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2021-03-08 11:54

13.仕事でやらないと決めていること

自分は悪い人間である。

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こんにちは、レイマシキャスト第13回目です。
今回は、僕が仕事でやらないと決めていること、というお話をします。
このお話をする理由なんですけれども、僕はタイトルの通り、仕事でやらないことっていうのをあらかじめ決めています。
何であらかじめ決めているかっていうと、自分が良い人間ではなくて悪い人間で、こういうことをあらかじめ決めておかないと
不正、ビジネス上の不正に手を染めかねないって本気で思っているからです。
こんな話するのすごく恥ずかしいですし、言うのも迷ったんですけれども、何で自分が悪い人間だと思っているかっていうお話をまずします。
これ30年以上前の話なんですけれども、僕が小学校、低学年の時に宿題のプリントが先生から配られました。
よくある、皆さんも経験あると思うんですけれども、一番前の席の子に先生が人数分プリントを配って書くですね。
後ろの子にどんどんどんどんプリントを渡していくっていう方式で、僕は席が一番後ろから2番目に座ってました。
前の子からどんどんどんどんプリントが配られてくるんですけれども、僕の前に座ってた子がプリントを僕に渡すときにですね、僕の顔を見ずに
バーって配ったから、そのプリントが僕の机の上に乗らなかったんですよ。
僕はその時にプリントを拾えばよかったんですけれども、プリントを拾わずに一瞬で悪い考えが浮かんだんですよ。
僕、明日は宿題やらずに行こう。なぜならプリントは僕に配られなかった。いや、そもそも僕配られたこと知らないし。
しかも、僕後ろから2番目って言ったじゃないですか。後ろにハッタ君っていう友達が座ってて、僕がプリントを受け取ってないんだから、ハッタ君もプリントを受け取れないですよね。
なんで、明日2人で知らなかったって言おうということにしたんですよ。
翌日、宿題を提出してくださいって先生が言いますよね。当然みんな出していくんですけど、僕は出せません。
それはそうですよね。僕はそもそも宿題やってないし、そもそもプリント持ち帰ってません。
でも、後ろのハッタ君もやってないから大丈夫だと思ったら、ハッタ君宿題提出してたんですよ。
あれ?なんで宿題出せんの?昨日配られてなくない?って聞いたら、ハッタ君が配られなかったから、あの後先生のところに取りに行ったよって言ったんですよ。
で、僕その後先生にもしかしたらすごい怒られたのか、全然覚えてないんですけれども、そんな小学1年生とか2年生の子供がつく嘘なんて先生はお見通しだったと思いますし、
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僕はね、30年以上経った今でも、これがすごい辛い思い出として残ってるんですよ。
何が辛いって、自分はやっぱり悪い人間なんだっていう、根本的に。
だってね、小学1、2年生ってピュアなはずじゃないですか。僕はね、別に家庭環境もいい家庭環境だったし、学校生活も楽しかったし、
特に世の中に何も不満を感じなかったんですよ。むしろ楽しいと思ってたし。
そんな人がね、そんな子供がこんな悪いことをするんだって。
しかもね、僕一人だけじゃなくて、後ろの子とか前の子もですよね、を悪者に仕立ててるんですよね。
僕はこの時から、自分は根本的にいい人間ではなく、悪い人間なんだなと思ってます。
あとは、前に読んだ本なんですけれども、無期懲役犯がいる刑務所でインタビューをした話なんですけれども、
無期懲役犯で一番多いのが強盗殺人犯だと。
そもそもこの強盗殺人犯って、もともとはアキスとか狙って、そこで窃盗をしようと思ってたのに、
たまたま被害者とかに見つかって殺人をしてしまったと。
みんなが言うのがね、殺すつもりなかったのに、俺に見つかったのが悪いとか、抵抗したから悪いとか、
自分が殺しておいてね、人は自らの不正を正当化すると。
人はって言い方おかしいな。こういう悪い人もいると。
本質的に僕もこの人たちも変わらないんじゃないかと。
僕が悪いのに配られなかったのが悪いとか、後ろの人も共犯にしてしまうとか。
物の大きさが違うかもしれないんだけれども。
なので、僕はね、もちろんちゃんとしてる人もたくさんいると思います。
こんな僕みたいに宿題をちょろまかすみたいなことをしない人もたくさんいるわけで。
なので、僕は自分が30年以上前からもともと根本的に悪い人間だし。
ただ、これは変えたいと。やっぱり僕もいい人間でいたいし、そうなる努力をしたいっていうことで、
やっぱりそれをね、続けてたらそれが習慣になっていい人間になるんじゃないかと思ってね。
なので、最初からビジネス上とか、プライベートとかでもそうですけれども、
やらないって決めてることがいくつかあります。
今回はその中でビジネスのお話をしようと思います。
はじめからやらないって決めておくことで、そういう不正に手を染めたりっていうことがなくなるので。
あとはモラル的な話もね、含めてですけれども。
まず最初に言いたいのが、僕今このポッドキャストでも何回かお話ししてると思うんですけれども、
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クライアントさんの広告の運用とか出向のお手伝いをしているっていうお話をしました。
広告って売り上げに直結するところなので、やっぱりね、どうやったら売れるかっていうのが分かるんですよ。
例えばどういうキーワードで広告を出したら商品が売れるとかっていうのが一番近くで見れるし、売れていく様子も見れるんですよ。
例えばね、僕のクライアントさんがラーメン屋さんをやってるとします、新宿区で。
もし別のラーメン屋さん、新宿区でやってるラーメン屋さんが僕に仕事を依頼してくると思うとしますと。
そうしたら僕はその競合他社さんである他のラーメン屋さんに対してどうやったらお客さんが来るかっていうことを簡単に教えられるんですよ。
そうすると僕の元々のお客さんと新しいお客さんでどうしても利益が競合になってしまうじゃないですか。
僕はどうやったら売れるかとかどうやったら人が来る方法かっていう方法を2社とも知ってるんで。
それはあらかじめやめようと。
なので僕は契約書にお客さんと契約するときに同業他社、同じエリアで同業他社さんが来た場合は僕は必ず断りますっていう契約書を結んでます。
もちろんそんなことは書かなくてもいいしね。
いちいち契約書にしなくてもそんなの常識だって思われる方いるかもしれないんですけども、
僕は悪い人間なんでそういうことはちゃんと明記しようとしてます。
言わなかったらわかんないです、お客さんにも。
他の会社さんの広告やってるとかっていうのはバレないです。
ただ僕はもう小学校1年生の時みたいな思いをするのが嫌なので、ちゃんとそこは筋を通そうということで、
今この広告のお仕事をしてるときにはね、同じエリアの競合他社さん、もし仮に仕事のオファーがあったとしても断ります。
実際に僕はお断りしたことはあります。
受けてたら会社としては利益が上がりますけれども、やっぱりいい人間でいたい。
自分が悪い人間だっていうことを知ってるからこそいい人間でいたいということで、僕はお断りしてます。
あとは会社の会計上不正をしないっていうことです。
2020年はコロナがあってね、どの企業さんも大変だったと思います。
新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金、不正持久っていうのが去年たくさんありました。
僕もともと自分の会社って沖縄で設立して、沖縄で創業してるんですよ。
沖縄でも大規模な不正持久っていうのがあって、この持続化給付金って簡単にもらえるんですよね。
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簡単にごまかせる。
売上げなんて簡単に数字をいじるなんて簡単なんですよ。
僕もやろうと思ったら簡単にできます。
けれどもそれをやってしまったら僕はまた悪い人間に戻ってしまうし、そういうことはしたくないということで、
これはよく不正持久だけじゃなくて、会社でよくある節税とか、節税ならまだいいかもしれないけれども、
例えば脱税とか、なるべく税金を払いたくないとかっていう気持ちも分かるんですけれども、
僕はポッドキャストの何回目だったかな、8回目でお話ししたと思うんですけれども、
初めての海外留学の思い出ということでニュージーランドに中学2年生の時に行かせてもらいました。
これも全て税金でいってるわけですよ。
あと僕は20代前半ですごい大きな病気をしました。
とんでもない医療費かかってます。
こういうのも全部税金とか、そういうもので自分はたくさん恩恵を得ているので、
税金をあんまり払わないみたいなことって僕としてはすごい恥ずかしいというか、
そんなめちゃくちゃお金を稼いでるわけじゃないんですけれども、
ちゃんと自分が仕事をしたら税金を払う。
それが自分がやってもらったことの恩返しだというふうに考えてるんで、
すごい切れ言のように聞こえるかもしれないんですけれども、
僕は自分が悪い人間だっていうことを自覚してるからこそ、
いい人間でありたいので、やらないことっていうのを決めてるし、
綺麗に生きたいです。
なんかちょっと今回暗くないですか、話が。そんなことないかな。
自分では明るく話してるつもりです。
ただこうやって自分が悪い人間だっていうことを告白するのは結構恥ずかしいというか、
辛いものがありますけれども、これが自分自身だし、
自分に正直に生きていきたいのでね。
それはすごく難しいことだし、難しいことだけれども、
やっぱり自分自身に正直に生きていかないと、
また何十年後かにあの時の自分が嫌だとかっていうことをまた思いたくないんですよね。
この小学1年生の嘘ついた話を今でも覚えてて、今でも引きずっているっていうのは嫌じゃないですか。
なのでその時の経験をいいものに変えたいので、
僕はもうあらかじめやらないことっていうのを決めてますっていうお話でした。
ちょっと今回いつもと違ったテイストのお話になったと思うんですけれども、
今回も最後までお聞きいただいてありがとうございます。
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