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2023-07-03 08:14

【0395】2023/07/03 電報の取り扱い方 #冠婚葬祭司会

2023/07/03
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おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、司会やナレーションを通じて日々感じたことなどをお話ししています。
ちょっと嫌だなぁと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、
最終的に良かったねと思えるように考え方のコツなどをシェアしていきます。
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今日は、電報の取り扱い方についてお話をします。
結婚式では祝電、葬儀では朝電と言いますが、
昨日ちょうど葬儀司会がありまして、かなりたくさんの方が会祖部にお越しくださったんですね。
そうですね、たぶん150人ぐらいいらっしゃったと思います。
長寿の方は、個人のご友人の方、そしてお孫さんもお別れの言葉をお話ししました。
さらに電報は全部で33通あって、そのうち全文とお名前を7通読みました。
他の25通については、すべてお名前だけはご紹介いたしました。
最近は新聞広告を載せない方も多いので、そうなると朝電すら来ないんですよね。
お花も来ませんし、本当に身内だけで行う葬儀が多かったんですよ。
その中でこんな風にたくさんの方が訪れる葬儀って、やっぱりいいなと思ったんです。
個人とお付き合いのあった方が、ちゃんとその方について、
周りの人たちと一緒に忍ぶことができる。
この中では、その機会を奪ってきてたんだなと強く思ったんです。
昨日の葬儀にはたくさんの方が参列なさって、ちゃんと皆さんが一人一人証拠をなさってましたし、
個人を忍ぶ映像も皆さんで見ることができましたし、
長寿やお別れの言葉の中で、亡くなられた方がどんな人だったのかをよく知ることができましたし、
さらに親しい方であればそうだったなって、本当に一緒に思い出すことができたと思うんですよね。
結婚式も葬儀も、やっぱりその節目、人生の節目は、
自分に関わる人たちと共に過ごすのがいいなと思いました。
さて今日の本題、伝報についてですが、
祝伝であれ、朝伝であれ、本番で読む順番がまず整っていなければいけないんですよね。
これは司会が勝手に決めることではないので、
私の場合は新郎新婦に確認してもらいます。
新郎新婦でわからない部分は、もしかしたら親御さんのお友達から来ることもありますからね。
そうなると、親御さんにも確認してもらったりしながら、順番を整えていきます。
まずは伝聞、全文を読む文を整えていくんですけど、
新郎側三通、新婦側三通というのが、まずはベーシックな形です。
それよりも多かったり少なかったりする場合もありますけれども、
まずはそれが基本的な形です。
まずはそれが基本的な形です。
まずはそれが基本的な形です。
その後、お名前だけご紹介する部分については、
新郎側をずっと紹介していって、新婦側をずっと紹介していく、
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みたいな形にしていることが私は多分多いと思います。
そして、朝伝についてなんですが、
これも基本的には伝聞を全文読むのが二三通、
あとはお名前だけというのが基本です。
伝報が五十通を超えてきますと、紹介するのに十分以上かかるんですね。
いつぞえは百通を超えた時がありまして、百二十弱だったかなと思うんですけど、
すべて読んでくださいというリクエストだったので、
二十分ぐらいかかったと思います。
こういう場合は、名簿を作るのがいいです。
朝伝廃樹名簿という名簿です。
これはもう順番を気にしていられないので、
届いた順に作っていったりします。
当然名簿ができた後も、会場に伝報が届いたりしますので、
アナウンスの仕方がないので、
アナウンスの仕方としては、名簿を作成後も届いていますけれども、
合わせてお供えいたします。
と言って、名簿が作成された後に届いたものについては、
式の中でもご紹介しませんので、
ご遺族だけが受け取ったことを知っている形になります。
名簿を作成することがかなわなかった、
でも伝報は五十通以上あるぞっていう時は、
伝文を全文読むもの以外は、
他何通届いていますというアナウンスの仕方をして、
一緒にお供えをします。
こういう形もあります。
ただ、宿伝と朝伝、スタッフがやることで、
違う点が一つだけあります。
それは、伝報の台紙から紙を外すか外さないかなんです。
特に、たくさん量がありますと、台紙があるとすっごくかさばるんですよね。
結婚式ってたくさんの演出がありますから、
伝報がすっごいかさばっていると、
ちょっと扱いが困るので、
割と台紙から紙を外していることが多いですね。
でも、朝伝の場合はどうかっていうと、
最終的に祭壇にお供えをしますので、
その時に紙ペラではやっぱり形にならないんですよね。
ちゃんとお供えをする時に、
品欲あるためにはやっぱり台紙が必要なんですよ。
50通ぐらいですと一人で持てるんですよね、私も。
ですから、司会者代で伝報を紹介して、
それを持ってちゃんとお供えをするっていうのは、
何も難しいことではないんですね。
もし、
それがたくさんになった場合は、
スタッフもいますから、
スタッフと2人で一緒にお供えに行くっていうこともあります。
スタッフの動線としてそれが難しい場合は、
お盆を用意してもらって、
お盆にバーンと乗せて、
そしてそのまま私がお供えに行くっていうこともできます。
いずれ、台紙から外さないっていうことが基本なんですね。
昨日は、本当にご親切に、
33通の伝聞を、
1番から33番まで全部番号を振って、
くださって、
さらに振り仮名もきちんと振ってくださって、
読み合わせをするまでもないみたいなぐらい、
ちゃんとやってくださってたんですよ。
本当にそれはありがたかったんですが、
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全ての台紙を外していらっしゃったんですね。
もし、今台紙をお持ちであれば、
私の方ではめますから、
はめさせてもらっていいですかっていう話をしたら、
ご自宅にあるということだったんですね。
じゃあお供えをするのは、
葬儀の後にすることにして、
まずはこのままで読むかっていうのも、
ちょっと、
頭をよぎったんですけれども、
ご自宅が会場のお近くだというので、
なんと持ってきてくださったんですね。
そして持ってきてくださっただけじゃなくて、
全ての台紙をはめ込んで、
元通りにしてくれたんです。
その時もしっかりなさってて、
台紙の方にも名前を書いていて、
どれが誰からもらった、
伝報の台紙なのかっていうのも、
ちゃんとメモされていたんですね。
ですからすぐ戻すことができました。
もしも台紙を戻すことができなければ、
こちらの方としても、
式の中でお供えするのはやめるっていう選択肢もあったので、
それはそれでOKだったんですが、
でもちゃんと戻ってくれたので、
通常通りお供えをしました。
そしてお供えをした姿を見て、
後からご家族の方が、
このお供えをするっていうところまで、
イメージできませんでした、
というお話をしていました。
こうやってお供えをするんだから、
かさばるぐらいの方がいいんですね、
っていうふうにおっしゃっていたんですね。
で、
やり直しっていう感じになってしまったのは、
本当に申し訳なかったんですが、
でも最終的にそうやってなったんです。
ご協力してくださって、
本当によかったなって思っています。
今日は、電報のミニ知識、
お話をしました。
この配信では、花火や天気、
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ではでは、明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。
08:14

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