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ということで、59回目の配信でございます。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
今日は、書籍の、私の12月発売の新刊のコーディネート撮影をやっと1日目終わりましてですね、
出版社の方がですね、すごくベテランのすごい腕のカメラマンさんをサインしてくださったおかげで、めちゃめちゃ早く巻き出終わってましてですね、
2日間分けて膨大な量のコーディネートと単品撮影をする予定だったんですけども、
今日中で結構大半が3分の2ぐらいが終わりまして、
明日も丸1日かけて撮影の予定だったんですけども、
うちからもね、アシスタントのスタイリストも3人ぐらい来てくれたっていうのもあって、
すごい早く終わって、たぶん明日午前中で終わっちゃうかもしれないっていうぐらいありがたいですね。
本当に巻きで終わる現場大好きって感じなんですけど、
なので、今週までかなりバタバタしたんですけど、ちょっとね、時短落付けそうかなっていう感じなんですが、
とはいえですね、今週土曜日から4スタイルパーソナルスタイリストスクールの第9期生の開業コーダーもね、
夏休み明けて始まりますので、そちらもまた忙しいということでね、
頑張っていきたいところではあるんですが、
今日ね撮影の時に平日のね、真っ昼もあったのでね、なかなか見られなかった方多いと思うんですが、
私のインスタアカウントと、あとは私が運営している4スタイルパーソナルスタイリストスクールの方のオフィシャルのインスタアカウントで、
ちょっと1回ずつぐらいかな、インスタライブをやりまして、
撮影の休憩中のお昼休憩の時に5、6分ぐらいかなと、
あとは撮影中のちょっとスタイリストたちが準備をしているところを少しライブ配信しまして、
まだ多分ねアーカイブ残っていると思いますので、
ちょっと概要欄にリンク貼っておきますので、フォローがてら見ていただければと思うんですが、
まあ人がひたすらお昼を食べている様子と、人がひたすら働いている様子しか映ってないかもしれないですけど、
意外とそういうのを見てみると癒されると思うので、
ぜひね、あんまりほら雑誌撮影とかコーデ撮影って見る機会ないじゃないですか。
なのでぜひ見ていただければと思うんですけど、
そうそう見る機会がないといえば、こういう撮影をやるとですね、いつも思い出すことがあって、
こういう撮影って私この仕事を始めてから、こういう撮影の現場を始めて入ったわけではなく、
もともとアパレルメーカーにいましたので、その当時はカタログ撮影というのがありまして、
その次の機に発売する商品のカタログを作るのに、撮影をするのにスタイリストさんを呼ぶことが多いんですね。
呼んでスタイリングを組んでもらって撮影をするという立ち会いをしたりするので、その現場にいたりして、
あとは雑誌に広告出行といって広告を出す時とかなんかにも立ち会ったりする。
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メーカー側として立場が違ったんですけども、撮影に立ち会う機会は結構あったんですよ。
一番初めに新入社員で大学卒業してアパレルメーカー、オンワード柏山のところに入社して、
初めてそういう仕事でプロのスタイリストさんというのを目の当たりにしたんですよ。
当時、今は結構テレビとか雑誌にも出てますけど、当時って結構裏方っていう感じで、
あんまりまだ前に出てくる方少なかったので、本当に初めて見るって感じで見てみたら、結構イメージと違ったんです。
私の素人時代に思ったイメージと。
今日はその辺のスタイリストの見た目っていうお話をちょっとしていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。59回目の配信、あと1回で60回でございます。
おしゃれの呪いを解くラジオでございます。
この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙でございます。
今日もよろしくお願いします。
ということでスタイリストは人の見た目をなんだかんだする仕事でございますが、
スタイリスト、完全のスタイリスト自身の見た目はというお話をちょっとしていこうかなと、
今日は思うんですけど、初めてね、私がもうほぼ素人状態の新入社員の時に見た時で、
地味だなって思ったんですよ。初めての衣装って。
スタイリストさんっていうとテレビどうだろうな、ドラマとかで出る時とかって、
役柄なんで誇張されてて結構すごい格好をしてたりするじゃないですか。
なんかすごいパッツンの、昔の楠梨子さんみたいなパッツンの髪型ですごい格好してるみたいな、
そういうデフォルメされた姿が多かったんですけど、実際結構シックなんですよ格好をね。
で、この人がたまたまかなと思ったらその後会う方、会う方全部ほとんどそうで、
この仕事を私起業してからパーソナルスタイリストもやりつつ、結構文章も書いてたんですよ。
ファッションライターの仕事も結構いただいていて、
ファッション雑誌でスタイリストではなくライターとして特集の記事書いたりとかしてたところもあったんですね。
そういう時にもその雑誌の専属のスタイリストさんとかと会って取材したりとかする機会も結構あったので、
パーソナルスタイリストではないんですけど、雑誌のスタイリストさんには会う機会が昔からよくあったんですね。
だいたい皆さん結構シックなんです。全身黒とかモノトーンとかね、なんですよ。
で、それまでやっていくうちに会ううちに、あとアパレル業界を知るうちに理由が分かっていったんですけど、
まあいろんな理由で皆さんそれ聞いてるんですけど、大まかに2つあって、
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まず1個目は撮影の邪魔にならないように、基本的に撮影の時には特にシックな格好をしていることが多いんですね。
私も今日撮影をやってるんです。やっぱり自分が明るい色とかチラチラ柄物とか着てると結構目が散るんですよ。
なので撮影するものだけに集中したいなっていう時は、やっぱりシックな色着たいなってやっぱり思うもんだなというのは、
自分がスタイリストになってやっぱりそうなんだなっていうのもありますし、
あとスタイリストって、パーソナルスタイリストは違うんですけど、都庭制が多いので、
その弟子をとって、その弟子がまた育っていって、みたいな形が昔ながらの感じでは多いので、
その師匠から撮影の時はそんな派手な格好するもんじゃないって教えを脈々と受け継いで、みたいなものもあったりするみたいなんですね。
私は師匠がいたわけではないので、直接そういうふうに教わったわけではないんですけどね。
ただ撮影以外の時にも結構地味な方が多いんですが、それは素人目線で見ると地味なだけであって、
実はよく見ると素材がすごい高そうだったり、よく見ると襟ぐいのデザインがちょっと凝ってたり、
ステッチが凝ってたりっていう細かいところにギミックがある、面白みがある服を着ていることが多い。
これはいわゆる黒男のみってやつですね。
だんだん色んな服を着ていくうちに、そういうスタイリストになるような人っていうのは専門学校時代から結構派手な格好をしていますので、
それをやっていくうちにだんだんシックになっていくわけです。
だんだん派手な服というよりは細かいところに凝り出すとパッと見地味に見えるという現象が起こりまして、
なのでよく見ると変わった服を着ているんだけどパッと見地味に見えるっていう黒男のみっていう意味でのシックな格好をしているという大まかにこの2つだと思うんですね。
ただ私は理由がわかった後もそういう格好をすることは基本的にないんですよ。
これなぜかというと、やっぱり雑誌のスタイリストとパーソナルスタイリストの役割の違い、仕事の内容の違いだと私は思う。
仕事が違うのでパーソナルスタイリストは必ずしも雑誌のスタイリストさんみたいな格好をすべきではないというか、違う格好の方が向いているなと思っていて、
何かというと雑誌のスタイリストさんは組むスタイリングがイコール作品なんですね。
スタイリストさんが先に人に見られることってなくて、まず作品ありきで、作品が有名になってその人のスタイリングが有名になってからの、
これをやったのはこの人でしたっていう顔が出てくるっていうパターン、作品先行なんですよね。
対してパーソナルスタイリストはっていうと、お客様にスタイリングを提案する仕事なので作品先行じゃないんですよね。
スタイリストが先にお客さんに会ってからの、じゃあスタイリングしますよなんですよ。
なのでどっちが印象に残るかっていうと雑誌のスタイリストさんは作品であるスタイリングの方が先に目につくのでそっちが印象に残るんですけど、
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パーソナルスタイリストの場合にはその本人がスタイリスト本人が何を着てるかの方が先にイメージとして残ってしまうんですね。
なので私は普段、私が新入社員の時に思い描いていたような、いわゆる一般の方がスタイリストって言うとこういう感じの格好してる、
ある種派手な格好というかね、一般の人がちょっとできないような格好してる人と思い描いている方が多いので、
その理想を体現するような格好をしている。
その皆さんの理想の中にいるスタイリストというかにできるだけ近づけるような格好をしております。
なので今回の出席撮影も本当だったらすごいシックな格好をするべきしたいところなんですけども、
メイキング撮影が入ってまして、どんな感じで作ってるのかなっていうのを私も撮影同時にされてるんですね。
なのでちょっと間をとって、普段の私よりはちょっと地味だけど、いわゆるスタイリストよりはちょっと派手ぐらいの格好をしてるというですね、
この揺れ動く感じの服装も明日もインスタライブするので、ぜひその辺も楽しみに見ていただければと思うんですけども、
そんな感じで、スタイリスト業界に限らないと思うんですよね。
ついこの間、昨日最終回だったのかな?私のカッセイフ渚さんだっけ?
でもね、主人公のメイちゃんっていう女の子、たべみかこちゃんがやってるMRさんっていう製薬会社の営業さんですけども、
うちMRさんのお客さんすごく多くて、製薬会社に見出し止め研修する機会もすごい多いんですけど、あんな格好してないんですよ。
基本的にはすごい皆さんシックな地味な固いスーツの方が多い。
ですけど、メイちゃんは結構デザイナーズな派手な格好っていうかね、デザイン性の強い格好してるじゃないですか。
そういう感じで、本当はこんな格好してないんだけどなーっていうのって、皆さんの業界にもあるんじゃないですかね。
ドラマではこういう風に描かれてるけど、みんなにはこういうイメージ持たれてるけど、
でも本当はこんな格好してないんだけどな、みたいなものあるんじゃないかと思いますので、ぜひそんな話も教えてください。
そんなご意見とかね、ご感想とかなどなどは、番組概要欄にありますマシュマロから受け付けておりますので、ぜひリンククリックして送ってみてください。
うちの業界はこう思われてるけど実はこんな格好ですとかね、楽しみにお待ちしておりますので、ぜひ送ってください。
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明日も引き続き撮影ですので、できればインスタライブを私か4スタイルパーソナルスタリッドスクールのアカウントからお届けしたいと思いますので、お時間ある方はぜひ覗いてみてください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。