2026/04/12
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おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 今日は先日、ふとテレビから聞こえてきた言葉
【言いだくだく】についてお話をします。 国会中継だったか、政治のニュースだったか、議員さんが使っていたような気がします。
日常ではあまり使わない言葉だと思うんですけど、この言いだくだく。 相手の言うことに自分で考えずに従ってしまう様子を表す言葉です。
四字熟語なんですけど、同じ意味の漢字を重ねて強調しています。 まず「い」の方ですが、
口辺に古鳥と書きます。 ただとか唯一の唯ですね。
これに繰り返しの踊り字を使って書いています。 踊り字っていうのは人々とか時々の二文字目に書かれているあの文字です。
本来は同じ漢字を2回書くところを見やすくするために一つにまとめている あの文字です。
「い」は「はい」と受け答えをする声を表す漢字です。
「ただ」という意味もあるんですけれども、ここでは「はい」と返事をする意味で使われています。
では「だくだく」の方はどうかというと、「だく」は承諾の「だく」です。
やはりこちらも踊り字を使って表しています。 こちらも同じく承知しましたとか引き受けますという意味です。
つまり、「いいだくだく」は、「い」も「だく」もどちらも「はい」という意味で、それを重ねて、「はいはい」と繰り返しながら従っていく様子を表しているんです。
政治の場面では、政府の方針にいいだくだくと従っているのではないかといった感じで、
権力に対してどう向き合うかという当場面で出てくる言葉です。
主体性がないんじゃないかとか、チェックする役割を果たしていないんじゃないか、そんな批判として使われます。
じゃあこのいいだくだく、私たちの日常に置き換えるとどうなのかというと、いわゆるイエスマンと言われる状態ですよね。
何に対しても「はい」と受け入れる。一見すると協調性があるようにも見えます。
でもそこに自分の考えがなければ判断する力は育ちませんし、気づかないうちに負担を引き受けすぎてしまうこともあります。
そしてもう一つ言うとするならば、自分で選んでいるという感覚が少しずつ薄れていくっていう危険性があります。
本当はどうしたいのか、それがわからなくなってしまいます。
ずっといいだくだくの状態でいると、これは大きな損失につながると思います。
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もちろん従うこと自体が悪いわけではありません。
先日、自分らしさはラスボスという回でお話ししたように、まずは真似てみるとか、まずは基本を自分の中にインストールするっていうのは大事なことです。
チームで動く時とか学ぶ時には必要な力なんですね。
ただ、それが考えた上でのはいなのか、それとも流されているだけのはいなのか、この違いをちゃんとわかっていることだったり、この違いを見つめていることってとっても大事なことだろうと思います。
自分らしさを育てることも、いいだくだくとならないことも、どちらも自分で選ぶことから始まるんだと思います。
型を学びながら自分で選んでいく、流されるんじゃなくて選んでいく、その積み重ねがまさに自分らしさになるんだろうと思います。
この配信はアップルポッドキャスト、ほか各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。合わせてご覧ください。
それではまた明日。
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