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こんにちは、りんぺいです。
夫婦の知恵袋を聞いてくださりありがとうございます。
この番組では、それ結婚1年目に知りたかったおコンセプトに
結婚したら知っておきたい夫婦生活、夫婦関係のヒントをお届けしていきます。
ということで、今回は離婚弁護士の林さんと一緒にお送りしていきます。
林さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本日のテーマはですね、離婚弁護士から見る夫婦のつまずきポイントとは
というところでですね、お話しできればというふうに思っています。
はい。
例えばこれまでいろんな方々を見られていらっしゃったと思うんですけれども
実際そのうまくいかなくなるご夫婦って
どんな特徴だったりとか、どんな傾向があるのかなって思ったんですけど
もちろんこの新婚さんなのか、進んだ方なのかにもよって違うと思うんですけど
林さんの視点で何か見解ってあります?
すごいわかりやすいのは、例えばどっちかが不倫したとか
どっちかが殴って怪我させたとか
それでもわかれない方はいらっしゃいますけど
そんなことやったらダメでしょと。
これは多分皆さん、人にわざわざ聞く前にご存知だと思うので
結構盲点かなと思うところはですね
ちっちゃな積み重ねっていうのが
大きな離婚原因になるっていうことがよくあるなって感じてます。
ちっちゃな積み重ね。
例えばですね、自分が風邪ひいてた時に
一人で飲み会行って、ご飯は自分の分しか買ってこなかったとか
そういう、相手からすれば別にそれぐらいのこと?みたいなのが
スタンプカードに一個一個スタンプが押されるように
溜まっていくんですよね。
嫌だったこととか、辛かったことみたいなのが
で、溜まりきったらもうおしまいと。
もうやってけないなと思って離婚したいですと
いうような話を結構聞きます。
スタンプカード、スタンプラリーみたいな。
そうですね。
なんで、向こう相手からすれば
なんで離婚したいって言ってるのかよくわからないんですよ。
結構こういう離婚の争いをやってると
理由を教えてくれって言われるんですけれども
今の先ほど言った例も
たぶんご飯買ってきた側からすると
いつも作ってもらってるけど、今日は作んなくていいよという意味で
自分のご飯だけ買ってきた。
そこは気遣い足りないなと思いますけれども
そんなちっちゃいことなんですよ。
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でもそれが積み重なってしまうと
やられた側はもう限界になるし
やった側はやった意識もない。
不倫とか暴力だったら
自分が悪いなってわかりやすいと思うんですけれども
そういう自分が悪いことしてたとか
傷つけてた、悲しませてたみたいなのの
認識がないままスタンプがたまっていってしまう。
これが結構怖いなって思いながらやってますね。
そうか、スタンプって考え方ちょっと面白いですね。
ポンポンポンって何かあった度に押されていって
結果ゴールに到達しちゃいましたっていう感じですよね。
なんかすごい明確にこういった
暴力だったりとか
すごい言葉で避難されたとかっていうことばっかりじゃなくて
結構こういう細かい日常での積み重ねだったりとか
やっかりしたみたいなところで
ポンポン押されていくようなイメージなんですね。
そうですね。
私もこの仕事つく前はそんな印象なかったんですけれども
いろんな方のこれまで我慢してきたことみたいなものを聞くと
やっぱり小さいものの積み重ねって大きな意味合いがあるのかなっていう気はしますね。
例えば積み重ね、スタンプっていろんな種類のものがあると思うんですけれども
林さんがこれまで見てきたスタンプって他にどんなのがあったりします?
お皿の洗い方とかで
妻の要求に達しなかったら
ため息をつかれ
毎回できてねえなみたいなことを言われ
無言でやり直しを始めるとか
これって多分それ一個だけを聞くと
いいじゃんやってくれるんだからとか
そういうふうにも見えるかもしれないですけれども
これを毎回自分が良かれと思って皿洗いやって
毎回ため息つかれてたら辛いと思うんですよね。
これは多分無理だなって思うスタンプの一つだと思いますし
話し合いとかした時に
イライラしているとか
応じてくれない
例えば子供の塾どうしようみたいな話をしようと思っても
毎回毎回忙しいと言って全然取り合ってくれないとか
こういう本当に忙しいし本当に余裕ないのかもしれないけれども
相手にとっては話し合いを拒絶されたとか
そんなふうに感じられてしまうことで
知らぬ間にスタンプが押されている
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なるほど
でもこれ何がスタンプを押される要因なのかっていうのも
結構わからないもんだと思いますよねきっと
いや絶対無理だと思います
押さずに結婚生活過ごすっていうのは不可能だと思いますし
押さないように気をつけようとしすぎると
多分自分のスタンプが溜まっていくと思います
これやったら向こうが怒るかもしれないみたいな
恐怖で毎日生活するってことになると思うので
それはそれで今度こっちが限界来ちゃうんじゃないかなと思いますね
自分のスタンプもあるんですね
溜めないように溜めないようにって気を使っていると
逆に自分がちょっとつらくなって
ポンポン押されていってしまうっていう
そっかぁ
難しいですね
大変だなぁと
でも例えばスタンプっていうお話でどうなんでしょう
それってうまく回避できるものなのかとか
スタンプがなるべく押されないように
僕らが普段気をつけておけることだったりとか
夫婦で取り組んでおくべきことって
何かあるんですかね対策というか
これは実際ちょっと話しながら
なるほどなぁと思ったことなんですけれども
多分ですね何がスタンプかを
全部わかるっていうのは無理だと思うんです
お互いこれまで育ってきた環境も違えば
許容範囲違うと思うので
嫌だなって思うことは絶対あると思うんですよ
なのでスタンプ貯めないように気をつけるっていうのは
相手が嫌がることしないぐらいの本当に簡単な話で
あとはスタンプが
スタンプカードが満杯にならないように気をつける
そのスタンプが嫌な思い出だとしたら
例えば風邪ひいた時に早く帰ってきてくれて
家事全部やってくれたとか
2人の記念日で楽しい思い出があるとかは
スタンプのゴールが伸びる
ゆとりができる方向になると思います
なのでたまらないようにする
スタンプカードがいっぱいになりましたねってならないようにするためには
押されないっていうのも大事なんですけれども
何ポイント必要ですかと
10で離婚しちゃうかもしれない
100必要だったら
10個溜まったってまだ10分の1と
いう感じで向こうが喜ぶことというか
夫婦の楽しい思い出とか
そういうのを作ってスタンプカードのゴールを遠ざけるっていう方が
お互い無理ないんじゃないかなって感じてますね
なるほど面白い
スタンプカードは伸びる可能性もあるわけですね
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楽しい思い出を作るだったりとか
スタンプ1個押させちゃったところに対して
ごめんねっていう風な形でちゃんと改善するとか
そういうので伸びていくんですかね
イメージとしては伸びていくんだろうなと思ってますね
何でスタンプを押されるのかとか
今何ポイント溜まってるのかっていうのを
結構夫婦で話せないから気づいたらもうゴール間近でした
やべえっていう風に世の中のご夫婦は結構なっちゃうのかな
なんて今聞いてて思いました
そうですねそれで言うと本当にご自身でも分からない時があるので
ある日突然溜まっちゃったっていう人も
自分自身でも分からない時はあると思うんですよね
本当に怖いですよねそこは
私もいつ自分のポイントカード溜まりましたと言われるのが怖いですけど
でも一つ気をつけていただきたいなと思うのは
結構男性とかであるんですけれども
喧嘩した後に仲直りしたからスタンプがなくなったんだみたいな発想
これは多分あんまりそうじゃないことが多いのかなと思っているので
仲直りしたとか上手く先ほど言ったように改善するようになったっていうのは
ゴールは伸びるかもしれないけれども
喧嘩したスタンプは消えないよと
多分相手からすればいつまで経ってもあの時こんなことをやったと
改善したとしてもやった事実は消えないので
それはいつまでも残ってしまう
そこが怖いところだなっていう
面白いそっか消せるものじゃないんですね
もう一回ポンって押したからこれはもう残るもので
やっぱりこれをまたそれ以降押させないとか
それ以降のこのマスをとかページをどう増やしていくかっていう風なところ
やっぱりそれができるかどうかというところが鍵なのかなという風に思いましたね
そうですねそっちの方が多分
それだとお互い楽しい思いとかそういうのが伸びる方向に行くと思うので
それはストレスじゃないと思うんですよね頑張ってやろうとしても
押さないようにするっていうのは分かんない地雷原を歩くみたいなストレスなので
絶対その2人でこうやったら楽しいよねみたいな話をやっていく方が
スタンプカードもたまらないし
普通に日常楽しいんじゃないかなと思いますね
ありがとうございます
夫婦関係をスタンプラリーに見立てるっていう考え方をしたことがなかったので
めちゃめちゃ勉強になりましたし
これが夫婦で可視化されてるといいですね本当に
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今押したね押しちゃったよねごめんねっていう風に
本当に見えたらいいなってすごい思いました今
そうですね
私は自分の妻のスタンプカードを見たくないかも
そうですね
怖いですからね
そうですね確かに
今回つまづきポイントっていう風なお話でしたけれども
スタンプラリーを貯めるな僕たちの中にはスタンプラリーがあると
それを貯めないようにとあとはそれを伸ばしていくように
ちゃんと癖づけられてるか習慣化できてるかっていう風なところを
心がけていきましょうっていうところなのかなという風に思いました
めちゃめちゃ勉強になりましたありがとうございました
ありがとうございました