2026/07/06
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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
先日、日経新聞にジャーナリングについての記事が載っていました。 英語で日記を意味するジャーナルという言葉から、そう呼ばれるようになったようなんですが、この言葉は定着し始めたのは、ここ2,3年のことだと思います。
海外の有名な歌手だったり、女優さんも日課として取り入れていることを発信しています。 コロナ禍の欧米で広まって、日本にも浸透してきました。
紙に書き綴ることで、心が整って仕事とか人間関係もうまくいく、そんな考え方を広める本の観光が、ここ数年相次いでいるようです。
ある本の著者は、朝起きて30分以内に、SNSなどをチェックする前にノートを開くことを勧めています。
別の本では、SNSで語る言葉は周りの雰囲気に飲まれてしまいがちだと指摘しています。 一方でジャーナリングは、そういった息苦しさへの反動でもあるんじゃないか、という見方を示しています。
古くはBBSとかウェブ日記なんかで、私自身もあれこれ自由に書いていた時代があったんですけれども、SNSが広がってからは素直に綴ることが難しくなってきたように思います。
当時コミュニケーションをとっていた仲間たち、相変わらずSNSに投稿をアップしているのを私も見かけるんですけれども、それに対してコメントを書くことすら難しくなっているかなという気もします。
情報が次々と飛び込んでくることに、やっぱり疲れているのかもしれないなとも思います。
さらに別の本では、本当のことが書けないと悩む人たちに向けて、自由に書くことを自分に許すところから始めようと説かれているんです。
自分にしかない、唯一無二の自分に関心を持つということ、そこから始めようという考え方だそうです。
こういう本が出るっていうことは、自分自身に向き合うことが難しくなっている時代なのかなって思います。
ジャーナリングっていうのは書く迷走とも呼ばれています。そうやって自分自身と向き合う時間を持つっていうことなんですね。
向き合えればいいかということで、手書きとパソコン入力を比べた研究もいくつかあるようです。
その場合、手書きの方が記憶に残りやすいという結果を示すものもあります。
私は年の初めにノート術についての話を聞く機会があって、そのことについてはこのポッドキャストでもお話をしたんですけれども、それ以来実は続いています。
毎日万年筆を使ってなんとなくキーワードだけ書く時もあるし、文章を書く時もあるんですけれども、何かを書くということは続いています。
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それはやはりキーボードで入力する感覚とやっぱり違うものですよね、手書きって。
で、プリンストン大学とUCLAが行った共同研究では、講義をパソコンでタイピングしながら記録した学生よりも、
手書きでノートを取った学生の方が内容の理解とか記憶の面で優れた結果を示したという、そういう研究もあります。
パソコンって文字を早く打ち込める分、聞いた言葉をそのまま入力するだけになりがちです。
一方、手書きは書くスピードが遅いので、自分の言葉で要約しながら書くことになります。
それが理解の深さにつながっているんじゃないかと考えられているそうです。
そう考えると、入力する、キーボードで入力するってなんとなく記号を入力してるっていう感じになるんですかね。
それから、ノルウェーの科学技術大学の研究もあります。
手書きをしている時の方が、脳の視覚とか運動、感覚に関わる部分が広く働いていることが、脳波の測定などから分かってきているそうです。
ということは、パソコンで入力している時と手書きをしている時っていうのは、脳の使っている部分が違うっていうことなんでしょうね。
ただ、万年筆、私、勧められて万年筆を使っているんですけれども、万年筆そのものに絞った学術研究までは見つけられませんでした。
ボールペンよりも鉛筆とか万年筆の方がいいと語っている脳の専門医の方もいらっしゃるようなんですけれども、これは研究というよりもその方の見解という位置づけのようです。
作家の竹田恒矢さんは、さらに万年筆と鉛筆を比べた動画を配信しています。
竹田さんによりますと、鉛筆で書く時と万年筆で書く時とでは、脳の使っている部分が違うらしいということなんです。
さっきはボールペンと鉛筆と万年筆を比べていましたが、さらに鉛筆と万年筆を比べています。
竹田さんは普段はパソコンで文章を打つことが多いそうなんですけれども、本を書く時の冒頭の部分だけは目浴をして身を清めて、
白小族を身に包んで神妙な面持ちで万年筆を使って書くことにしているそうです。
どうしてかというと、パソコンだと画面を見ながら編集できてしまうけれど、そして同じ書くということでも鉛筆は消せちゃうんですよね。
でも万年筆は消せないということで、書き始める前に頭の中で文章を完成させる必要があるからなんだそうです。
細字の万年筆よりも太字の万年筆の方がいい文章が書けるんだと竹田さん自身はおっしゃっていました。
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これが万人に当てはまるかっていうのはまた違う話だと思うんですけれども、こういう感覚を持っている方が多数いらっしゃるというのはなんだか興味深いなと思います。
この配信はアップルポッドキャスト、他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。合わせてご覧ください。
それではまた明日。
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