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鉄たび漫遊記 第23号 出発進行
毎度ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄王と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語るポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
みなさん、こんにちは。
鉄たび漫遊記、パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
まだまだ残暑厳しいですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
早いものでね、もう9月です。
今年もですね、あっという間に3分の2が終わってしまいましたね。
毎年毎年、1年が早く感じるのは、年のせいなのでしょうかね。
今年前半はね、新型コロナウイルス感染が拡大して、
いろいろとね、大変な時期があったんですけども、
この閉塞感のある日々ですけども、
今年も残り3分の1は何もなく平穏な年末を迎えられるといいですよね。
さて、今回は前回に引き続き、北部九州の鉄旅の後半をお話したいと思います。
2日目のですね、阿蘇駅に到着してからの続きと、
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最終日、3日目の別風温泉と臨時特急の川蝉・山蝉・伊佐風呂新平に乗車してきましたので、
そのお話をしたいと思います。
ということで、今回は俗、北部九州満遊記と題してお話したいと思います。
では、詳しくは本編で。
では本編です。今回は前回第22号に引き続き、
俗、北部九州満遊記と題して、8月7日から8月9日の日程で、
九州北部の熊本・大分・福岡を巡ってきた時のお話の続きをしたいと思います。
前回第22号では、8月8日の2日目のほうひ本線全線開通当日のですね、
観光特急阿蘇ボーイに乗車して、阿蘇駅に到着したところまでお話ししましたね。
今回は阿蘇駅からのお話をしたいと思います。
今回の旅でどうしても阿蘇で行きたいところがあったので、阿蘇駅で下車し、
レンタカーで目的地へ向かうことにしました。
その場所とは、阿蘇三陸の南阿蘇村にあります、地獄温泉、清風槽という温泉宿です。
清風槽はですね、2016年4月の熊本地震の被害を受けて営業休止をですね、
余儀なくされたんですけども、復旧にですね、向けて動いている最中の2016年6月、
地震から2ヶ月後にですね、土砂災害の被害を受けてしまいました。
その被害によりほとんどの建物が被災してしまい、壊滅的な被害を受けてしまいました。
現在は本館のですね、玄関部分以外は全面的に改築、改装しまして、
今年2020年の営業再開を目指してですね、復旧工事の真っ最中なんです。
先行でですね、昨年の4月から日帰り温泉としての営業を再開してましたので、
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ぜひ行ってみたかったので、今回立ち寄ることにしました。
清風槽にはですね、雀の湯という露天風呂があるんですけども、
こちらがですね、湯船の底から玄関が湧いて出てくる、玄関かけ流しの濁流なんです。
湯船はですね、ぬるめの湯と厚めの湯ということで、2層の湯船があるんですけども、
こちらはですね、一応渾浴となっているんですけども、
こちらの水着やですね、ゆもみ着などが必須となっておりますので、
もし入浴の際にはですね、水着を持参するとかですね、またゆもみ着がレンタルでありますので、
そちらをですね、借りるなどをしていただければ入浴できます。
こちらの清風槽、雀の湯のですね、営業時間は午前10時から午後5時までとなっています。
定休日は水曜日となっています。
入浴料金なんですけども、大人がですね、税込1200円、貸しバスタオル付きになってるんですけども、
子供はですね、税込600円となっています。
先ほどお話ししましたゆもみ着のレンタルなんですけども、
男性用トランクス、女性用ワンピースともに400円となっています。
こちらのですね、選出は単純賛成用温泉となっております。
以前からですね、こちらの清風槽さんには、地震の前からですね、何度かお邪魔していたんですけども、
地震後ですね、営業休止ということで、なかなか来れなかったんですけども、
ようやくですね、久しぶりに来ることができました。
建物なんかはですね、以前とですね、変わってしまったんですけども、
この露天風呂、雀の湯は以前と変わらない素晴らしい良いお湯でした。
再びですね、宿泊の営業が再開しましたら、ぜひとも泊まりに来たいと思っています。
再び阿蘇駅に戻りまして、阿蘇駅からですね、熊本初別歩行きのですね、
九州横断特急に乗車し、別歩へ向かいました。
この九州横断特急もですね、ほうひ本線全線開通に伴い復活した特急列車なんですね。
そうしまして、九州横断特急は別歩駅に無事到着しまして、
その後、路線バスでですね、神奈川温泉まで行きました。
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その日の宿はですね、神奈川温泉にとっていましたので、そちらで夕食をいただいたんですけども、
それがですね、地獄虫というですね、温泉の噴気、蒸気を利用した虫料理をいただきました。
食材はですね、豚肉や手羽先、ゆうとうエビ、それに野菜でさつまいも、とうもろこし、もやし、それに生卵とおこわをですね、
ザルに盛りまして、温泉の噴気、蒸気が出ているところにですね、そのザルをセットしまして、
蓋をすることによって食材をですね、蒸すんですね。だいたい時間で5分から6分ぐらいだったんですけども、すぐ出来上がるんです。
これがですね、蒸気によって蒸されている甘みが増すんですかね。とてもですね、美味しく蒸し上がってまして、
もうあっという間に食べきってしまいました。たくさんの食材があったんでね、もうお腹パンパンで、その夜はですね、旅の疲れと満腹感でぐっすり寝ることができました。
そしてですね、翌日、8月9日、とうとう旅行の最終日、3日目となりました。
ベップでは、ベップ温泉郷ならではの温泉を3つほど巡ってきました。
一つ目はですね、神奈川虫湯です。神奈川虫湯はですね、鎌倉時代の1276年に一遍承認によって開かれたと言われる温泉です。
温泉と言いましてもですね、温泉の蒸気が充満した石室にですね、石装と呼ばれる薬草を敷き詰めた和風のサウナなんですね。
こちらの入浴方法なんですけども、素肌にですね、浴衣を着まして、蒸気が充満した石室に入ってですね、
ふわふわの薬草の上に横たわります。そうするとですね、すぐにですね、汗が吹き出しまして、
なんとも言えない発火のような薬草の香りに包まれながら、10分ほど入ります。
10分経ちますとですね、隔離員さんが声をかけてくれますので、石室からですね、出て浴室でですね、浴衣を脱いで汗を洗い流して、
あとはゆっくり湯船に浸かって、ほっこりさっぱりして温泉を味わうことになります。
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そうですね、思いっきりですね、汗をかいたので、気分爽快というかですね、普通の乾式のサウナと違って、
蒸気で蒸されるような形の温泉ですので、サウナですので、普通のサウナが苦手な方でも入りやすいと思います。
神奈川蒸し湯のですね、営業時間は朝の6時半から夜の8時までとなっています。
定休日は第4木曜日となっています。祝日の場合はですね、翌日となりますので。
入浴料金なんですけども、蒸し湯が520円、あとですね、貸しバスタオルが210円、レンタル浴衣が220円となります。
選出はですね、蒸し湯がですね、単純温泉となります。浴槽の方はですね、ナトリウム塩化物線となります。
続きまして2つ目はですね、地獄巡りの観光スポット、坊主地獄の隣にあります日帰り温泉施設、神戸温泉に行ってきました。
この神戸温泉なんですけども、鉱石の甲に泥と書いて神戸と言います。
こちら神戸温泉は、いわゆる泥湯の温泉でして、泥湯と言ってもですね、サロッとしたお湯なので、残念ながらですね、泥パックなどはできないんですけども、
こちらの入浴方法としましては、温泉のですね、温度がですね、非常に高く43度もあるんですね。
ですのでこちらは、短い入浴時間を繰り返しながら入るということになります。
ですので入浴の際はですね、5分くらい使ったら10分から20分くらい休憩をするというパターンはですね、3回から4回繰り返せば十分かと思います。
こちらの神戸温泉の営業時間は、3月から11月の春、夏、秋は朝8時からお昼の12時まで、冬場の12月から2月はですね、8時15分から12時となります。
定休日は木曜日で元旦もお休みとなります。
入浴料は大人が900円、子供は700円となります。
選出は単純温泉となります。
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営業時間が午前中の4時間だけですので、入浴に伺う際には十分注意してください。
こちらのですね、営業時間が短いのはですね、営業後99度の源泉で浴槽に注ぎ入れてお湯で殺菌をするために営業時間が短いそうです。
さて最後3つ目なんですけども、こちらは別府駅の近くにありまして、そうですね徒歩で10分ぐらいのところにあるこちらも日帰り温泉施設、竹河原温泉です。
竹河原温泉は1879年明治12年に創設された歴史ある温泉なんです。
こちらの名前の由来なんですけども、初めに建築された当初はですね、竹屋根吹きの建物だったんですけども、その後河原吹きに改築されたので竹河原温泉と呼ばれるようになったそうです。
現在の建物はですね昭和13年に建設されたもので特徴は正面のカラハフ作りの豪華な屋根が特徴的ですごく立派なんですね。
威風堂々とした姿は別府温泉のシンボル的な温泉と言ってもいいかと思います。
こちら竹河原温泉の名物といえば砂泳ですね。もちろん普通の浴槽もあるんですけども、砂泳というのは温泉の水分を含んだ砂の中にですね、全身丸ごとすっぽり埋まる入浴方法でポカポカの砂の中にですね、全身が埋まっているとですね、どんどん体から汗が吹き出てきましてとっても気持ちいいんですね。
砂泳といえばですね鹿児島県のいぶすき温泉が有名ですけども、こちら別府温泉郷の竹河原温泉でも砂泳を楽しむことができます。
こちら砂泳温泉なんですけども営業時間は朝の6時半から夜10時半までとなっています。砂泳は朝8時から9時半までの営業となります。
定休日は年中無休ですけども、砂泳はですね3ヶ月に一度、第3水曜日が休みとなります。
入浴料なんですけども、普通の湯船だけでしたら110円となります。砂泳はですね、1050円となります。
洗浄は普通の浴槽は男湯がナトリウム、カルシウム、マグネシウム、塩化物、炭酸水素、塩泉となります。女湯はですね、ナトリウム、炭酸水素、塩泉となります。
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砂泳の方はですね、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、炭酸水素、塩泉、塩化物泉ということになります。今回がですね、この3つの温泉に入ってきました。
ベップはですね、全国でも有数の温泉の町なんですけども、ベップ8島と言われるように、8種類の温泉郷がありまして、色々な選出、色々なタイプの温泉を楽しむことができます。
何度もですね、ベップには訪れてるんですけど、毎回色々な温泉が楽しめて、温泉好きにはたまらないところですね。さて温泉巡りを終えて、いよいよ今回の旅の3つ目の目的である臨時観光列車、川蝉・山蝉・イサブロ・新平に乗車するために、
ベップから特急ソニックに乗りまして、小倉駅へと向かいました。ここで、川蝉・山蝉・イサブロ・新平について説明しますと、川蝉・山蝉なんですけども、熊本人吉間の鹿児島本線、日察線を運行する観光列車で、
2017年平成29年3月より運行開始した観光特急列車なんです。車両はですね、キハ47系の2両編成で、車両のデザインはJR九州の車両デザインでおなじみのミッドオーカイ・エイジさんが担当されています。
1号車には川蝉の相性が付けられていまして、車体の色や座席の色は熊川ブルーを基調にした青となっています。2号車は山蝉の相性が付けられていまして、車体の色や座席の色は森の濃いグリーンを基調にした緑色となっています。
車内にはリクライニングシートやカウンター席、ボックス席、ソファー席などが配置されていまして、1号車の連結面よりにはカウンターテーブルがあったり、2号車にはショーケース、ビュッフェ、また山蝉ベンチシートなるものが設置されています。
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こちら、山蝉ベンチシートはですね、幅の広いソファー型の座席で、2号車が指定席の列車の場合、山蝉ベンチシートを利用するということで、別途指定席料金に210円を加えた料金が必要となります。
車内のインテリアはですね、自然の香りと温もりを感じられる車内スペースを目指しまして、各所にですね、ひとよし、クマさんの杉やヒノキ、またヤツシロさんのイグサを使用しています。
あ、そうそう、ノレンなんかがね、車内にあるんですけども、こちらもですね、ヤツシロさんのイグサが使用されていました。
さて、続きまして、イサブロ新平について説明しますと、こちらはですね、帰殺船のひとよしから松吉間を運行する列車として、1996年、平成8年3月から運行開始した列車で、
2004年、平成16年からは現在の専用車両として観光列車としての役目も果たしています。
下り列車のひとよしから吉松間はイサブロ号、上り列車の吉松からひとよしは新平号として別々の名称で運行されています。
この列車名の由来はですね、人物名に由来してまして、イサブロはひとよし吉松間が建設された当初の提審大臣山形イサブロさんに由来します。
新平は同区間開業当時の鉄道員総裁であった後藤新平さんに由来した名前となっています。
車両はですね、キハ47系とキハ140系の2両編成で、車両デザインは川蝉山蝉と同じく水戸岡英二さんが担当されています。
車両の色はですね、古代漆色、深い色の赤ですね。で、塗装されています。
内装はですね、木材を使用した温かみのあるデザインで、座席はですね、一部を除いて固定式のクロースシートとなっています。自由席のみがロングシートとなっています。
キハ140系のですね、中央部にはですね、共有スペースとして窓を大きく取った展望席も設置されています。
川蝉山蝉・イサブロ神兵なんですけども、本来は被殺戦を走る観光列車なんですけども、
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今年7月の大雨で被殺戦が被災し、長期間の運休が見込まれますので、
被殺戦応援企画として臨時観光列車として川蝉山蝉とイサブロ神兵を連結し、博多文字交換を運行することになったのです。
ということで、今回は川蝉山蝉・イサブロ神兵が連結し、本来なら走らないルートを走るということで、今回はですね、一部ですけども、小倉から博多館を乗車しました。
小倉駅のホームではすでにですね、川蝉山蝉・イサブロ神兵号が入線していまして、たくさんの方が写真撮影をしていました。
川蝉山蝉はですね、私初めて乗車したんですけども、それはもう嬉しかったですね。めちゃめちゃ感動しました。
早速ですね、乗車するとですね、車内はウッディーな温かみのある雰囲気ですごく落ち着きのある車内でした。
私はですね、2号車の山蝉のソファー席を指定席として取っていましたので、早速席へ向かいました。
座席はですね、窓側を背にした状態で座るソファー席で、座席の前には折りたたみ式のテーブルが設置されていました。
通路を挟んで向かい側にも同じようなソファー席があったんですけども、今回はですね、終点の博多まで誰も乗車してこなかったので、十分車窓を楽しむことができました。
そうですね、北九州の工業地帯や福岡市の市街地の車窓もですね、とても良かったんですけども、できることならですね、やはり熊川の車窓を見ながら乗ってみたかったなと感じました。
ここらから博多までの乗車時間は1時間と22分だったんですけども、あっという間の乗車時間でした。
次に川蝉山攻めに乗車するときは、ぜひとも視察船を走る川蝉山攻めに乗ってみたいと思いました。
ということで、前回22号と合わせてですね、お話ししました北部九州満遊記はこれにておしまいとなります。
駆け足でお話ししたんですけども、どうでしたかね、十分北部九州の鉄サビの魅力をお伝えできたか不安なんですけども、いかがでしたでしょうか。
視察船熊川鉄道の被災は本当につらい出来事だったんですけども、でも悲観的にならずに熊本地震から4年と4ヶ月で復旧したほうひ本船のことを考えたらですね、
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希望を持って復旧をですね、心持ちにしたいと思います。
さて、そろそろお時間となりましたので、今回はこの辺にしたいと思います。ではエンディングです。
ではエンディングです。今回の俗北部九州満遊記のお話はいかがでしたでしょうか。
久しぶりに訪れた熊本だったんですけども、いろいろとね、考え深いことがですね、多く本当ありました。
熊川の氾濫による災害、熊本地震からようやく復興したほうひ本船。
現地にですね、赴いて直接この目で見たことはですね、非常にですね、今後のいろいろとですね、考えないといけないことに役立つのではないかと思います。
やはりですね、百聞は一見にしかずということですよね。
それでちょっと気になったことがありましてですね、ほうひ本船の前線開通のニュースなんですけども、全国版の新聞やテレビのニュースの扱いがですね、小さかったり、またはですね、全く流れない扱ってないんですよね。
それもですね、全国版のNHKニュースなんかを私が見る限りなんですけども、ほうひ本船前線開通のですね、ニュースはですね、確認できませんでした。
当然ね、地元の熊本県の新聞やテレビニュースなんかでは大きく扱われたと思うんですけども、全国版の新聞やテレビニュースの扱いが小さいっていうのはやはりですね、マスコミの中心が東京なんだなということでつくづく思い知らされました。
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熊本地震からの復興というのはね、まだまだ終わってないんですけども、全国的にはもう過去の話なのかもしれませんね。これからもですね、この番組では地方のですね、鉄道に関するニュースなどは扱っていきたいと思いますので、皆さん今後ともよろしくお願いいたします。
さて、この番組では皆様からのご意見や感想をお待ちしています。
アップルポッドキャストやグーグルポッドキャストのレビューや鉄旅まんゆうきのブログのコメント欄、またツイッターにハッシュタグ鉄旅まんゆうきとつけてツイートしていただければ番組内で紹介させていただきます。
では今回はこれにて終了したいと思います。また次回をお楽しみに。それでは失礼いたします。
長らくのご乗車お疲れ様でした。まもなく終点に到着いたします。
くれぐれもお忘れ物のないように、今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。ではまたのご乗車を心よりお待ちしております。ありがとうございました。