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はい、みなさんこんにちは。RaisePLAN たけだと申します。
本日は、2025年1月28日火曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
いつも聞いただきまして、本当にありがとうございます。
本日のトカチは、トカチバレということで、非常に青空が、青々とした青空が広がっているというような状態になっておりますが、
みなさんいかがお過ごしでございましょうか。
全然話は関係ない話なんですけど、
CPDS 講習って聞いたことあります?
もしかしたら土木の人だったら馴染みがあるのかもしれませんが、
この建築に関してはあんまり馴染みがなかったなということで、
先日ですね、メールをいただきました。
CPDS 講習とかってやったらいいんじゃないですかっていう提案だったんですよ。
その人は別に何ってことではなく、たけだのやっている研修だとか、
そういう配信を見て、この人これに合うんじゃないみたいに思ってくれたんじゃないかというふうに思われます。
いつもYouTubeを見ていただいている方からの連絡だったんですけども、非常にありがたいなというふうに思いました。
全然知らなかったんです。僕はですね、そんな言葉も全く知らずですね、
何だろうなと思って調べてみたら、どうやら総合評価制度の中でというか、
技術者が一定の技術力をキープしているということが大事だと、
継続的に学んでいくことが大事だというところから、
年間にこのぐらいはみんな受講してくださいねみたいな仕組みの中で、
CPDS 講習というものがあるんだそうです。
1回講習を受けますと、いまいち仕組みがわかってはいないんですが、
一定のユニットというのが付与されるんですね。
例えば1つの講習を受けると、この講習は4ユニットですとか6ユニットですみたいな感じで、
ユニットが付与されて、年間に60ユニット獲得したら、きちんと受けましたねということで、
認定が得られるみたいなことなので、60のユニットを獲得するために、
いろんな分野の、例えば最先端テクノロジーとか新しい技術とか安全だとか、
そういうところについての技術者としてキープし続けなきゃいけないところを、
ちゃんと勉強し続けていきましょうねという仕組みらしいんでございます。
全然知らなかったんですが、確かにそれは建設業界を盛り上げるという意味では大切なんですが、
なんでこの方が僕にお話をしたのかというと、その講習がわりとつまらないんですって。
退屈なんですと。だから武田の方でしゃべったら、少し面白い講習なんじゃないんですかみたいな話だったんです。
だからまずは僕の話ぶりというのを一定評価していただいたというのは非常にありがたく思いますし、
僕がやったら楽しくなるんじゃないの?みたいなふうに思っていただいたその気持ち、
少しでも答えられたらいいなというふうに思いまして、前向きに検討したいと思うんですが、
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ただ僕は建築屋なもんですから、まだ建築分野ではCPDS講習ってあまり一般的じゃないんですよ。
これからもしかしたら広がっていくのかもしれませんが、だけど、うーんという感じですね。
だから土木の分野でもしそういうことができたらいいなというふうに思ったりしますので、
これからもう少し深く調べて、何か皆さんわかりましたら教えていただきたいですし、
これから共有していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは本日もスタートしていきますが、皆さん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
本題に入る前に少しだけお知らせさせてください。
この度、現場ラボでは現場政府コードという革新的な商品を開発しました。
これはいつもの緊急乗車教育用のステッカーの裏側にQRコードを記載したもの。
これに変えるだけで手間を増やさずに現場の安全管理を確信できるツールです。
事故が起きた際にはステッカーを剥がしてQRコードをスキャンするだけ、
それだけで緊急情報に即座にアクセスが可能になります。
命を守り迅速な対応が可能になるだけではなく、
創意工夫として公共工事でのアピールにもつながると思います。
詳しくは概要欄のURLからウェブサイトをご覧いただき、ぜひ導入を検討してみてください。
それでは本編をお楽しみに。
皆さんこんにちは。ライチプラン武田と申します。
鉄骨像の方がRCよりも早く終わるなんていう話を聞いたことないでしょうか。
最近、新人研修での若い方たちに、
なんで鉄骨像の方が早く終わるんですか?というふうに聞かれるんですが、
正確に言うと早く終わるわけではないんです。
今回はですね、特に若手、新人の方たちに対して、
なぜこういうふうに言われるのか、
どういう理由があるのかというところをちょっと分かりやすく解説させていただきたいというふうに思いますので、
ぜひ最後までご視聴いただきまして参考にしてもらえればなというふうに思っております。
今回のテーマは、RCよりもS像の方が早く終わる理由ということでお話しさせていただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は北海道のディバデネコンで建築の従業員と現場監督を17年間やり、
その後独立起業した私竹田がですね、建設業界の底上げになるような、
そして皆さんのスキルアップにつながるような、そんなお話をしておりますので、
ぜひ最後までご視聴いただきまして、ぜひチャンネル登録フォローの方よろしくお願いいたします。
はい、ということで改めて進めていきますが、
RC像、鉄筋コンクリート像はね、通称RC像というふうに呼ばれますが、
このRC像はなぜ時間がかかるんでしょうか。
そしてS像、鉄骨像を通称S像というふうに呼ぶんですが、
この鉄骨像はなぜ後期が縮まると言われているのか、
そこをですね、ちょっと紐解いてお話しさせていただきたいと思います。
結論からお話ししますが、結論はどちらも大した変わらないんです。
ここをね、まずは吐き違えないでいただきたいんですが、
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基本的に建物を作るプロセスで鉄で作ろうが、鉄筋コンクリートで作ろうが、
基本的にかかる時間というものは変わらないんです。
でも鉄骨像の方が早く終わるって言われますよね。
それはなぜですか。
現実的にS像の方が後期を短縮することができるというのは事実だからなんですよ。
なんかちょっと一見ね、矛盾したように聞こえるかもしれませんが、
わかりやすく解説させていただきます。
まず鉄筋コンクリート像を思い浮かべてみて欲しいんです。
まずはですね、掘削をしてね、基礎を作ります。
その上にもう一度墨出しをして、鉄筋を組んで型枠を付けて、
コンクリートを流し込んで固まるまで待ち、型枠を外して、
という風にして、毎フロア上がっていくことになるんです。
もちろんですが、図面を渡してから、例えばね、鉄筋を加工して持ってこなければいけないですし、
型枠を加工して持ってこなければいけないという意味で、
拾い出しとかその加工の時間に、当然時間は取られます。
取られて現地に運んできたら、そこからまたね、
現地で組み立てなければいけないという作業がありますので、
すごく時間がかかっているように現地でもね、見えるんです。
だって現地でね、実際墨を出して、鉄筋を組み立ててやっていくその様を、
ずっとね、管理していかなければいけない。
現場監督の身からすると、現場で起こっているその出来事っていうものが、
分かりやすく全てになりますよね。
だから、すごく現地で時間がかかっているように感じるというところなんです。
どのぐらいの間隔なのかというと、規模にもよるんで一概には言えないんですが、
一般的なマンションでいくと、通常は2週間1フロアという風に言われまして、
2週間ごとに1階ずつ上がっていくっていうのが、
そんなに大きくない規模のマンションなどかビルであれば、
そういう風な形になるかなと。
もちろん規模がでかくなればなるほど、人数もたくさん入ってきますし、
2週間で上げるということはなかなか難しくなっていきますが、
それでもですね、現地で数週間数ヶ月かかっていくというのは事実なんです。
じゃあ、一方鉄骨像はどうなのかというと、
現地にね、プラモデルのように鉄骨が運ばれたら、
パタパタパタッと組み立てていき、
実際現地で起こっている出来事というのはすごく少なく感じるんです。
現実にどっちかと日程を比較すると、
現地での日程を比較すると、
鉄骨像の方が早く組み立てが終わりますし、
RC像の方はいろんな作業工程を経て進んでいかなければいけないという意味でも、
やっぱり時間がかかるのは事実なんです。
じゃあ、僕が一番最初に言いました。
どっちも大して変わらないんですよって言っているその理由は何なのかというと、
僕らから目に見えないところで作業をしているかどうかというところなんです。
もちろん鉄筋だとか型枠っていうのも、
加工場で加工している部分は僕らには見えない部分はありますが、
でもその多くは現地で組み立てられ、
コンクリートを流し込む作業を実際にするわけじゃないですか。
じゃあ鉄骨像はどうかというと、
鉄骨像自体はコンクリートを流し込んだりみたいなことを現地でするわけではなくて、
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そのほとんどを工場で終わらせているんです。
要するに僕らが杭を打ち、掘削をして、
木育てとかを作っている。
その最中に同時進行で、
工場ではもう製作がどんどん進んでいるということになるんですよ。
現地に運ばれた時には、
もうこことここを接続するだけで大丈夫ですからねっていうような状態の
プラモデルのような格好で運ばれてはくるんですが、
でもその前段階、
僕らが現場で違う作業をしている時に、
工場ではちゃんとその工体を作るべく、
たくさんの作業工程が進んでいっているところが、
僕らには見えないんです。
だから実際に現地に運ばれた時には、
本当に組み立てるだけですよという状態まで持っていってるんですが、
一方その前段階では、
もちろんRC像と同じくらい、
たくさんの作業工程を経て、
その形が出来上がっているんです。
簡単に言うと、RCというのは、
現地で1から10まで全部作られるのに対して、
鉄骨像、S像というものにつきましては、
その工程が基礎だとか杭だとかの方に
ぶごっと重なっているような格好になりますので、
結果としてトータル日数は大した変わらないんですが、
だけどRC像の方が現地でやる時間が長い。
S像の方は現地でやる時間を少なくするために、
先に作っておいているんですよね、みたいな感覚になるんです。
だからRC像よりもS像の方が早く終わりますという感覚というのは、
現実的には間違いのない話なんですが、
でも実際の日程はと言われると、
そんなに大きく変わりません。
鉄骨は発注してから来るまでに2ヶ月もかかりますし、
2ヶ月も3ヶ月もかかりますし、
そこから加工して、切り出して、組み立てて、
溶接をして、うんぬんかんぬんというのを延々とやり続けていく時間は、
2ヶ月も3ヶ月もさらにかかるんです。
でもその工程、実際には現地でRCの時には、
RCが1から10までその格好を組み立てたとか、
現地でやっている時間が少なくなるのがS像であり、
RCは現地でやる時間が長くなる。
だからこそ全体の工具としては、
RC像の方が現地で作る分だけ長くなっちゃうんです。
一方、S像の方は現地で作る分をぐっと圧縮して、
現地では組み立てしかやりませんという状態に持っていっているので、
S像というのは現地では早く終わるということで、
後期短縮に役に立つんですという。
そういうからくりがあるんだということをですね、
理解していただければと思います。
そこから考えていくと、
現場監督の仕事としては、
RC像と鉄骨像どっちが大変ですかってよく聞かれるんですが、
どっちも大変です。
ただし、S像の方が早い段階で加工を着手していかなければいけないということを踏まえていくと、
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着工時点での忙しさを考えたらね、
やっぱりRCよりもS像の方が圧倒的に忙しいというふうに思いますが、
ただ、実際現地での作業というのはパタパタと組み立てていくような、
そんな感じに僕らには見えますので、
だからこそ現地での作業というのはRCの方がかなり大変。
長丁場になっていくと。
だけど一方、スタート時点での大変さでいくと、
RC像よりもS像の方がすごく大変なんだということも、
少しだけ付け加えさせていただきまして、
新人、若手の現場監督に対して、
S像とRC像の大枠の工期の違いみたいなところを今回お話をさせていただきました。
ぜひ参考にしてみていただければというふうに思っております。
ということで、本日も最後までご視聴いただきまして、
本当にありがとうございました。
こうやって工事のこともたまにはきちんと話していきたいなというふうに思っておりますので、
ぜひ気になる方はチャンネル登録、フォローの方をよろしくお願いいたします。
またね、いいねとかコメントなど書いていただけますと、
僕の励みにもなりますので、そちらの方もぜひぜひよろしくお願いいたします。
はい、それでは本日は以上にさせていただきます。
また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。