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スピーカー 1
理科っぽい視点で身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間 第655回 そんない理科の時間をお送りいたしますのは、よしやすと
スピーカー 2
かおりです。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
スピーカー 1
今日は3月の天文現象をお伝えします。
スピーカー 2
3月ですね。
スピーカー 1
そうです。
3月ですか。
スピーカー 1
皆既月食があるので、ちょっと皆既月食のことを詳しくお話ししようと思っています。
なのですが、先にちょっとお知らせと訂正を。
まずですね、前回、スターリンク衛星ってたくさん上がってるよっていう話をしたと思うんですけど、
私、いっぺんに100基ずつぐらい上げてるっていう話をしたんですが、スターリンクはいっぺんに上げる衛星数はマックス60でした。
そう。
スピーカー 1
なので、ただ、その60個を立て続けに上げたりするためにもあって。
1回は60だけど、60を3回分とかね、そういう意味?
そうそうそう、とかがあるので、結構たくさん上がっています。
スピーカー 1
あと、位置情報で、このエリアにはスターリンクから電波を送らないっていうか、サービスをしませんっていう地域があって、そうなんですよ。
エリア55とか?
アメリカは全土、あれなんじゃないかな、サービス範囲内じゃないかと思うんですけど、
日本だと、茨城県の石岡市がスターリンクのサービス範囲外になっています。
スピーカー 2
なんで?
あのですね、スターリンクはワールドワイド、世界中に通信ができるっていうふうになってるんですけれども、
スピーカー 1
スターリンクは天文観測や電波通信に影響を与えるところではサービスを行わないっていうのにしてるんですね。
へー、じゃあここには何かがあるんですか、その観測地が。
そうです。石岡にはコクドチリンの大きいパラボラアンテナがありまして、そこを避けてサービスをしているので。
スピーカー 2
別にここだけお金払ってないからダメとかそういうあれではないってことね。
スピーカー 1
全然そういう話ではないです。なのでスターリンクのサービスに、世界でどこで使えますよっていうのがあるんですけど、
それを見ると日本国内の本州の中だと石岡だけ一個だけぽつっと六角形に抜けています。
スピーカー 1
そうなんですよ。とかがありまして、結構自在にオンオフできるんだよねっていうのがあって、
他にもスペインとかドイツでも天文観測をしているところとか、
大きいパラボラアンテナがあって観測している電波の周波数に近いとそこには電波を落とさないっていう工夫がされているようです。
へー。
アメリカでもあるかな。
面白い。
スピーカー 1
そういう電波観測のところにはあるのかなということになっております。
ということで、こちらは訂正でした。
スピーカー 1
もう一つお知らせ。
ポッドキャスト番組名前が聞く新しい理科っていうのを東京書籍の小学生向けの理科の教科書の編集部の方がやっているポッドキャスト番組があるんですけど、
スピーカー 1
実際しゃべってるのは科学系が多いんですが、
ポッドキャスト番組の方が一回一回パーソナリティというか番組を変えて順番にやっていくっていうのをやっています。
聞く新しい理科という番組なんですけど、
こちらのシーズン2の第2回に私たちそんな理科の時間が選ばれましてというか、お呼びがかかりましてお話をしています。
2月25日の配信なので、この番組が配信されている頃には聞けるはずです。
話しているのは、小学生は地動説を習わないということでお話をしています。
今や小学校の低学年でも宇宙とか興味があれば地球は太陽の周りを回っていて、地球の周りに月がぐるぐる回っているよって話を知っているんじゃないかと思うんですけど、
スピーカー 1
一方で今度3月3日は月食なんですね。
日食とか月食とか毎日月の形がどう変わっていくかみたいなやつはなかなか説明するというか、
腑に落ちて理解している人が少ないんじゃないかと思ったりします。
話が先に達成しちゃったんですけど、聞く新しい理科も聞いてみてください。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
あと聞いたらぜひ感想をSNSやらメールで送ってください。
スピーカー 2
送ってください。
はい。東京書籍の人が喜びます。
わほー。
で、月食の話をするんですけど、3月3日は月食ですが、月食の日は必ず満月です。
えー。
えーじゃないでしょ。
ラッキーじゃん。
で、日食の日は必ず新月ですっていうのがあるんですけど、
わー、ラッキーじゃん。
スピーカー 1
かといって、新月だったら必ず日食、満月だったら必ず月食ってわけではありませんというので、
月がどう変わっていくかっていうのをちょっとだけお話をしたいと思っています。
スピーカー 2
はい。
この番組ね、長く聞いてくれてる方はなんとなくお分かりかもしれませんけど、
聞き、なんだろうな、地道説で月の満ち欠けとかね、日食とか月食とか説明するのって、
スピーカー 1
説明はしやすいんだけど、実感としてなかなかね、分かりにくいんじゃないかと勝手に思ってるんですよ。
で、さっき言った小学生は地道説を習わないっていう話があるんだけど、天道説がありますっていう話もしてなくて。
あー、なるほどね。
何が言いたいかというと。
スピーカー 2
いろんな説があるんじゃなくて、もう目の前のものしか見てないわけね。
そう、だから結果的には天道説扱いになっちゃうんだけどね。
基本的な話をしっかり把握してから、抽象的な話に行かないと、やっぱりよくないんじゃないかと思っていて、
スピーカー 1
月の満ち欠けの基本の話をちょっとしようと思っています。
その前に、毎日毎日ね、お日様が東から昇って、日本だと南側を通り過ぎて西に沈んでいくっていうのが、
一日ごとに起こるっていう話から話を始めなきゃいけないんだけど、朝になると、逆か。
日が昇ると朝なのか、朝が来ると日が昇るのか。
スピーカー 1
まあいいや。
どっちが先なんだろうね。日が昇る時間帯は朝っていうのか、ちょっと朝になると日が昇るのか。
日が昇る前から朝じゃないの?
スピーカー 1
そう。何はともあれ、東からお日様が昇りまして、日本のほとんどのところではね。
で、南側を太陽が通って西に沈んでいくっていうのがあります。これいいですよね。
一周すると一日と、ざっくりそんな感じ。
で、月がどうなってるかというと、満月の日っていうのを思い込めてもらうと、
スピーカー 1
満月の日はお日様が西に沈む夕方とか宵のタイミングで、東から月が出てくると、その日は満月なんです。
いいですか?
満月の日は太陽が沈むのに合わせて月が出てくる感じ。
で、月の満ち欠けは、新月っていう日は月が見えなくて、満月って日はまんまるに見えるっていうのがいいですよね。
はい。
それが、新月から満月を通ってもう一回新月になると、だいたい1ヶ月ぐらい時間がかかるっていうのもいいですよね。
はい。
だからそれを月の満ち欠けが一周すると一月っていうぐらいで、
で、昔からこの現象は多分ね、文明で文字を記録する前から多くの人間たちは、
月が丸いなとか、月が半分の大きさだなとかっていうのを毎晩毎晩月を見ながら感じていたんじゃないかと思います。
はい。
で、基本的なこと、新月の日っていうのは月と太陽が同じ方向にあると月が見えないので、その日は新月です。
で、1日経つと月は太陽の動きよりもちょっとだけ遅いので、太陽に遅れをとって月が動くようになります。
いいですか?
はい。
で、7日ぐらい経つと新月から、そうすると半分ぐらいの月が見えます。半分明るくて半分暗いやつね。
これが上限の月って言います。だから新月の日は太陽と月が同じ方向。
スピーカー 1
7日ぐらい経つと上限の月って言って月が半分の大きさ。半分の大きさって半分だけ明るいっていうのが正しいのか。
うん。
で、方向的にはお日様が沈むときにほぼ南の方向に見えます。いいですか?
はい。
もともとというか、新月の日はお日様と同じ方向に月が見えた、見えた?見えない?あるんで見えないんですけど、太陽が沈むのに対して少しずつ月が遅れて太陽を追っかけていくので、7日も経つと4分の1周分だけ遅れちゃうから、太陽が沈むときに真南ぐらいに見えます。
スピーカー 1
あと7日ぐらい経つとまたじわじわ遅れていって太陽が沈む頃に東の東から月が昇るようになります。そうすると満月です。
で、それを過ぎると太陽が沈んだ後少し経たないと月が出てきません。
で、満月から大体7日ぐらい経つと半分の月が、最初に言った上限の月の逆側ね、下限の月って言うんですけど、半分だけ明るい月が見えるんですが、太陽から1周に対して4分の3遅れちゃうんで、ある意味月の方が早く太陽よりも進むっていう感じなので、日の出、太陽が出るときに南に見えて、
月が先に沈んで太陽が追っかける感じになります。で、あと7日ぐらい経つと太陽と月の方向が同じになるっていう感じ。
スピーカー 1
つまり、4週間かけて次は太陽からじわじわ遅れて、4週間で1周分の遅れを取るというふうになっています。
ざっくりね。4週間だと28日ですが、月の1周は29.5日なので、それよりもほんの少しだけ遅いんですが、ざっくり、新月から1週間経つと上限、あと1週間経つと満月、あと1週間経つと下限、あと1週間経つともう1回新月になるっていうのがぐるぐる繰り返すっていうふうになっているので、
日本で三日月が見えるのは、新月から3日後とか4日後で太陽が沈んだ後、太陽を追っかけるように西の空にあって沈んでいくんです。三日月は必ずそうなっている。
必ずですね。
そう。で満月の日は太陽が沈む頃に東の空から月が昇っているっていうのが基本です。
まずは地動説とか天動説の話じゃなくて、日々の暮らしの中でそういうふうに月が満ち欠けしていたり、周期があったりするっていうのを体感していただきたいなと思っているんですよね。
スピーカー 1
これね、今私口で喋ってますけど、何日かというか、今月はちょっと月が見えたら月を確認しようと思って見ていただくと、前日と月がどう動いているかとかっていうのが分かると思っていて、
小学生の理科の教科書にもあるんですけど、何日間かかけて月の変化を見ましょうっていうのがあるんですが、学校の授業って大変だよね。
だって毎日理科の科目があるかどうか分かんないし、月を見ましょうっていう単元のときに曇りの日が多かったら見えないじゃん。
見えないね。
スピーカー 1
なんですが、月は29.5日で一周するから、1年で大体12回とちょっと太陽と月の周回遅れが起こるっていうふうになっています。
なので、見ようと思えば結構見えるはずなのよ。
スピーカー 1
日本だとそうなるんですけど、緯度があんまり高いと。南極とか北極に行くと今の理屈がちょっと合わなくなるので、北極圏南極圏の人はちょっと特別だと思ってください。
さて、ここからが月食と日食の話なんですが、太陽と月が同じ方向に見えます。
スピーカー 1
でも、太陽と月の追っかけっこは全く同じ経路ではないので、追い越すときに太陽と月が重なったり重ならなかったりするよね。
全く同じ経路だったら、新月の日は必ず太陽の手前に月が来るってなるので、そうすると日食になるはずじゃないですか。
でも、毎月日食になるわけじゃなくて、太陽がぐるぐるって回る経路と月がぐるぐるって回る経路はほんの少しずれてるんで、タイミングが合うと太陽と月が重なって見えて、太陽と月が重なるっていうのは日食っていう現象で、地球から見ると太陽が欠けて見えるわけね。
スピーカー 2
大変。
スピーカー 1
日食はそういう感じなので、日食は新月の日に見えることになります。
スピーカー 2
太陽と月が同じ側にあるイコール、本当だったら月は見えないわけだからね。
スピーカー 1
月は見えなくて太陽の手前にあるんで、月が太陽を隠しちゃうと日食になる。
スピーカー 2
重なっちゃうと影として見えると。
スピーカー 1
ここまでは説明が簡単なんですけど、月食になった途端、地球から見て太陽と月が反対方向にあるわけじゃないですか、満月の日はね。
そうすると、太陽、地球、月っていう順番で並ぶから、太陽の光が地球に当たって、その先に月があって、月に届くはずの太陽の光が地球によって遮られてしまうと、満月が明るくなくなっちゃうというか、満月が欠けて見えるんで月食って言います。
スピーカー 2
地球の影ね。
スピーカー 1
地球が作る影の中に月が入ってしまうのが月食です。
スピーカー 2
地球も物体だから影になると。
スピーカー 1
でもさっきの日食までの説明は我々の地球が平だろうと球体だろうと関係なかったんですけど、
月食の話をすると、地球は球体で、太陽と月と相対的な関係性にあるっていうのを説明しないとわかんなくなるんだよね。
そういうことですよ。
ということで、今度3月3日の夕方には地球の影に月が入っていって、本当は満月でまんまるで明るい月が見えるところが地球の影に入ることで暗くなってしまう。
回帰月食、つまり月の全部が地球の影に入って暗く見えるというのが発生します。
今回は回帰月食です。
全部が隠れというわけね。
全部隠れます。
月食の場合にはよく日食で金関食の話が出てくると、
太陽と月とは全然大きさが違うんだけど、地球から見たときの見かけの大きさが大体同じだからっていうのがあるじゃないですか。
だけど月食の場合には全然それはないわけか。
月食のときには地球の影に月がすっぽり入るか、かするか。
すっぽり入っちゃうんだよね。
重なりが弱い場合にはかするだけど、基本は入っちゃうわけだよね。
だから地球の影の方がでかいの?
地球と月は地球の方が直径で4倍くらい大きいので、なので地球の影に。
影の範囲としてはでかいわけだ、月の直径よりもね。
スピーカー 1
そうです。
じゃあ入るときはすっぽり入っちゃって、その金関二色のような金関月食みたいなのはないわけね。
はいです。なので回帰月食か部分月食かになります。
かするだけだと部分月食、すっぽり入ると回帰月食になります。
ということでもう皆さんなんとなく月食の感じはわかりだと思うんですけれども、
月が地球の影に入るのを地球から眺めるっていうのが月食なんだよね。
何難しいこと言ってんだわざわざって思ってるかもしれないけど。
スピーカー 2
私は地球にいます。
何が言いたいかって言うと、月が地球の影に入るタイミングっていうのは地球上どこにいても変わんないわけですよ。
そんなの月が地球の影に入るタイミングなんだから。
つまり月食が始まるとか終わるっていうのは全世界同じタイミングで見ることができる。
スピーカー 1
日食はいろいろ違うって話は今度します。
似てるけど、言葉が似てるのが良くないのかね。
でもほら、太陽から来た光が地球の影に月が入るか、月の影に観測者が入るかなんで似てるんですよね。
現象としては。ただ大きさも違うし、地球上での体験も違うんで何とも言えないんですけどね。
なので日程的には全国一律です。
海域月食、月が全部地球の影に隠れるのは夜8時4分、3月3日ね。
スピーカー 1
3月3日の夜8時4分から。
スピーカー 2
21時4分から。
スピーカー 1
終わるのが夜9時3分、21時3分までが海域月食です。
スピーカー 2
ちょうど1時間ですね。
スピーカー 1
そうですね、です。
で、2本時間のこの夜8時から夜9時ぐらいまで、この間が海域月食なので、この時に月が見えてる地域では見えるけど、この時間帯に月が見えてない地域では月食、海域月食は見られないということになります。
スピーカー 2
地球から離れたところから見て月が地球の影に入っているのは見えるけど、そうか月が見えなければ観察はできないわけね。
そう、つまりヨーロッパにいる人は、この海域月食が発生している時に、真っ昼間なんで月なんて見えないんですよ。なので月食が起こっていても月食の観測はできません。ここまでいいですか?
月食は起こってはいるんだよね、そうそうそこだよね。
で、ちょっとだけ話を戻して、今海域月食の話しましたけど、だんだん欠けていくので、食の始まりというのがあります。つまり駆けに入り始めるタイミングは、夜6時50分、18時50分に駆け始めます。
で、さっき言った夜8時4分、20時4分に真っ暗になります。で、9時3分、夜21時3分に海域が終わって、少しずつ明るいところが増えていって、最終的に22時、夜10時18分に全部が明るくなるという感じになっています。
ということで、じゃあ日本では全部見られるのかっていう話なんですけど、
例えば、西の方では、日本国内でも西の方に行くと、時計は同じでも地球上の場所は違うわけじゃないですか。
だから、多くのところでは月が出始めて、部分食が始まって海域、月食になり、部分月食が終わって南の方に月が行くっていうパターンが多いんですが、
スピーカー 1
西の方に行くと、月がまだ水平線の下にあるときに部分月食が始まってしまうかもしれません。いいですか。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
さっき言った部分食の始まりは18時50分っていう言い方をしました。6時50分ね。
そのときに、月が東の空に出てるかどうかっていう話で、札幌とかはもう20度ぐらいまで近くまで上がってたりするんですよ、月が。
なんですけど、福岡とか那覇の方まで行くと、まだ地平線、水平線ギリギリぐらいなんで、実際には見にくいんじゃないかと思います。
とはいえ、今回の月食は日本各地でほとんどのところで海域の、海域食の始まりから海域食の終わりまで見ることができます。
また多くのところで、東と南の間、南東って言っていいのかな、あたりの方角に見えるので、とても見やすい月食になっています。
スピーカー 2
天気予報次第ってことね、あとは。
天気予報あまり良くないです。
スピーカー 2
あう?
スピーカー 1
はい。
見れないじゃない。
そんで、じゃあ、地球の陰に月が全部すっぽり入ってしまうと、真っ黒に見えるのかというと、そんなことはありません。赤っぽい色に見えます。
スピーカー 2
え、黒くないの?陰に入るけど。
スピーカー 1
陰に入るので暗いんですけど、満月に比べればずっと暗いんですけど、それでも色がついて見えます。
スピーカー 2
なぜ?
これね、月にいると考えてください。
スピーカー 2
私は月にいます。
そうすると、
スピーカー 2
軽いです。
スピーカー 1
地球がね、太陽にだんだん重なってくるわけですよ。
スピーカー 2
月から見ると日食が起きてるわけね。
スピーカー 1
そうそうそうそう、月の人、月にいる人は、日食だ、地球でけぇって思いながら日食が始まるんですよね。
で、自分のところが隠れ始めると、だんだん薄暗くなって、太陽が全然見えなくなる。
月から見て、日食だって思ったときに、地球上で見る月が太陽を隠すタイプの日食は、縁が真っ黒黒でしっかりと太陽を隠すんですが、
スピーカー 1
月から見た地球が太陽を隠しちゃうやつね、の日食は、なんと地球の縁が光ります。
なんでかっていうと、空気があるんで、その空気を通ってきた光が少し散乱して見えますが、
皆さんご存知の通り、太陽が低い位置にあったりすると、夕焼けとかね、朝焼けで赤く見えますよね。
スピーカー 1
つまりその延長で月から見て、地球の周りを、何焼けって言うんですかね、朝焼けとか夕焼けと同じような空気を通った赤い光がほんのり見えるということなんで、
赤いの?
赤いですよ。だって夕焼け、小焼けで日が暮れてじゃないけど、真っ赤だな真っ赤だなっていう歌もあるぐらいで、
通ってくる光が空気の中で散乱して、赤い光が多く残るんで、赤い光が届きます。
スピーカー 2
へー、将来的にね、月にどこでもドアができて、気軽に月旅行に行けるようにやったら、それが見えるってことね。
それが見えます。
スピーカー 2
地球から月を見ると月食だけど、そのタイミングで月から太陽を見ると日食になるわけで、
しかも、太陽自体は地球で完全に隠れるわけだよね。隠れるというか、完全に後ろに行っちゃうけど、大気の散乱があるから、金管日食みたいな感じで、周りにキラキラしたとこが見えると。
キラキラしたという、もう薄赤い光が見えるんですが、逆にね。
それはもうシミュレーションとかがあるわけ?こんなふうに見えるっていうのは。
スピーカー 1
それはどっちの話ですか?月から見た地球のこっちの話。
そしてエセ日食。
スピーカー 1
そっちはそっちであると思いますけど、何はともあれ、我々地球人が現在の海域月食を見ると、赤っぽく暗いものが見えて、
なおかつ、それは火山活動が盛んで、空気の中にたくさん火山灰があると、暗くなったりとかっていうのも観測されています。
だから、海域月食があるときには、どれぐらい月が赤っぽかったか、どれぐらい暗かったかっていうので、
地球の空気の中の塵の量とかっていうのを計測するというよりは、そこの明るさを見ることで類推することができるっていうのにもつながっています。
スピーカー 2
なんと。
別にそれしなくても調べられるよね。
スピーカー 1
もちろん調べられますけど、でも月の赤いところの明るさを調べるだけだったらさ、別に科学的測定器とかなくても調べられるじゃない。
スピーカー 2
色だけで判断できるってことね。
色と明るさね。空気中の塵の量を世界中集めるの大変じゃない。上空まで。
スピーカー 1
っていうので、海域月食のときの月の色と明るさは、そういったものの反映にもなっているっていうふうに考えると面白いんじゃないかと思います。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
はい。ということで、3月3日の夜8時から9時まで海域月食、その前後部分月食になります。
お家の近辺が曇っていて見られない場合は、たぶんライブ中継とかもあるんじゃないかと思いますので、探してみてください。
スピーカー 2
あとはもう天気が良くなることを願うしかないと。
はい。ということで、オープニング長くなりましたが、本編では3月の天文現象についてお話をしようと思います。
スピーカー 2
はーい。
では、3月の天文現象のお話をします。月ですが、3月3日に満月です。
はい。
もう皆さんご存知ですね。オープニング聞いてますから。
えー、そうなんですか?
スピーカー 1
そうですよ。
スピーカー 2
ひな祭りに満月なんて、最先じゃないですか。
スピーカー 1
まあ関係ない気もしますけどね。
えー。
で、新月は3月の19日です。
スピーカー 1
で、月の現象としてはですね、3月の2日、やっぱり8時半ぐらいから9時半ぐらいまでなんですけれども、
レグルスという1等星か2等星か、1年4等星かな?1等星に近い。
違う、これ1等星と言っていいのか。レグルスという星が月の裏に隠れます。
スピーカー 1
レグルス色というのがありますので、気になる方はですね、ちょっと調べていただくといいんですけれども、
これね、場所によって月にどれぐらい隠れるかとか、かするかとか、実はこの地域ではレグルス色が起きないとか。
スピーカー 2
しょくらないとか?
しょくらないところがあるんで。
今回だと日本では北海道とか東北は結構長く月の裏に隠れますが、福岡から九州南の方に行くとかすめる感じになって、沖縄では月には隠れません。
スピーカー 1
3月2日の20時20分ぐらいかな。九州よりも北の地域で見えます。
この星が月の裏に隠れてしまう、しょくというやつなんですけれども、
満月の時に見るよりも片側が暗くて、月の明るくないところから星がビュッて見える、またそこに星がブッて入ってくる方が面白くて、
なんでかというと満月だと星がにじんで消えて、にじんで出てくる感じになっちゃうんですよ、満月に近いと。
見えてないところにも月があるから、いきなり見えてない月から現れるわけね。
だからパッと見は何もない空間からイリュージョンしてくるわけね。
スピーカー 1
月の暗いところからピロッて出てくる方がホッて思うんですけど、また消える方がね。
月がとっても明るいとさ、一等星でも月の手前に来て見えなくなったのか、月の奥に行って見えなくなったのかがパッと見わからないので。
スピーカー 1
こういうなんとかしょくって三等星とか四等星でも発生するんですけど、そうすると肉眼で見るの大変というか、都会ではわかんないんですよ。
なんですけどレグルスは一等星なので、もちろんね、周りが眩しいぐらい明るい街中だとダメかもしれませんけれども、
ちょっと街灯がないぐらいのところまで行けば、3月2日夜8時過ぎに見られるかと思うので、皆さんチャレンジしてみてください。
入るところ出るところしか面白くないんで、裏に回っているときに見ても何も変わらないんでね、そこを気をつけてください。
ちなみに東京の時間帯だけ言っておくと、東京では20時30分に潜入消えます。
出てくるのが東京だと21時夜9時34分です。
ということで珍しいというかね、一等星が隠れるのそんなにたくさんないんでいいんじゃないかと思います。
あとはですね、3月の20日が旬分です。
旬分は3月20日の23時46分が旬分で、この日はお休みになっています。
ここから夏になるってこと?
違います。
夏と春の真ん中ってこと?
スピーカー 1
春の真ん中ですね。この後立夏っていうのがあると夏になりますけど、旬分っていうのは春。
スピーカー 2
立夏と立春の真ん中ってこと?
スピーカー 1
そうですそうです。
スピーカー 2
じゃあもう春半分進んだってこと?
スピーカー 1
3月の20日なんで、まだ今は違いますけど。
スピーカー 2
そろそろ桜っていう時期か。
スピーカー 1
3月の20日も桜ですね、関東だと。
スピーカー 2
そわそわしてる感じか。
そうですね。
なるほど、そうすると確かに旬分でもよかですな。
かおりさんが許してくれるならその日にしたいと思います。
許そうと思う。
で、ご存知の通り旬分とか秋分は地球の地軸が太陽に対してお辞儀もしてないしそっくり書いてもいない。
真横から真横になっている状況なので。
正確に言うと昼と夜の長さが同じになります。
日の出から日没までの時間だと同じ時間帯ではないんですけど、概念的に昼の長さと夜の長さが同じ。
真東から太陽が昇って真西に沈むというのが旬分とか秋分の日になっています。
立春とか秋分みたいな日を起点にして何日目とかっていうこともあったりしますし、
太陽がどの辺の位置に、1年の中でどの辺の位置にあるかというのを表す太陽光景っていう。
景は緯度、景度の景。光は黄色ね。
スピーカー 1
太陽光景っていうのが0度になるのがこの旬分天の日です。
ここから太陽の角度が0から始まりますというのがあります。
スピーカー 1
では次、惑星ですが、惑星はね、実はですね。
あ、彗星見ましたよ。彗星が東方最大離角だったんで2月の上旬かな。
彗星見たんですけど、3月になるといろんな星が太陽に近くて見づらいというか見るのが大変なタイミングです。
まずですね、彗星は3月7日に内合って言って、3月7日に地球から見て太陽と同じ方向になっちゃいます。
スピーカー 1
なのでほぼ見えません。これまで夕方見えたのがどっちかっていうと朝見えるようになります。
で、金星は夕方の西の空、太陽にとっても近いんですけれども、だんだん西の空で宵の明星として見えるようになりました。
なので気をつけて見ていただくと、太陽が沈んだ直後に西の空に明るい星が見えたら金星だと思ってください。
で、火星は太陽から見るとさっきの金星とかと違って反対側にあるんで、明け方の日の出前に見えるかもしれませんが、とても近いのでほぼ見えません。
で、1個飛ばして土星、土星も太陽と同じ方角に行くのが3月26日にゴー、つまり地球から見て太陽と土星の方向が同じになっちゃうんでほとんど見えません。
一方で木星は太陽が沈んだ頃南の空に見えて明るいのでこれ分かりやすいと思います。
スピーカー 1
木星は大きいし、3月はマイナス2等星ぐらいになっているので、金星が沈んじゃった後は一番明るい星になっています。
なので見つけやすいはずです。
スピーカー 2
明るい星が見えたらもしあれはと思った方がいいね。
そうですね。やけに明るい星だったら木星だと思いますし、他の星と比べられるんだったら、どんだけ瞬いているかの差を見ていただきたいと思います。
スピーカー 2
瞬く。
木星はあまり瞬かないので、ちょっと差があるんじゃないかと思いますのでご確認ください。
まあまあ見ごろです。
ということで、太陽に近い状況が多いので、水、金、火、土はなかなか日没直後または日の出直前しか見えないので気をつけてください。
とはいえ、3月8日ぐらい、3月8日の夕方には日没直後、さっきもちょっと言った土星と金星が夕方見えるんじゃないかと思います。
スピーカー 1
3月上旬ですね。なので、3月8日から前後2、3日、だから3月8日を真ん中にした1週間ぐらいですね。
3月1日から、あ、違う、3月4日から11日ぐらいまでは日が沈んだ直後に明るい金星と土星が結構近くに見えるので観測しやすいんじゃないかと思います。
スピーカー 1
一番近くなるのが3月の8日かな、3月の8日。一度よりも近くなるタイミングがあります。
そうすると手伸ばせば届きちゃう感じだね。
スピーカー 1
手伸ばせば届くというか、手を伸ばして指の間ぐらい。
スピーカー 2
サムズアップ、いいねって言ってたね。
スピーカー 1
そう、爪の中に、手伸ばした時の爪の中に土星と金星が両方入るぐらい近づくことがあります。
スピーカー 2
それをネイルに落とし込む感じかな。
スピーカー 1
そこは好きにしていただきたいんですけど、天体望遠鏡でも同じ視野の中に入るかもしれません。
スピーカー 2
拡大しても直るってことね。
はい、というのがちょっとあれかな。
スピーカー 1
なので、無理やりに月と惑星が近いタイミングを言うと、
新月が3月の19日なんですけど、3月の18日に火星とか水星が月に近づいて、
19日に月と土星が近くて、20日に月と金星が近いという形があります。
ほぼ新月の前後で、木星だけ3月の26日に近づくのかな。
スピーカー 1
なので、3月26日は木星と月が近いので、
あと、これじゃなかったっけな。
双子座の中なので、ポルクスとかカストルっていう、どっちだ。
どっちが一等星だ。ポルクスは一等星か。
双子座の一等星、ポルクスと木星と月が3月の26日とか27日に近くに見えるので、
観測しやすいんじゃないかと思います。
3月の25と27は木星と月はちょっと離れちゃいますけど、
3月の26日であれば木星と月がとても近い。
3月の27日だとポルクスと月が近くて、ちょっと離れたところに木星があるという感じになりますので、
この辺見ごろかなと思います。
月は半月ぐらいなので、半分ぐらいかな。
上限の月なので。
スピーカー 2
この日がってことね。
なかなかいいんじゃないかと思います。
スピーカー 2
半月とか三日月とかと明るい星っていうのは見ごたえがあるね。
まんまるの月もいいけど。
スピーカー 1
まんまるの月はとても明るくて魅力的ではあるのですが、
だんだん月を見てると細い月だったり半分ぐらいの月が結構いい感じに見えてくるんだよなって思ってます。
スピーカー 2
写真とか撮るときも月の光に周りが負けないくらいのいい感じの濃さっていうのかな。
スピーカー 1
濃さ。
という感じですかね。
他の星空ですが、日が暮れて夜8時とか9時になると南の空からちょっと西向きのところに冬の大三角が見えます。
なのでオリオン座もだんだん西の空に近くなってくるんじゃないかと思います。
スピーカー 1
木星が明るいですがシリウスも見える季節なのでぜひ木星とシリウスの明るさ比べとかをしていただくといいんじゃないかと思います。
スピーカー 2
シリウスは惑星を除いた中で前天で一番明るい星ですよね。
スピーカー 1
そうですね。太陽月惑星を除くとって感じですね。
月は惑星に入らないのか。
月は衛星なので。
太陽はしかもそもそも惑星でも衛星でもないか。
あれは恒星です。
地球から見える恒星で一番明るいものは月じゃなくて太陽っていう感じがあるんでいいんですけど。
スピーカー 1
冬の大三角っていうのがオリオン座のベテルギウス赤い星とシリウス大犬座とプロキヨン小犬座っていうところの3つが冬の大三角といって
大三角から見えることもありますしオリオン座から追っかける方が楽なこともありますが
スピーカー 1
冬の一等星はこの他にも大牛座や両者座や双子座にもあって六角形に見える冬のダイヤモンドというのを構成することもありますが
今の時期は双子座に木星がいるので冬の大三角と双子座のポルクスっていう間に明るい明るい木星がいるので
逆に木星を目印にして周りの星を探してもいいかもしれません。
スピーカー 2
ただ木星は今の時期はそうだけど毎回いるわけじゃないからねってことだね。
スピーカー 1
そうですね。どんどんどんどん変わっていきます。
スピーカー 2
移り気のある方法でした。
迷う星ですからね。惑星は。
スピーカー 2
迷っちゃうね。迷子の知らせですかね。
でもね、なくなりはしないんだよね。必ず戻ってくる。ただ動きがなんかフラフラしてるっていう感じです。
なんかきっとあそこのお菓子が気になるって言って置いてかれる口だろうね。