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2023-07-29 37:11

cpl. s1 #13 ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる

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人工知能の進化は、ホモ・サピエンスの未来をどう変えるのか。AI脳の進化は、HS脳の時代の終焉なのか。脳の進化の歴史において、われわれホモ・サピエンスの役割はなんだったのか。そんなことを妄想しながら、ホモ・サピエンスの未来について自由に語ります。


#13-1 ホモ・サピエンスの未来を妄想する
#13-2 道具を使えないホモ・サピエンスは絶滅する
#13-3 火を扱えないホモ・サピエンスは絶滅する
#13-4 犬とつきあえないホモ・サピエンスは絶滅する
#13-5 植物を育てられないホモ・サピエンスは絶滅する
#13-6 ことばを使えないホモ・サピエンスは絶滅する


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サマリー

彼はホモ・サピエンスの未来を妄想し始めます。AI技術の進歩と脳の進化により、ホモ・サピエンスの未来はどうなるのか考えます。道具の使用と社会性の重要性を考えます。道具を使えないホモ・サピエンスは絶滅します。火を使えないホモ・サピエンスは絶滅します。犬と付き合えないホモ・サピエンスは絶滅します。植物を育てられないホモ・サピエンスは絶滅します。ホモ・サピエンスの未来は、文字能力や言葉を使う力が失われていく方向に進んでいると考えられます。AIの発展により、文章の作成やコミュニケーションの代行が可能になるかもしれません。

ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる
はじめるラジオキャンパス シーズン1のエピソード13ですね。
13番目のエピソード。 13っていうのはね、あんまり
西欧ではいい数字ではないんですが、 13番目ということで、何にしようか迷ったんですが、タイトルは
「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」。 「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」というのを13番目のエピソードにしたいと思います。
ホモ・サピエンスの未来、我々の未来ですね。 あえて人間とか人類と言わずにホモ・サピエンスの未来というふうに言ってるんですが、ここには当然、意味があるということです。
やっぱり一番大きいのはAIですね。人工知能という ホモ・サピエンスの脳に代わる、
あえて代わるという言い方をするんですが、 ホモ・サピエンスの脳の次の世代の脳が現れた。
人工知能。これが現実のものとしてやっぱり現れてきたということで、これ脳の進化の歴史ですね。 脳みその進化の歴史の中で言うと、
これ冗談抜きで妄想入ってますが、 ホモ・サピエンスの脳の使命は
人工知能、AIを生み出したことで終わったかもしれない。 それぐらいの妄想がちょっとあるんですよね。
そのあたりのこのエピソード13ですね。 13番目のエピソードとしては少し
ざっくばらんに喋ってみようかなと思っています。 このテーマについては実は私のnoteですね。
SNSのnoteですけれども、たかはしはじめnoteっていうのがあるんですが、 そこでもこのテーマは結構ネチネチと取り上げてまして、
その記事を読んでくださっている方、あるいはオンラインサロンに参加してくださっている方、
あるいは定期購読マガジンを読んでくださっている方がいるんですけれども、 その方々はなんでたかはしはこのテーマにこだわっているんだろうと
きっと思っていると思うんですが、これは実は SNSというテーマともつながってくるし、AIというテーマともつながってくるし、
現実のいろんな今の世の中で起きているいろんな社会問題、政治問題、 あるいは私が勤めていた大学における問題、こういったものとも実は全部つながってくる。
ついでに言えば、
いま犬を飼っているんですけど、ワンコの話もいっぱい書いているんですけれども、 これも趣味で語っているわけではなくて、
まさにホモ・サピエンスがホモ・サピエンスの脳みそを発達させる上では、動物、
道具を使ったり火を使ったりというのと合わせて、実は動物を飼いならすという、動物と暮らすという、
家畜と暮らすというのが実はすごく重要だったんですよね。我々が、他の人類が絶滅したのに、ホモ・サピエンスだけ生きながらえた
一つの要素としては、実は家畜という存在があるんですよね。 その中でもちょっと特殊な家畜、実は家畜じゃないんですけど、犬というね、
特殊な存在。犬から始まるんですね。 実はね、動物と暮らす。
これはよく考えると、 他の動物で、
他の動物、例えばチンパンジーとかゴリラとかが、
犬と暮らすとかね、 他の動物を飼いならすということはしないんですね。
どんな動物をとってみても、他の動物を飼いならすということはないんですね。 これは動物としては、
突然変異というか、 異常なことなんですよね。その異常なことを、
普通の生物がやらないことをホモ・サピエンスはやり始めた。 そのことと、脳みその進化っていうのは、実は密接に関連しているっていうね、
ことなんですよね。今や人工知能を生み出すところまで、 ホモ・サピエンスの脳みそは進化したということなんですが、
それを生み出したことで、ホモ・サピエンスの未来は、
どうなるのかっていうね、その辺りをいろんな妄想を含めて、 ちょっとお話ししたいなと思っています。
これはなかなか大きなテーマですが、結構、重大なテーマですので、 真面目なテーマですけども、この話をちょっとしてみたいなと思います。
エピソード13。「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」。 セグメント1はここまでとしたいと思います。
ではまた。
はじめるラジオキャンパス。 シーズン1のエピソード13。13番目のエピソードですね。のセグメント2です。
「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」。 ホモ・サピエンス、我々のことですけれども。
あえて未来の方をね、ちょっと考えてみたいんです。
この先100年後、200年後、1万年後、 ホモ・サピエンスはどうなっているのかってね、
いうことですね。
最初のセグメントではね、AIの登場とか、 それから、なんで最近ホモ・サピエンスの話ばっかり、たかはしはするんだろうっていうね。
これが実はもう本当に、いろんなテーマと繋がってくるわけです。 我々自体がホモ・サピエンスなわけで。
やっぱりなぜ今ここにいるのか。 自分が生まれ落ちたっていうだけじゃなくて、ホモ・サピエンスとしてここにいる。
日本人とかアメリカ人とかそういうことじゃなくて、 ホモ・サピエンスとして今ここにいるというね。
この先どうなるのか。 自分個人の問題じゃなくて、ホモ・サピエンスの未来はどうなるのか。
そんなことをちょっといろいろ妄想してみたいんですね。 それを考えるときにやっぱり、ホモ・サピエンスがなぜここまでこういうふうな形で進化したかっていうことをね、
知らないと考えれないんです。 過去を知らないと未来も語れないんですが、 過去については別のエピソードでお話ししてますので、
ここはもうあえて未来の話を妄想するということなんですが。
ある意味、私は、そのホモ・サピエンスはもうすでに絶滅危惧種になっているということなんですが、
こんだけ人口が増えちゃったわけだけども、それも今、先進国では少子化が進み、 歯止めのない少子化が進み、
全地球規模でも少子化の局面にこれから入っていくわけですよね。 つまりホモ・サピエンスが数として栄えたという時代はもう終わりつつあると。
これからどんどん人数も減っていくわけですね。
なんでそんなことが起きているのかっていう話もあるんですが、それはまた別の話で。
私としては、ホモ・サピエンスが、進化した歴史を忘れつつあるということにも一つ理由があるような気がして。
それでこのエピソードでちょっと取り上げたいのは、
1つは、道具を使えないホモ・サピエンスは絶滅する。
セグメント2は、道具ですね。道具を使えないホモ・サピエンスは絶滅するということですね。
もともと我々の脳の進化が始まったのは、ホモ・サピエンスとしての進化が始まったのは、まさに石器の使用なんですよね。
石器を使用することで頭がどんどん、脳が進化するんですよね。
道具を使うということは、脳の進化にとても重要な意味を持つわけです。
脳が巨大化してきたのは、道具を使い始めたからなんですね。
ところが最近皆さん、道具使ってますか?
最近、道具使いましたか?
スマホは使っているけど、スマホをいじっているだけじゃダメなんじゃないかなという、
もうちょっと手を使う道具ですね。
手だけじゃなくてもいいんですが、体を使う道具なんか使いました?
最近、包丁を握りましたか?
カッターとか使いました?
道具の使用と脳の進化
あるいは金槌でもいいですね。金槌。最近。
あるいはドライバー。ドライバーっていうのはネジ巻くやつね。使いました?。
これ見てるとね、ネジ1本締められない人々が増えてきてしまった。
釘も打てない。
そういうのを見てると、私は非常にこう、大工さんになれと言ってるわけじゃないですけども、
やっぱりね、これはやばいと。
ホモ・サピエンスという動物種としてやばいと、思っているんですよね。
だから、道具の使えないホモ・サピエンスは絶滅するということですね。
最近ちょっと流行っているのがDIY。ちょっと昔からですけどね。
やっぱり自分で全部やってみよう。
DIYはやっぱり大事ですよ。
ちょっとした椅子を作ってみるとか、家具を作ってみるとかね。
いろんなものを組み立ててみるとかね。
それをやるには実は、分解、壊すということも大事で。
昔これよく家で怒られましたけど、ちっちゃい時ね。
掃除機とか分解しちゃうんですね。
我々兄弟は男3人兄弟だったんですが、掃除機とか、もう分解しちゃう。
分解してまた組み立て直す。
時計とかもやりましたね。
ありとあらゆるものを分解しては、組み立て直すということはよくやりましたね。
そういうのはとても脳の発達進化にとっては、重要だったと思います。
これは1人の脳の進化で終わらないんですね。
そういった使い方をしていくことが遺伝的に何万年かけて伝わっていくので、
これが今どんどん退化しているという。
だからこのまま道具を使えないホモ・サピエンスが増えていくと、いずれ絶滅すると。
火の使用とホモ・サピエンスの未来
これがエピソード13、13番目のセグメント2ですね。
ということでセグメント3は何の話でしょう。
ではまた。
はじめるラジオキャンパス、シーズン1のエピソード13、13番目のエピソード。
「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」。
これは、我々人類の未来を勝手に妄想しようということなんですが、
キーワードは絶滅危惧。絶滅危惧種になったホモ・サピエンスはね。
これは少子化をどう捉えるかということもあるんだけど、
それ以前にホモ・サピエンスとしての本質を忘れつつあるということがやっぱり重大だなと。
あとは社会性ですよね。
ホモ・サピエンスがなんでここまで繁栄、進化・繁栄してきたかというと、
やっぱり社会性を身につけた、ソーシャリティね。
その社会性の基礎になったのは、フレンドリーシップ、友好性、誰とでも友達になれる。
もちろん敵だと思ったら、殺し合いまでするのがホモ・サピエンスね。
ここまで激しく殺し合う動物はいないわけで、
そういう意味では、友好性と敵対性っていうのはね、
同じ物事の表と裏なんですが、
それはさておき。
前回は道具の話をして、DIYできないホモ・サピエンスは絶滅するなんて話をしたんですが、
今日は、火の話ですね。
火を使えないホモ・サピエンスは絶滅すると。
皆さんマッチすれますか?マッチ。
最近の子はね、マッチすれない。
というか、マッチがない。世の中にすでにマッチがない。
マッチの前には自分で火を熾さなきゃいけなかったわけです。
いろんな火の熾し方があって、
私、小学校時代とかは、虫眼鏡で火を熾したりとかね、よくやりましたし、
あとは原始人みたいに火熾し器を作って、一生懸命火を熾すとかやったらなかなか火が熾ない。
そういえば、最近は無人島生活っていうのがテレビで流行ってて、
あれでよくやってますね、火熾し。
ああいうのを見てると、なかなか火が熾せない。
しかも道具がないと火が熾せない。
大昔はやっぱりレンズとかそういうものないですから、ガラスとか透明なものはなかなかね。
だから火を熾すのは本当に大変だったわけですよね。
その後、我々はマッチなんていうのを発見してね、
リン酸って燃えるわけですよね。
マッチとかすごく便利だった。
子供の頃はやっぱりマッチがすれないとガスコンロにも火がつけられなかった、ストーブにも火がつけられなかったんですが、
今マッチないんですね。世の中にほとんどマッチはない。
みんなライター。ライターも使えない人もいたりする。
家庭に入ると電磁調理器。
ストーブは火が見えない、今はね。
昔は火が見えたんです。
昔ガスストーブがあって、小学校よりちっちゃかったかな、
火を使えないホモ・サピエンスは絶滅する
私、焚き火だと思ってガスストーブに紙をくべたことがあってね、えらい怒られましたけれども。
火を見たことがない。今時の子供たちは。
これnoteの記事でも書いたんですが、「火祭りの思い出」という記事を書いたんですが、
火を使うイベントをやろうと、焚き火をするイベントをやろうと言ったら、もう猛反対でね、危ないからやめてください。
火事になったらどうするんですか。
火を使っちゃいけない。使うことを禁止するという。
それではもうホモ・サピエンスの未来はないだろうと私は思ったんで。
とにかく火が使えなかったら人間おしまいですよという話をして。
だから火をちゃんと使いこなす。
しかも消防とか消火とかね、要するに火の怖さも、それから火の大切さもね、
どっちも学ぶような機会を設けるには、実際に火を燃やすのが一番だと言って、やったんですね。
火祭り、10年続きましたけどね、川でね。
火祭りを提案したら血祭りに上がったみたいな。
そんな話ですが、まあそれはさておき。
やっぱりそれでそんなイベントやって思ったのが、やっぱりそのとき、もう20年ぐらい前ですけど、
やっぱり子どもたちは火を怖がるし使えない。
ドラム缶の燃えたぎる火の中に薪をくべることができないわけですよね、怖くて。
だけど慣れてくると、あ、ここまで近づいても火傷しないんだってわかってくるとできるようになる。
このイベントも2年目3年目になると、火の番ができるようになるんですね、子どもたちはね。
ちゃんと火をつけるところから火をちゃんと消してね、危なくなくするところまでやれるようになる。
これをやらないとホモ・サピエンスは絶滅するということで、もっともっと火を使う経験をね、したほうがいいんじゃないか。
まあそんなこともあって、あの私の自宅は体験型民泊というわけで、火も使えるよ、焚き火もできるし、ジンギスカンもできるよ、
火熾しからはじめるジンギスカン体験してみませんか。
ということで、エピソード13、13番目のエピソード、「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」のセグメント3でした。
ではまた、はじめるラジオキャンパス、エピソードの13、13番ですね、のセグメントの4つ目になります。
「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」。
犬と付き合えないホモ・サピエンスは絶滅する
まあ我々人類の未来ですね、どうなるのかということを考え始めてるんですが、
まあAIの話から始まって、道具を使えない人類は絶滅する、それから火を使えない人類は絶滅するなんて話をしてきたんですが、
まあこれは妄想ですので聞き流していただければいいんですが、
4つ目の話は、犬ですね。犬だけじゃなくて、まあ動物なんですけど、でも一番わかりやすいのは犬ですね。
犬と付き合えないホモ・サピエンスは絶滅するという話なんですが、
まあこれは何でかっていうと、別のエピソードでもお話しすることになるんですが、
ある動物が、別の動物と一緒に暮らすということはほとんどないんですよね。
寝食を共にするということを始めたのは、我々ホモ・サピエンスで、
これは我々の進化にとってすごく重要なことだったんですよね。
動物を飼いならすことで、やっぱり生産力が上がったりとかね、したわけです。
一番最初に我々と付き合い始めて一緒に暮らすようになった動物が、実は犬ですね。
犬の祖先は狼なんですけれども、友好的なフレンドリーな狼が近寄ってきて、それで一緒に暮らすようになった。
そして今の犬になっていったということなんですよね。
その後、いろんな動物を家畜化していくことに成功するんですね、ホモ・サピエンスは。
そんな過去があるんですが、ここは未来を妄想するところなので、
ホモ・サピエンスの未来を妄想したときにですね、
動物とうまくコミュニケーションが取れない人が、結構、増えている感じがやっぱりするんですよね。
これはいろんな原因があって、一つは身近に動物がいない。
いるとしてもこんな小さな動物、小さい動物しかいないですね。
犬も結構、小型化されちゃったんですよね。
これは人間がどんどんどんどん小さくて大人しい、人間に懐く犬をどんどん掛け合わせていくことで、
遺伝的にね、ブリーディングと言いますけど、どんどんどんどんそういう遺伝子を残すようにして、
例えば、豆柴なんていう犬もいますけど、もともといなかった犬種ですよね、豆柴。
小さい柴犬をどんどん掛け合わせていくと豆柴になる。
他にも、ミニチュアなんとかっていう犬がいっぱいいるじゃないですか。
ヨーロッパで一番、ブリーディングが盛んになった時期があって、
ヨーロッパ種の犬には、たくさん小型化した犬がいっぱいいますよね。
もともとはもっと大きかったのが、無理やり小さくされたという。
犬を小型化することのメリットは人間にとってはあるんですけど、
犬にとってはあんまりメリットなかったりするんですよね、実はね。
犬の未来も妄想しなきゃいけないんですが、それはさておき。
noteの記事でも結構、犬絡みな話を私、結構書いてまして、
「犬だけの世界」っていう本があって、これが衝撃でしたね。
人がいるのといないのと、どっちが犬は幸せなんだろう。
本来の犬の幸せって何なんだろうって考えた本。
これはなかなかね、妄想が膨らむ本でしたね。
「人類がいなくなった世界に生きる犬」を想像するという思考実験をした本。
「犬だけの世界」、これはいいですよ、とてもいい。
真面目な本なんですが、学術書なんですけども、これは良かったですね。
他にもちょっと犬絡みな話してるんですが、結局やっぱり人が人として進化する上で、
犬の存在っていうのはやっぱりとても大きかった。
犬だけじゃなくてやっぱり動物の存在っていう。
動物と一緒に暮らす、あるいは動物を飼いならして家畜化して生活に役立てるという。
これはすごくやっぱり、我々の、人類の、ホモ・サピエンスのコミュニケーション能力と、
それから脳ですよね、脳の働き、脳の進化を生み出す上ですごく重要なことだった。
火、道具だけじゃなくて、動物を飼いならすということは、不可欠なんです。
人が人になるにあたって、人間が人間になるにあたって不可欠の要素だったのに、
動物と付き合えない、犬と付き合えない。
ということで、犬とうまく付き合えないホモ・サピエンスは絶滅するというのが
セグメント4でした。
次はどんな話になるでしょうか。
妄想はまだまだ続きます。ではまた。
はじめるラジオキャンパス、シーズン1のエピソード13、13番目のエピソード。
「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」のセグメント5ですね、5つ目のセグメント。
植物を育てられないホモ・サピエンスは絶滅する
これはホモ・サピエンスの未来を勝手に妄想してみようということで、
道具、火、犬、動物を扱えないホモ・サピエンスは絶滅するという話をしてきたんですが、
今度は植物ですね。
実は、人間、ホモ・サピエンスは道具、石器を使い始め、そして火を使い始め、調理、料理をするようになった。
脳みそが進化してくる。
もう一つ大きかったのは、動物を飼い慣らす。
犬と暮らし始めて、他の動物も家畜化していった。
他の動物を家畜化することができるのは、ホモ・サピエンスだけだと。
そこでやっぱり動物とのコミュニケーションというのがね、
これは、言葉だけじゃなくて言語だけじゃなくて、コミュニケーション能力があったんですよね。
もう一つ、次に来るのが実は、植物をドメスティケーションする。
栽培する。作物化する。
これは家畜化と同じ言葉なんですね。ドメスティケーション。
家内化する。家の中に取り込まれて。
ドメスティケーション。ドメスティックバイオレンスのドメスティックですけども、ドメスティケーションする。
これが農業につながるわけです。
農業が始まって定住が始まるわけですね。
農業をやるにあたって、やっぱり動物の飼いならしっていうのもセットだった。
ヤギを飼ったり、さらには牛や馬を飼ったり、鳥を飼ったり、いろんなことをしていた。
豚を飼ったりね。猪を豚にしてみたりね。
そういうことがあったわけですよね。
そこで穀物や、植物からの果実を手に入れ、なおかつ動物性のタンパク質も手に入れ、ということが始まった。
こういう時代が長かったんですよね。
ここではやっぱり動物と植物と一緒に暮らすということで、
このセグメント5では、農業というより植物ですね。
植物を育てられない
ホモ・サピエンスは絶滅する。
みなさん植物、育てたことありますか。
これ意外と植物育てるの大変なんですよね。
ちょっと水をあげないと枯れちゃうし、栄養が足りないと枯れちゃうし、ダメになっちゃうし。
ちゃんと植物を育てるのは結構難しいんですけど、意外とこれができない人が多い。
私も人のことを言えずに、大体、植物は難しいですね。
育てるのが。
常に毎日ちょっと気にしてないとやっぱり植物は育てられない。
ちょっと思い出すのが吉本バナナさんのキッチンっていうね。
キッチンっていう小説がありましたけど。
そこでね、何かを育ててみるといいのよっていう。
つまり植物でも何でもいいけど、育ててみる経験をしないと人間はダメだって話が出てくるんですが。
実は植物を育てられない、動物を育てられない。
動物はそう簡単に死なないのでいいんですね。
いじけたりしますけど死なない。植物はすぐ死にますから。
植物育ててみると大体、自分の育てる力がわかりますね。
植物枯らしちゃう人はその人を育てる力に欠けていると。
ホモ・サピエンスとしてね、ちょっと育てる力を失っていると。退化してるわけですよね。
結局、育てる力が弱いとどうなるかっていうと、生き物をスポイルしちゃう、ダメにしちゃう。
植物は枯れちゃう。
ダメになっちゃう。
1年で終わっちゃう。
動物は死なない。
でもいじけちゃう。
子どもも死なない。
でもいじけちゃう。
だから実は、ちゃんと育っていってるかどうかっていうことはとても重要で、
やっぱりそういう時には農業とかね。
農業がいまだに再注目されるのはやっぱりそこですよね。
人間の育てる力の原点がそこにやっぱりあるし、
植物は弱いから。
動物よりも。
そこでむしろ人間の側の、動物の側の、育てる力が問われるという。
直接問われるというね。
だから農業がうまくいく、うまくできる、できないっていうのは、とても人間にとっては根源的な、定住生活の基礎だったわけだから、
根源的な営みだった。
でもこれができない人が多い。田植えもしたことない。
稲刈りもしたことない。
ジャガイモは木になってると思ってるとかね。
まあいろいろあるわけです。
まあそういうことで。
エピソード13。
「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」のセグメント5は、植物を育てられない
ホモ・サピエンスは絶滅する。
という話でした。
ではまた。
はじめるラジオキャンパスシーズン1のエピソード13。
不吉な数字ですけども。
「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」。
ということで。
ホモ・サピエンスの言葉の未来
まあいろいろ話してきました。
道具が使えない。火が使えない。犬と付き合えない。植物が育てられない。
育てる力を失ったホモ・サピエンスの未来はどうなるという話もしてきましたが。
最後は言葉ですよね。
言葉。文字を書かなくなった。
漢字が書けなくなった。
論理的な文章が書けない。
書けないだけじゃなくて文字が読めなくなっている。
ってことはないですか。
最近はもうショート動画さえ作れればコミュニケーションとれますので。
言葉はあまり、長い言葉はいらないですよね。
長い言葉は嫌われるということで。
短い言葉がやっぱり大事だったりする。
というのの一方で、それなりにまとまった文章を欲しているというか、求めているホモ・サピエンスもいるのかなと思います。
そういう意味では少し言葉、noteに記事をしっかり書くこと。
ツイッターばっかりやってないで。
ツイッターじゃないのか、もうXになっちゃった。
Xばっかりやってないで。
もうちょっとしっかりした言葉を書いてみるというのは、ホモ・サピエンスの未来にとってはとても大事なことだと思います。
もう一つは、話し言葉ですよね。
これも例えば、対面で話さないと話せない人って結構いるんですけど、対面じゃなくても話せるようになったほうがいいですよ。
それはなんでかというと、結局、自分が自分に向かって、もちろんこの辺にはある程度聞き手がいると、勝手に自分の頭の中で想像してるわけですけど、やっぱり誰かに語るという。
なるべく伝わるように語る。
私のこのラジオがどこまで伝わるように語れてるかは置いておいてですね。
やっぱり語るという。
誰かに向かって語るという。
自分に向かってでもいいんですけど。
声に出して語る。
これは大事なことですね。声に出して。
文字だけ書いてちゃダメですね。
そんな話。
それからもう一つは、映像文化がメインになってきてるので、
テレビなんか見ててもね、最近は映像が出ながら、字幕まで出るようになってますけれども。
これも映像を補完するものとして文字が出てくるという話になってるわけですけども。
そんな中で、字幕を見てると誤字脱字とかも結構あったりしてね。
言葉の言い回しとか、とても気になってしまうんですが。やっぱり文字能力、言葉を操る力というのはホモ・サピエンスはどんどん失ってきてるような気がしますね。
これは前にどこかで話しましたけど、
結局、文字だけしか記録できない時代から、何でも記録できる。音声から映像からね。
何でも記録できるようになっちゃったので、しかもリアルタイムで世界中と繋がれるようになっちゃったので、
文字の役割っていうのが、だいぶ重要性が下がってるんですよね。文字がなくてもなんとかなる。
最近はちゃんとした文章はAIが書いてくれるから、AIがサポートしてブログ記事書きましょうなんて話にもなっちゃってるわけですよね。
オノマトペの重要性
AI使ってレポートも書けるしとかね。
AIが司法試験も受かるしみたいな話になっちゃってるわけですよね。
そうするとホモ・サピエンスはもう言葉を使わなくても生きていけるかもしれない。
ホモ・サピエンスの未来を妄想してるわけですけども。
どんどんどんどん語彙、語彙ですね。ボキャブラリーが失われていくということになってるんですね。
日常会話聞いてたりすると、やっぱりだんだん会話がオノマトペ化しているという。
オノマトペだけが人類に残ると、ホモ・サピエンスには。
ホモ・サピエンスはオノマトペだけ喋ってて、キャンキャン、ワンワン、エモいとかね、喋ってれば。
あとはAIがなんとかしてくれる時代になっちゃうかもしれない。
ホモ・サピエンスの未来と言葉。どうなっていくんでしょうね。
オノマトペだけは残ります。なぜならばオノマトペは、AIにはわからない世界になんだね。
これはホモ・サピエンスが身体を持ってる、体を持ってる、感情を持ってる、意識を持ってる。
AIはそれを持っていないから、オノマトペがわからない。
言語、言葉の起源はオノマトペにあったから、
ホモ・サピエンスはオノマトペの世界に戻っていくと。
人類の起源をたどると、たぶんオノマトペから始まってるんですよね、言葉はね。
だんだんだんだん、退化なのか進化なのかわかりませんが、オノマトペしか必要なくなっちゃう。
そんな時代が、10万年後ぐらいには来てるかもしれませんね。
まあいいや。ということで、エピソード13ですね。
「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」。
なかなかあんまり明るい未来がね、見えてこないですね。
ということで、これ、スポティファイね、聞かれた方はぜひ投票1票ね、
ぼちっと押していただいて、
それからあと感想ね、そんなことないよと、こんな明るい未来あるよという話をね、書いてくれると嬉しいなと思います。
またリクエストや質問などもお受けしてますので、
これからライブ配信も始めますのでね、そちらも聞いていただければとてもうれしいです。
noteもね、記事読んでね。
ということで、「ホモ・サピエンスの未来を妄想しはじめる」。
これにてコンプリート。
ではまた。
37:11

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