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2023-07-31 37:03

第126回 4つの物語から浮かび上がる真実「トラスト ―絆/わが人生/追憶の記/未来―」エルナン・ディアズ 著

【今回の紹介本】 ■『トラスト ―絆/わが人生/追憶の記/未来―』エルナン・ディアズ 著 井上里 訳 早川書房 https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015442/ 一九二〇年代、NY。金融の寵児、アンドルー・べヴルをモデルにした小説『絆』が出版されたが本人はこれに猛反発。反駁として自伝を秘書に代筆させる。その後秘書は当時の回想録を記し、数十年後、アンドルーの妻の日記を発見する。ピュリッツアー賞受賞作 是非お聴きください! 【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】 声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【番組へのお便りはこちらから!】 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ会員募集中! 】 毎週土曜日朝7時に配信! 無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットした部分を聞いて頂ける内容になっております! 有料版は我々2人に対しての応援・支援をしたい!という想いを持って頂ける人を対象に、月額500円のサブスクをご用意。ささやかな御礼として編集後記という配信後の感想などをお送りします。なお、こちらに有料登録して頂いた方々を我々はサポーターと呼ばせて頂いております。 どちらも theLetterというニュースレター配信サービスを使わせて頂いております。最初は無料購読登録から始まりますので、是非気になった方はまず無料登録を! ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://radiocatwings.theletter.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ※登録されると確認メールが迷惑フォルダに入ってしまう可能性がございます。すべてのメールをご確認ください。 ※もちろんサポーターとしてご支援頂かなくても、Podcastを聴いて頂けるだけでも本当に嬉しいです。 【文学ラジオ空飛び猫たちとは】 硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ 京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ 文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、 読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます! 毎週月曜日朝7時に配信しています。 【SNSでご投稿ください】 番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください! よろしくお願いします! ■twitter ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ■Instagram ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/radiocatwings/?hl=ja⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ■Gmailでも受付中です bungakucafe.catwings@gmail.com ■ダイチ「小説家が好き!の会」 Twitter ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/welovestory ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Instagram⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://www.instagram.com/booklogd/?hl=ja⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ■ミエ「羊をめぐるカフェ」 Twitter⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://twitter.com/hitsuji_meguru ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Instagram ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/hitsujiwomeguru.cafe/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ #本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック


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1937年に発表され、ベストセラーとなった小説「絆」
ある大富豪の夫妻を描いたこの作品だったが、この夫妻には別の記録が残されていた。
四部構成からなるこの小説は、ふことに全く違う印象を与えてくる、読み手を揺さぶる読書体験が待っている。
2023年、ピューリッツア賞を受賞したエルナン・ディアズのトラストを紹介します。
どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。
この番組はいろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするポッドキャストです。
パーソナリティは私、ダイチとミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
今回紹介するのは、エルナン・ディアズのトラスト・絆・我が人生・追憶の木・未来という作品になります。
井上佐藤さん役で、早川書房から2023年に出版された本になります。
こちらですね、まず何を思っても伝えなきゃいけないのは、2023年ピューリッド大賞を受賞した作品となってまして、
かなり翻訳が早く出た作品だなという印象があります。
で、これ結構ニュースというかなんて言ってるのかな、まあツイッターかなんかで私知ったんですけど、
翻訳されまーすみたいな感じで紹介されていたのか、誰かが言っていたのかちょっとうろ覚えなんですけど、
とにかく見た瞬間にこれは読まなくてはいけないと強く感じたのを覚えていて、
まあ発売されてちょっと経ってしまったんですけれども、読んでみたらですね、こんな間違いない一冊久しぶりに来たなと。
久しぶりでもないんですけど、結構紹介している本ですごいの多いなと思ってるんですけど、
いやこれは結構すごい本また来たなとちょっと思いました。
普通に面白いなと思ってたぐらいで読み進めていったら、徐々にですね、この小説の仕掛けに気づいていき、ちょっと成立した一冊です。
各方面が絶賛されているのですね、うなずきり一冊ですね。
いやすごい小説でしたね。今の段階では今年読んだ本の中でもうナンバーワンですね。
いやそれぐらいやっぱりそう、これはすごいってなりましたし、
もう本当さすがピューリッチャーソー撮った作品だなって本当に思いましたね。
これの作品はさっき大地さん仕掛けに気づいてって言われてましたけど、やっぱこの構成が本当すごいなって思いましたし、
あとその小説の文体もですね、すごい広派な文体なんですけど、でも難しくなくて結構読んでいける文章。
でイメージとしてはですね、僕はストーナーを読んでいた時とちょっと近い感覚は感じましたね。
なんかすごく真面目な話というか広派な内容でもあるんですけど、
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でも本当次が気になってどんどん読んでいって、読んでて苦にならないって気になって気になって、
どんどん読んでる時間がすごく幸せな時間になっていくというような、それぐらいすごい良かったですね。
本当ですね、それは間違いないですね。確かにちょっと広派ですね。そこはもう俺意識してなかったけど、広派だわ。
いやーでもこれはちょっとどう紹介していくか難しい面もあるんで、ちょっと頑張って紹介していきたいなと思います。
そうですね、ではまず著者のエルナン・ディアズさんの紹介を軽くしたいと思います。
この方は1973年にアルゼンチンで生まれて、その後スウェーデンに移ってニューヨーク大学で博士号をとらえてという方で、
デビュー作は2017年に発表した作品で、日本訳でまだ日本語訳は出ていないんですけども、
こちらデビュー作もピューリッチャー賞とかですね、フォークナー賞とかの最終候補になって、そこですごく注目を集めたというですね、
そのような経緯の方ですね。で本書が2作目で、ニューヨークタイムズのベストセラーになったりですね、
オバマ大統領が絶賛したりとかですね、2013年のピューリッチャー賞のフィクション部門を受賞したり、
いろいろな賞を取ったり、いろんな賞の候補になったりとかっていう話題作になったというね、
ちょっとこれからもすごいこのエルヴァン・ディアスさんを追いかけたいなと思いましたね。
うん、すごいの量産しそうだ。
そうですね、前の亡霊の地図の時も天才作家が現れたと思ったんですけども、
ただね、またすごい天才がいるなって本当に思いましたね。
すごいですね、これはね、ちょっと今日は本の話を厚めにしたいんで、もうどんどん行きましょうか。
ここからですね、ちょっとあらすじの紹介を移っていきたいと思います。
1920年代ニューヨーク、投資家ベンジャミン・ラスクは冷徹無慈悲な読みでニューヨーク金融界の頂点に登りつめる。
一方、妻のヘレンは社交界で名声を欲しいままにするが、やがて精神に病を起き出す。
一世を風靡した夫婦の批判の富の代償とは一体何だったのか。
こうして1937年に発表され、ベストセラーとなった小説・キズナ。
しかしここに描かれた大富豪夫婦には別の記録も存在していた。
キズナへの反駁として大富豪が勧行しようとした辞典、我が人生。
我が人生を代筆した秘書の回想録、追憶の記、そして大富豪の妻の死後発見された日記、未来。
夫婦を全く異なる視点から描く4編を読み進めるうち浮かび上がる真実とは。
ちょっと長くなりましたが今のがあらすじとなりまして、
この4つの物語というか記録というか、それから成り立っている1つの小説ということですね。
そうですね。結構時代設定が基本的には1920年代ぐらいの設定の話が、
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ちょっと部によって違うんですけど多いので、少し昔のニューヨーク。
もう100年ぐらい前なのか。
そうですね、ちょうど。
考えるとちょっと金融の歴史みたいなところも触れていく感じはあるんですけど、
あまりその辺は気にせず読める作品ですね。
じゃあちょっとこの作品について具体的に話していきたいと思います。
私のほうから少しこの作品のポイントみたいなのを伝えていきたいなと思います。
まずあらすじで今感じたと思うんですけれども、これは4つの部に分かれているんですが、
その部から各部の語りが違くて、そこからやがてある真実が浮かび上がってくる。
この夫婦金融業界となり上がっていた夫婦のある事実、真実というのが浮かび上がってくるという構成になっています。
この構成がやっぱり素晴らしくて、読み進めていくうちにだいぶ飲み込まれていくところですね。
語り手が違うんですけれども、同じ夫婦について語っていて、
それぞれの見解というか嘘というか伝えたいことみたいのが違うので、内容が結構そこが出てきます。
そして最終的に明かされる真実、これも真実かどうかもしかしたらわからない可能性があるんですけれども、ある真実が明かされると。
この構成はめちゃくちゃ計算されていて、おそらく読者がこの時どういう風な印象を持って、
何を感じているかというのをだいぶ計算されて書かれているなというのがあって、
おそらくこの構成を味わうだけで、この本の素晴らしさは8割ぐらいは味わえるんじゃないかなと思います。
次のポイントは、この構成もそうなんですけど語りの部分ですね。文体の部分です。
4つの部とも全く語り手が違うので、文体や語り方というのが変わってきます。
それによって全く違う物語を味わっているような気分になりますが、しかし同じことを語っているというところですね。
で、小説よくいろんな視点に分かれる小説あると思うんですよ。
ABCDっていう登場人物がいたら、最初Aさんから始まってBさんの視点になってCさんの視点になっていくみたいな、
そういう小説よくあると思うんですけれども、これはですね、言ってしまえばそれと同じではあるんですけれども、
文体とか語り口が結構ちゃんと変わってくるんで、全く違う小説を読んでいるような感覚になります。
これは本当この文体語り語を変えて、その登場人物、語り手、書き手に合わせている作品で、
これによってですね、めちゃめちゃ揺さぶりもかけられるので、あまりない読書体験ができるなと思っています。
最後にお伝えしたいのが、金融小説的なものでもあるんですけれども、
そういう金融の知識がなくても、どんどん読み進めることができる小説ですね。
あんまり難しい話は出てきません。
ただ、20世紀初め、この1920年代、金融は結構激動だったところではあるんですけれども、
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この辺りですね、なんとなくそういう時代だったんだなという認識さえできていれば、全く問題なく読めていける作品です。
まず伝えたいのはここですね。
そうですね。今の4つの構成の中で、まず最初の第1部が「絆」という小説の1小説なんですけれども、
これのクオリティがものすごくてですね、個人的にはこの第1部の「絆」で満足、結構すごいクオリティなんです。
この「絆」読んで、第1部読んで満足できたら、この小説はほぼほぼ読んだに等しいのかなと思っていてですね。
小説なり小説と分かっていて読むんですけども、本当にそこにほんとのめり込んで、
それが作中作とは思えないような感覚になっていったんですね。
そうなると作者の思う壺で、どんどん2部3部4部とはより揺さぶりをかけられる。
それを成り立たせるのはやっぱりこの第1部のクオリティの高さかなとは本当に思いましたね。
普通に小説として面白いんだよね。
めちゃめちゃ良かったですね、第1部。
すごく丁寧に書かれている印象もあったし。
そうそうそう。途中でね、2部以降かな。
「絆」という第1部は三流作が書いたデタラフな小説だったのをめっちゃけなされるんですけど、
とはいえすごい作品だなって。
読み進めているうちに分かるけど、第1部ほぼ嘘じゃんっていうか、
それが分かった時の、ちょっと今ネタバレになっちゃったけどあれだけど、
この画が別に普通に読み進めていけば味わえる画家なんだけど。
たぶんいくら前提知識を持っていても、第1部をしっかり読んでいったら絶対実注にはまるなと思いますんで。
ですよね。だからそこの揺り戻しがすごすぎるというか、
えーってなっていく。
あとはね、やっぱり人物の魅力とかもやっぱりあるんですが、
これまた後でストーリーのところで話していくと思うんですけど、
今回もう伝説的な本当にアメリカの金融王みたいな人が主役として登場してくるんで、
自分が住んでる世界から遠すぎるとかですね、
全然関係ない人の話なんじゃないかって思うかもしれないんですけども、
そういうのを差し引いてもすごくまた魅力的な人物造形がされていてですね、
ここもなんかあんまり気にならなかったですね。
よくよく考えてみると金融の話だし、しかも金融で成り上がった人の話だしとかって思ったんですけど、
そこの距離感というかですね、このところは、
これは本当個人差あるかもしれないですけども、
普通に引き込まれましたね。
じゃあちょっとストーリーをいきましょうか。
ストーリーがある程度頭にないとですね、
ちょっと我々がこれから話すことを伝わらない可能性があるので、
ちょっとストーリーを、すごい大枠ですが、いきたいと思います。
まず第一部、絆。これは今出てきたとおり小説内小説ですね。
ここではベンジャミン・ラスクという男が父の遺産を継ぎ、
それを元でに金融業界で成り上がっていき、
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そしてもういわゆる彼が優雅ままに金融業界が動くので、
神のような存在へと昇りつめていく様が描かれつつ、
同時にヘレンという女性も描かれていきます。
これ1人称じゃなくて3人称ですね、全て。
2人はですね、ヘレンという女性も結構どういう女性かというのが細かく描かれるんですけれども、
ちょっと割愛すると2人は出会ってすぐ結婚して、
お互いを打たれ捨てにしていきます。
ただヘレンは精神的な病に陥ってしまい、
無茶な治療が原因で亡くなるという状況になってきますね。
そのショックからかベンジャミンの投手の腕は落ちたように世間には移って、
ちょっとですね、彼の金融手腕というのが鈍って、
あまり当てることができなくなるような状況になっていったようです。
でもベンジャミンは淡々と仕事を続けていくというところで終わっていきますね。
打って変わって第2部、我が人生、これは1,2章の時点で語られる辞典ですね。
これを読み進めているうちにこの辞典の主、アンドル・ペブルという人物なんですけれども、
ベンジャミン・ラスクと第1部のベンジャミン・ラスクと重なってくるので、
2人は似てるなということに読み手は気づいていきます。
これはおそらくベンジャミン・ラスクのモデルとなったアンドル・ペブルの辞典なんだと気づいていきますね。
絆とは細部が違っていき、話は結構違った方向に行きます。
特にヘレンですね。ヘレンのモデルとなったミルドレッドというアンドルの妻ですね。
アンドルの妻は正直全く違う印象を持っていきます。
絆のヘレンは意志が強いが、ちょっと精神的に脆いような印象がありました。
けれども、この我が人生のミルドレッドは献身的に夫を支える慈愛に満ちた印象。
すごく良い妻の印象を持ちます。
ただ、病に伏せるのは同じなんですけれども、この我が人生ではミルドレッドはですね、
ガンで亡くなってしまいます。精神を病んだというわけではない形ですね。
これは全く違いますね。
そして第3部、追憶の記。
これはですね、アンドルの秘書であったアイダという女性が書いた手記のようなものです。
日記みたいな感じかな。
で、これによりですね、アンドルの我が人生のゴーストライティングをしていたことが悪化されます。
このアイダという女性が実は書いていたと。
で、なぜアンドルは辞典を必要としていたのか。
それはですね、キズナと呼ばれる小説があまりにも嘘ばかりで、真実を自ら示す必要があると思ったから、という流れになっています。
特に妻であるミルドレッドに関する記述は許せないものが多数あり、怒りを燃やしている。
なかなかこのアンドルはですね、結構冷酷というか、強い男なので、
キズナという小説を書いた小説家をですね、もう小説が書けないような状況に追い込んでいたりしますね。
アンドルはですね、アイダにミルドレッドの言葉をこう書くようにと細かく指示を出していきます。
で、それもやはりアイダからするとですね、ミルドレッドの実態からは離れていくように感じていました。
やがて時は経ち、アイダがですね、全くもうこのアンドルと全く変わらなくなってから時間が経って、
この夫婦が残したものが美術館となったカラーの屋敷で公開されることを知り訪れる。
そこからですね、アイダはいろいろこの夫婦のことを再度調べて、ミルドレッドが残した日記を発見するというところで、第3部は終わります。
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第4部がですね、この日記未来の内容ですね。で、この中でミルドレッド本人から自分のことやアンドルのことが語られるという流れになっています。
だいぶちょっとネタバレを配慮しながら話すとこんな感じかなっていうところなんですけれども、
この構成だけ見てもですね、だいぶ面白さは伝わるんじゃないかなと思うので、
全く4つの部から違う話が繰り広げられるが、語られるのはこのアンドルとミルドレッドのことというところですね。
で、ここであのちょっとタイトルの持つ意味を少しお話ししたいんですけど、
トラスト、この意味をどう取るとかっていうのは、もしかしたらやや読者に委ねられているところがあるかもしれません。
基本的にはこのトラストという言葉はですね、作品の中で出てこないんですけれども、
基本的には信頼とか、金融の信託かなっていう意味も込められているっぽいんですけれども、
基本的には信頼なのかなというところだと思います。
で、やはり人は何を信頼して自治とするのか、それが結構大きなこの作品のテーマではあるのではないかなと思っているので、
割かしストレートにこの小説の意味を反映しているタイトルだなと感じましたね。
確かに、読み終えると信頼って何だろうって結構考えましたね。
ちょっとそこがね、どこをよりどこにしていいのかっていうのがかなり揺さぶられる内容なので、
なかなかこのタイトルの意味を含めて上手い小説だなと思いましたね。
でも結構壮大なやっぱり話だなと思うんですね。
4部でそれぞれの視点があって、それをすべて読み終えて一つの話が浮かび上がってくるという形になるので、
そこでちょっと読み終えての感想ですね。
読んだ後どう思ったかっていうところだと、僕は結構寂しさと救いっていうのが同時に浮かんでいきましたね。
ちょっとネタバレに配慮して具体的には話さないんですけども、
まず寂しさっていうところでは、やっぱり僕はもう第一部がすごい良かったんで、
そこのインパクトがかなり強烈にあったので、一部の主人公、ベンジャミン・ラスクですね。
伝説の金融王になっていくような人なんですけども、この人が結構魅力的にやっぱり最初書かれていて、
このベンジャミン・ラスクっていうすごいこんな魅力的な人物がいたんだって、
だからそこのすごいワクワク感ですね、その人の人生の意味の。
それを感じて、でも4部まで読んでいくと、やっぱりフィクション、
世の中の魅力的なところとかって結構フィクションなんだなっていうのを感じたりしてですね。
だからそこの寂しさってすごいありましたし。
なるほど、そういう寂しさなんですね。
そこの寂しさです。
でも一方で救いっていうところではですね、
これもやっぱり語り手が4部、4つの章で違っているので、
やっぱりその語り手によってまた新しい人物像が出てきたり、
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新しい人物というか、それまではちょっとこの弱い人間として描かれた人が、
実はすごい偉大な人間だったとかですね。
なんかちょっとその読んでいる人の評価を覆すようなことがたびたび起きたりして、
なんかそういうのでやっぱり真相っていうのが見えてくると、
それによって救いに感じるようなところもあったので、
なんかすごい複雑な感情が自分の中にもありましたね。
最後まで読むとね、ちょっとね、こう人物像の揺らぎがすごいから。
そうなんですね。なんか複雑な心境にはなると思いますね。
まあちょっと、そうですね。
ラストから感じたことはもう最後もうちょっと膨らませて話していきたいなと思っているので、
ちょっと他のところちょっとお話ししていきたいなと思います。
まあちょっと他印象残った点なんですけれども、
ざっくり大枠の話をしたので、ちょっと人物について触れていきたいなと思うんですけれども、
一部は今三重さんが言った通り、このラスクすごい人物が現れたなっていうところ。
まあとにかく彼の成長過程とかが結構丁寧に描かれるので、
まあこれもでも妄想なんですけど、
描かれるので、いや天才が現れたみたいな感じで描かれるんですけど、
まあヘレもですね、幼少期のことから描かれるので、非常に繊細だけれども自由を求めていた。
母と父に抑圧されながらも自由を求めていた人物とっていうのが描かれてきますよね。
そうですね。結構この、なんか作中作なんですけど、
その人物のすごい人生観とか哲学とかっていうのを描いてて、
結構面白かったんですよ。このラスクという人が、
なんかお金に対して何でそこまで引き込まれていったのかっていう、
なんかその、やっぱり金融というかですね、
お金の歪みっていうのがやっぱりあるみたいなんですけども、
そういう金融やっていくと、そういう歪みに見せられていたとか、
ラスクにとって投資とは一体何なのかとかですね、
そういうのが語られていて、
それを読むだけで、ラスクってこういう哲学を持っている人なんだってすごく伝わってきますし、
あとヘレもすごい子供の頃からの人生の歩みがあるんですけども、
ちょっとしたヘレンがですね、旅をしている時に写真を、
写真屋さんで写真を撮られた、ちょっとしたシーンとかもあるんですけども、
そういうのがすごく生き生きと描かれていてですね、
単純に小説がいいというかですね、
第一、それでね、ラスクヘレンの人物造形は、
すごいどっちも生き生きと描かれているなっていうのが、
これはすごい印象的でした。
そうですね。2部はですね、割と我が人生ということで、
アンドルーの視点描かれているんですけど、
これもですね、なんか書きかけ感がすごいあって、
たぶんこれ、あとでちょっとなぜ書きかけになってしまったかっていうのはわかるんで、
ちょっと置いておきますと、
途中でね、ここではこういう技術をちょっと加えたいみたいな、
メモみたいな感じも全部残っている感じで、
逆にそれを読んでいるとき、俺なんか信用してしまうっていうか。
そうですよね。
21:00
そう、第2部の書きかけ感がなんかすごく信用につながってて、
俺の中で、そっか、こういうことがあったのか、みたいな。
そうですね。で、あと第2部のいいところが、
そういう書きかけなんで、だからちゃんと全部説明されてなくて、
だから読むのが楽なんですよね。
そうだね、確かに。
第1部に比べると絶対第2部の方が飽きが来るかもとは思うんですけど、
内容的には。ただそこをうまいことね、
読者がそこまで読まなくても済むように配慮された、
これも見事な設計なのかなと思いながらちょっと読んでましたね。
そうだね、結構ね。
逆に第3部はですね、この話、この夫婦の話からは、
ちょっと離れたところから始まったり、離れた話が多かったりするんで、
急に全く違う話になるというか、
最初ちょっと俺、あれこれちょっとなんか無駄な話多くね?とか思ってたんですよ。
でもあのね、この秘書になる間、
なぜどうやって秘書になっていくのか、どうやって秘書試験を合格したのかとかって話とか、
面白かったし、お父さんですね、今ちょっとお父さんと二人暮らししてるんですけど、
結構お父さんがヤバめの人で、その父との関係、その愛憎ですね、
の辺りとか、あと恋人がいたんですけど、ジャックという男との関係とか、
この辺りもですね、要はこの本筋とは関係ないんですけど、結構楽しめて読める。
最初ちょっと、あれなんか無駄な話始まったなぁとか思ってたんですけど、
読んでいくうちに結構この辺りも面白くなってくる。
結構ドキドキしたりするシーンがあって、
ここもですね、一部二部とは全く違うテイストの楽しみがあって、面白かったですね。
いや、このアイダっていう人は結構生まれが貧乏で、
お父さんと二人暮らしなんですけど、お父さんとの関係がまた良くてですね、
そんなにだがどうやって就職をしていくのかっていうところとか、確かに良くて、
僕正直第3部は普通に面白くて、一気に読んでいきましたね。
そうですよね。第3部は結構ね、また面白いですよね。
4部は4部でまたね、全く違う感じになるんで。
そうですよね。
個人的にはあとちょっと面白かったなと思っているのは、
人物以外のところで言うと音楽ですね。
これアンドリューとミルドレッドはもうどんどんお金が入ってくるので、
結構一部も二部も三部もそうかな、この二人が事前活動、
芸術に対して投資したっていうことは描かれるんですけれども、
なんかその感覚がちょっとずつですね、どの部でも違っていて、
これもちょっと面白いなと思う。
多分やってる行為自体、表出されてる行為自体は変わらないんですよ。
その芸術家のためにお金を寄付しているっていうのは変わらないんですね。
特になんか音楽みたいなところが語られるんですけど、
なんか一部ではですね、この夫婦を音楽が結びつけたみたいな、
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この家庭内のすれ違いを音楽が結びつけてくれたみたいな描かれ方がするし、
二部ではですね、妻のために音楽が好きな妻のために音楽体を、
もう動けなくなった妻のために居屋敷に呼んでとかっていう感じで、
どっちかっていうと、自分はそこまで好きじゃないけど、
妻のためにみたいな。
三部になると、おそらくこれアンドル音楽分かってないんじゃないかみたいな話が出てきて、
結構ですね、なんか段階があってちょっと面白かったですね。
この辺も本当に性によって受け取る印象全然違うところがね、やっぱり。
音楽もそうですね。いいですよね。
うまい使い方してるなと思いましたね。この音楽というポイントを。
そうですね。でもやっぱりちょっとずつやっぱり伏線みたいな。
振り返ると本当にちょっとした伏線みたいなものが四部読むと、
ちょっとしたその違和感みたいなところが伏線になっていたんだとかですね。
ありますし。
そうですね。アンドルとミルドレッドの夫婦ってすごい大富豪になるんで、
そういう大富豪になった人がどうするのかっていうところとかはやっぱり面白かったですね。
そこで事前活動打ち込んでいくんですけど、
なんでそういうことをするに至ったのかっていうところとかも、
これも丁寧に描かれていたと思いますし。
ミルドレッドにとってはすごく芸術が重要であるっていう。
そうですよね。
その芸術家との交流みたいなのが結構重要であるみたいな印象を持っている。
それは変わらないって変わらないのかな。
そんなところですね。今回テーマトークを話したいんですけど、
ラストから感じたことというか、
多分これは本当に人が語ることができるのは一部でしかないというテーマがあるんじゃないかなと思っているので、
ここの部分について話していきたいなと思います。
個人的には私これはこの4つの部から語られることは勝手さのようなものを感じまして、
それぞれの語りの自由さ、勝手さのようなものを感じまして、
それは最後のミルドレッドの日記からも感じました。
やっぱりある人の人生っていうのは一つの方向というか、
どんな手段を持ってしてもですね、
十全に語ることができないんだなっていうのが、
これはなんか誰もが最終的に死ぬと思うんですけど、
死んじゃった後は好き勝手に語られるし、
勝手な解釈もされるし、
生きてる間もやったことに対して見られ方するし、
勝手に解釈されるし、
自分の真実って一体何なんだみたいなのは、
もしかしたら自分でもわかんなくなってしまうかもしれないなと思っていて、
だから結局この誰かの人生っていうのはもう、
語ることは不可能なんじゃないかなっていう、
ことも感じた一冊だったんで、
その辺りちょっと話していきたいなって個人的には思ってます。
そうですよね。
これで言うと正直第1部の絆っていうのは、
27:00
よくできた小説ではあるんですけども、
よくできているが故にですね、
もうフィクションだらけだったわけで、
2部もアンドリューが言いたいことしか言ってないわけで、
3部はもうアイダという第三者から見た勝手な推測みたいなのがバンバン入ってきていて、
4部はミルトレッドから見た世界でしかないっていうところで、
このアンドリューとミルトレッドを語ろうとした時に、
どれも本当かもしれないし、
なんか多分ちょっと違うんだろうなみたいな感じなんですよね。
確かにそのなんでそこまでアンドリューにしても、
ミルトレッドにしても語られないといけないのかとかって思いましたけど、
ただ一つ思ったのは立場とかあるかなと思うんですよ。
今回アンドリューに関しては本当金融界の神様みたいな存在で、
伝説上の人物として尊敬もされていたし、
恐れられてもいたしっていうような人で、
とんでもない大富豪で、
そういう人が結構噂とか実体知らないまま伝説として存在していたので、
そういうアンドリューが伝説となった、
その下にはやっぱり犠牲になっていった人たちがいるっていうところとか、
本当にその辺はリアルとなるところと伝説的になっていったところで、
もし乖離があったとしたら、
そういうのって語られてしまうっていう、
そういう引力が働くのかなとかですね。
そういうちょっと思ったのが、
全てを正しく語られるっていうのは無理な話かもしれないと思いつつ、
語られるのってでもなんかかわいそうだなと思うんですけども、
でも乖離があったときには語られてしまうっていう、
そういう自然の説理もあるんじゃないかとかです。
どうしようもなさみたいなものはちょっと。
自分は知らないけど他人は知っている自分の姿とかってやっぱり人の中にもあって、
一方で他人は知らないけど自分は知っている自分の姿とかもあって、
そういった点では正しくその人を語ろうとすると、
意外と矛盾に満ちたことっていうのは浮かび上がってくるんじゃないかなという気もしますし、
本当視点によって何が正しいかも変わってくるかもしれないとかですね。
さらにこの小説に関して言うと、小説内小説みたいなフィクションも入り込んでるんで、
すごい複雑ですし、そういう意味ではちゃんと語るみたいなところの定義ですね。
ちゃんと語るって一体どういうことなんだろうとかですね。
ここのところから結構考えさせられましたね。
たぶんアンドリューもすごい頭のいい人なんで、
客観的に自分のことは見れていると思うんですけども、
もしかするとアンドリューも自分の中で思い込みとかあったんじゃないかなと思っていてですね。
もちろんそれはあれでしょうね。
特にミルドレッドとの関係性とか、金融業界に及ぼした影響の部分とか、
30:02
その辺は絶対かわからないな。
でもアンドリューの思っている正しいと思うところと、
ミルドレッド視点では絶対変えられると思いますし。
そうですね。やっぱりこのちゃんと語ることができるっていうのはたぶん難しくて、
自分ですら自分のことを誤解していることとか思い込んじゃっていることとかあるし、
それもちょっと浮き彫りになる内容もあったと思うんですけど、
実際は結構この辺はもっとあると思うんですね。
思った以上に自分のことわかってないじゃないですか、自分って。
人ってよくあるけど、観察していると矛盾するなって思うけど、
仕方ないと思うので、そういう生き物だと思うので、
やっぱりそれを誰かが語ろうとすると、
整語性なんかなくなってくるから、物語としておかしくなってくると思うので、
整えちゃうと、それだけでもしかしたら違和感になるのかも。
全ての小説に対してですけど、一体どういう視点で、
なんでその人のことを語ろうとしているのかって、
あらゆるものが実は問われているんじゃないかとかって、
思いましたし、今回のトラスト読んで、
やっぱりこういうテーマトークで考えると、
これは全ての小説に対して言えることだなって本当に思いますね。
だからこそピューレッチャー賞とか取ったんでしょうね。
これだけ考えが及ぶ範囲が結構大きいなって思って、今回読み終わった後。
この小説とかで読んでても、理解できない行動をする登場人物とか、
たまに描かれるけど、それってやっぱり人間だからそうなっちゃうんだよなみたいな、
とか絶対あるし、理路整然と動くことだけではないし、
それを言葉で説明しちゃおうとすると失敗することも絶対多いし、
そういう小説、俺多分結構読んできた気がする。失敗してるなみたいなのは、
もしかしたらあるかも、なんとなくだけど。
あとやっぱりちょっと今思ったんですけども、
今回に関しては自伝とか日記とかで、
自分で自分を語るっていう話はいくつかあったんですけども、
そこに人としての尊厳があると思ってですね、
他人が語るとどうしても第一線に行ったみたいに、
勝手去って絶対入ってると思っていてですね、
都合よく解釈したり、都合よく型にはめようとしたり、
その人とかその人の功績みたいなものを。
でも本当はその人がどういう人だったか、
その人の本当の功績とは何かとかって考えた時に、
自分で声を上げるっていうのは本当は大事なことなんじゃないかと。
人としての尊厳って、そういうので感じるところって絶対あると思っていてですね。
作品全部読み終えて思うところですけど、
今よく特にネットとかでいろんな話がやっぱり普段から入ってきて、
結構わかりやすい話あると思うんですね。
33:02
完全懲悪で、これは善でこれは悪でみたいな。
とか成功失敗ですね、これは成功でこれは失敗でみたいな。
それをもうわかりやすいんで、受け取るとこっちもスッキリするっていうのがあるんですけども、
このトラストに関してはもっと複雑なものだっていうのをやっぱり描いていると思うんで、
1人、2人、3人が語っただけでは出てこない、
もっと真実の部分っていうのもあるっていうのを本当に教えてくれましたし。
確かに、そういう意味ではすごい現代に受ける作品かもしれないですね。
そうですね、考えれば考えるほどこのトラストはすごい小説だなと思えてきますね。
という感じで、この辺にしておきます。
じゃあそんなトラストですが、最後、感想とどんな人に読んでもらいたいかお伝えして終わりたいと思います。
まず今回はですね、いろんな角度から物語を知りたいという人にはですね、
ぜひとも読んでもらいたい一冊だなと思っています。
話してきましたけれども、やはり物語とか人というのはですね、
一点から見てはちょっと見えてこないものというのがたくさんあるなと思っていて、
ぜひともこれを読んで揺さぶられる読書体験を味わってほしいなと思います。
個人的にはですね、めちゃくちゃ当たりだった一冊だったので、
あとはですね、このエルナンディアスさん、次の作品もまだ翻訳されてない作品もですね、
ぜひ読みたいなとちょっと思っています。
かなり信頼度の高い作家の一人になったなと思っているので、楽しみに翻訳が出るのを待ちたいなと思っております。
僕も本当単純に第一部から面白く読めた小説で、
やっぱり本当個人的にはこのベンジャミン・ラスクっていう第一部に出てくる人物の魅力が、
そこの引きの強さが最初すごく良かったなというので一気に読んでいけたんですけれども、
でも違った角度から第二部、三部、四部と進んでいくとまた違った光景とか違った人物というのが出てきて、
そういうちょっと新鮮な読んでいる時の印象というのを何度も味わうことができたので、
すごい本当ワクワクしながら読んでいけた小説でした。
しかも骨太というか広派な作りをしているので、といえそんなに難しくなく読んでいけるという、
すごく僕好みな作風だったので、こういう小説をこれからも読んでいきたいなと思いました。
そうですね。エルナンディアスさんの文章が、翻訳がどんどん進んでいってほしいなと思いますね。
これもなんか、亡霊の地も早川だったけど。
これもそうですもんね。
早川ですけど、早川さんがやっぱり頑張ってらっしゃるんですかね。
天才作家にどんどん目をつけていってるんでしょうね。
じゃあ次回を告知で終わりたいと思います。
次回はですね、トゥルーマン・カポーティのここから世界が始まる、
トゥルーマン・カポーティ初期短編集です。
お楽しみに。
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ではまた来週。
ありがとうございました。
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