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2022-12-24 05:27

【0204】2022/12/24 教育とはことばの意味を伝えること

2022/12/24

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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
今日は、教育とは言葉の意味を伝えることというお話です。 例えば、上司が部下に対して、お客様に対するサービスしっかりやってるかな?
っていうふうに聞くと、部下は、「はい、大丈夫です。しっかりやってます。」と答えると思うんですけど、お客様に対するサービス、きちんと行う、これらの言葉が同じ意味を成してなければ、双方の気持ちに開きがあるということなんですよね。
例えば、部下の方は、サービスをきちんとするということは、お客様から言われたことをきちんと行う、最後まで行う、という理解だったとしましょう。
でも、上司からすると、サービスをきちんと行うとは、お客様から言われる前に、これをする、きちんと行う、ということだったとしましょう。
そうすると、評価がずれますよね。 サービスをきちんとするということは、こういうことなんだよっていうことを、上司から部下に対して説明をしていなければ、最後まで伝えていなければ、努力の仕方がわからないし、
部下は部下で、きちんとやっているのに、評価が伴わないということになるんですよね。
私は企業にセミナー講師として呼ばれることもあって、ある企業では毎月お伺いしてるんですけれど、今週、今年最後のセミナーもやってきたんですけれど、そこでもやっぱり企業が悩んでいるのは、教育の仕方なんですよね。
昨日の配信の中でもお話しした、正解より別解っていうことが、なかなか先輩の中にはなくて、先輩は自分がやってきたことを、なんとなく押し付けてしまう。その価値観を押し付けてしまうっていうことがあるような気がするんですね。
そんな時に後輩は、強みが違うし特性が違うので、そのようにはできないっていうことがあるんです。ただ、その人の特性とか強みを生かした形で、結果、きちんとサービスを行うっていうことが確立されればいいわけですよね。
ゴールは一つだとしても、そこに行く道のりはいろんな形があっていいと思っていて、共通言語、やっぱり言葉の意味っていうことをしっかりと共通理解していくっていうことが、教育の第一歩だと私は思っています。
そういうことを2022年の締めくくりのセミナーでお話ししたんですけど、力強い言葉をいただきました。この教育の話は会社のことでもそうだし、人として生きていく上でも必要なことだし、それから家庭生活の中で子どもを育てるという時にも必要な知識でしたということで、会社のことだけに絞っていくと、会社として、うちの会社として目指す方向、経営理念というものを
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しっかりと共通言語化して、みんなでそこの軸に合わせて、何が起こってもそこの軸からぶれないように、みんなで共通理解をするっていうことが必要だろうっていう話をしてくれたんですよね。
その感想を聞いて、2023年はこの企業はもっともっと成長していくんだろうなっていう、そんな手応えも私は感じてきました。
ある企業では言葉集というのを作ったそうです。サービスをきちんと行うとは、こういうレベルのことですっていう、その言語集です。
これマニュアルというのとは違いますよね。マニュアルであれば、こういうことが起きた時にはこう対処しますっていうのがマニュアルだと思うんですけど、そういうことではなくて、あくまでも言葉集なんですよね。
その言葉の意味を理解するように、ちゃんと伝えていくというのが教育の在り方だろうと思います。
今日はクリスマスイブです。我が家では姉の家からちょっとケーキをお裾分けいただいて、自分の家ではどんなスイーツを食べるかっていうと、シュトレンをいただきます。
シュトレンはクリスマスイブ当日だけではなくて、少し前から少しずつ少しずついただいて、当日までゆっくりとその味の深まりを感じながらいただくドイツのお菓子ですけれど、
美味しいからうっかり最初にハイペースで食べちゃって、クリスマス当日は少なくなっているってことがあるんですが、今年はペース大丈夫なんです。
今日もまだたっぷりあるので、日中赤ワインなんかを用意して夜はゆっくり過ごせるかなぁと思っています。
年末に向けてまだまだ片付けなきゃいけないことはたくさんあるんですけれど、どうぞ皆さんも安全に健やかにお過ごしください。
鶴岡恵子でした。また明日。
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