皆さんお聞きのポッドキャストサービスでご登録の方よろしくお願いいたします。
それではまた明日の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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