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【1394】2026/03/28 葬儀はどう変わったのか
2026-03-28 04:46

【1394】2026/03/28 葬儀はどう変わったのか

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2026/03/28

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今週の初め、3月24日にお話をした、「結婚式はなぜ変わったのか? 媒釈人が消えた理由」では、結婚式から媒釈人が消えたことで、社会の儀式から個人の表現へと変わった。
そんなお話をしました。 そして、卒業式の歌も同じように、用意されたものから自分たちの歌へと変わっているというお話は、もうちょっと前ですね、3月15日にお話をした通りです。
じゃあ、葬儀はどうなのかということを少し調べてみました。 やはりかつての葬儀は、家や地域が主体となる儀式だったんです。
葬儀は自宅で行われるのが基本でした。 近所の人たちが手伝って、役割が細かく決まっているものでした。
聴聞客を迎えることが大切だという考え方もありました。 つまり、社会の中で亡くなった方を見送る場だったんですね。
一方で今は、社会から個人にやはり移ってきています。 家族葬というのがあります。
直葬というのもあります。それからもう一つ、一日葬というのもあります。 家族葬は家族とかごく親しい人たちだけで行う小規模な葬儀です。
直葬は、つやとか国別式を行わず、仮葬のみで見送る形です。 一日葬は、つやを行わず、国別式と仮葬を一日で行う形です。
つまり、今は参列者も限られて、どう送りたいかということが中心になっています。 つまり、時代がやはり社会全体から子に移ってきているということです。
ここで起きている変化は、結婚式ととても似ているというわけですね。 結婚式は社会が関わることで成立する儀式でした。
それが今は、当事者が意味を作る儀式になっています。 葬儀もまた、家族個人のための時間へと変わってきているというわけですね。
結婚式では売釈人が消えました。 葬儀では何が消えたのかというと、消えたのは世話役としての地域の存在です。
昔は近所の方が自然に動いて受付をしたりとか案内をしたりとか、その場を支えていました。 例えば仮想に出かけている時、家族いないわけですよ。
でも近所の人が留守番をしてたりしてたんでしょうね。 今はその役割の多くが葬儀者だったりスタッフに移ってきています。
ここは私自身の実感でもあるんですが、昔の葬儀はみんなで見送るという空気がありました。
ところが今の葬儀は、近しい人たちでしっかり向き合うというような、そんな時間になっている気がします。
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直葬ですと仮葬だけなので、司会者が関わることはありません。 一日葬ですと通夜がありませんので、葬儀当日に葬儀者のスタッフが慌ただしく打ち合わせをしているのを見ることがあります。
そして家族葬は人を絞って見送るという形です。 どちらが良い悪いではなくて役割が変わったということです。
そしてこの変化の中で司会者の役割もまた大きく変わってきていまして、 風呂司会が存在する意味がより濃くなったというふうにも思います。
個人の人生を言葉にすることだったり、 遺族の思いを支えることだったり、場の意味を作ることだったり、
これは結婚式で消えた媒釈人の役割を司会者が担っている部分があるということと似ているんですけど、
以前の葬儀司会の役割とまた変わってきているなとも思います。 結婚式も卒業式も葬儀もどれも人生の節目にある通過儀礼です。
そして今それらは共通して社会の中で位置づける儀式から、 個人の物語を表現する場に変わってきています。
決まりとかルールが少なくなった分、 その場の意味はそこにいる人たちが作る時代になりました。
だからこそ一つ一つの言葉、司会者が発する言葉は、 より大きな意味を持つかもしれません。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。 併せてご覧ください。
それではまた明日。
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