映画『ピース・バイ・チョコレート』の紹介
ラジオリリコノ。こんにちは、中山るりこです。
今日は、7月28日、月曜日。週末もとても良いお天気でした。
土曜日は、仕事絡みで自主上映会をやっていました。
他にも、いくつか用事があって、一日中、朝から晩まで外出していました。
日曜日は、お客さんがあって、ということで、今日は久しぶりにデスクで真面目に仕事をしていました。
さて、土曜日に上映した映画なんですけども、ピース・バイ・チョコレートという名前の映画です。
レバノンの難民収容所施設にいたシリアの難民が、受け入れ先としてカナダに引っ越すんですね。
新しい人生を始めることになって、カナダの地方都市に移り、現地の人の尽力で地元にだんだん受け入れられて、チョコレートの事業を起こしたっていう、
そういう事実を元にした映画です。
ノンフィクションムービーですね。
見た目が全く違う、言葉の通じない相手を次第に受け入れていく住民とか、
同じチョコレートの店を元々街で開いている人との軋轢だとか、
イスラム社会の家父長制度、それから父とは違う職業に就きたいって思っている子どもとの葛藤とか、
家族愛とか友情とか、いろんなテーマが詰まっていたので、
見る人、それぞれの見る時期ごとにそれぞれ心に残ることが違いそうだなっていう作品でした。
わたし自身は日本の難民政策っていうのを受け入れ状況とかにとても興味が湧きました。
先日の参議院議員選挙の時にも、難民だとか移民だとか、いろんなことをSNSで見かけました。
難民排除とか、それから移民排除と思えるような発言もあって、ちょうど関心を持ってたとこだったんですね。
紛争地だとか、正常不安定な国から日本にやってきて難民申請をする外国人というのは、毎年1万人以上いるそうです。
その中で日本政府が難民として、公式に受け入れ認定するのは年間20人から25人ぐらい。
それ以外の人たちは他国を目指したり、それから日本国内に滞在して再申請をしたりとか、裁定待ちをしている人というのもたくさんいるそうです。
3年ぐらい前にロシア・ウクライナの戦争で、日本は600人以上のウクライナ難民を正式に難民として受け入れました。
毎年20人から25人しか受け入れられないという、その中で待っている人たちはどんなふうに感じたのかなと思いました。
正式に入ってきた人というのは、仕事をしたり、就労したり起業したりということもできるんですけれども、
待機の人というのは、それから申請の通過待ちみたいな人たちは就労も起業も禁じられています。
だから同じ国の出身の仲間に支援してもらったりとか、そんなことしかできない。
多分とても不安だと思います。
私がもし国を逃れて全く違う国へ行くとしたら、多分親類だとか、それから元々の友人のつてだとかで、
特に日本語が通じるという国がそんなにあるわけではないと思いますので、
言葉の通じない国でも力になってくれそうな人がいるところへ行こうとすると思います。
だから彼らもそうやってやってくる。
そうすると言葉も顔立ちも自分たちとは明らかに違う人たちが一つの場所に集まり始める。
それが元々住んでいる人には、なんか怖いなってなるのは当たり前だと思います。
日本でもそういうふうに一つの国の人たちが集まって住んでいる地域というのはたくさんありますよね。
古くは中華街だとか、それから新大久保に韓国の人たちが集まっていたりとかね。
もし移り住んだ土地にふるさとの味っていうのがなければ、そこでレストランを始める人もいるかもしれないし、
それから食材も売られるようになったり、それからニュースを交換するような場所ができたり、新聞が発行されたり、
もしかしたら学校ができるなんてこともあるかもしれません。
地元の学校に入ったとしても、PTAの運営なんて結構大変なんだろうなと思います。
そういうことを考えると、日本は難民だとか移民だとかにあんまり慣れてない、
グローバルに人が動くってことに慣れてない国なのかもしれません。
大体、移り住む人たちも、もともと植民地だった国では、
公用語が英語だったりフランス語だったりスペイン語だったりってとこも多いので、
もともとはヨーロッパを目指す人が多かったんじゃないかと思います。
私は知る限りでも、1980年代にはヨーロッパの移民の問題っていうのがニュースで流れてきていました。
映画の中でも、カナダからアメリカに入ろうとした主人公が国境でテロリストっぽい扱い、
テロリストと疑われる、疑われるっていうような扱いを受けるシーンが出てきます。
自分たちの安全を守りたいって思えば思うほど、異なるもの、分からないもの、
よく知らないものっていうのは排除したくなるっていう、
のは当たり前なんだと思います。
日本の現在地っていうようなことを考える機会になりました。
蕎麦の食事体験
なんかちょっと真面目な話をしましたね。
昨日のご飯。
昨日は知人がやってきまして、お蕎麦を食べようっていう話になり、
カンカンデリの中を世田谷区上北沢のスーパーに行って、
お蕎麦を食べようっていう話になり、
カンカンデリの中を世田谷区上北沢の蕎麦切り騎士というお店に行きました。
お昼時だったんで、特に蕎麦前でお酒なんていうこともなく、
私は日清の冷やかけ蕎麦を頼みました。
知人は穴子天精露を頼んでましたよ。
このお店は店内の石薄でひいた蕎麦粉で、
手打ちで細切りで、とてもきりっとした細打ちのお蕎麦っていう。
とても美味しいです。
私の頼んだ日清の冷やかけは、
磨き日清を使った香味野菜たっぷりのお蕎麦だったんですが、
磨き日清を自分のために戻して煮てっていうのはなかなか手間なので、
メニューにあるとついつい頼んでしまいます。
ガラスの器に入ってて、とても涼しげ。
お野菜もシャキシャキして、シャキシャキしてって香味野菜なんですけど、
みょうがだとか大葉だとか、おネギだとか、
キュウリだとか、かいわれ大根が入ってたかな。
そういう香りのお野菜をたっぷり使った日清の冷やかけ、すごく美味しかったです。
真夏の季節におすすめです。
さあ、今日はこのへんで終わろうと思います。
ラジオリーコの3回目をお届けしました。
ではまた。
じゃあね。