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2025-03-05 04:32

【1006】2025/03/05 新聞紙は万能

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2025/03/05

サマリー

新聞紙を使った防災アイテムの工作が紹介され、スリッパや枕などが作れることが取り上げられています。災害時に簡単に応用できる新聞紙の利便性について考えさせられるエピソードです。

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 毎朝更新している、恋の日記です。今日も最後までお付き合いください。
防災教室での新聞紙工作
昨日は、秋田県の防災アドバイザーとして防災教室に行って、先輩の講座を見学してきました。
内容は、防災の基本ということで、受講生が新聞で工作をしたりして、楽しい時間を過ごしました。
新聞紙で何を作ったかというと、スリッパとか枕です。
小さい頃に新聞で兜を作ったりとか、紙の箱を作ったりした方も多いんじゃないかと思うんですが、
こうやって折り紙のようにして新聞紙を折ることで、災害時にとっても役立つアイテムがたくさんできることを知りました。
いずれ動画の方でもご紹介しようとは思うんですが、今日は音声で紹介します。
災害時、ガラスが割れたり、床に危険物が落ちているかもしれないという時に、裸足で歩いてしまうと怪我をしちゃいますので、寝る時には近くにスニーカーがあると安心です。
でも、ない時には新聞紙で緊急スリッパが作れるということなんですね。
サッと履けますし、足元を保護してくれるものなので、ほんと優れものだなぁと思いました。
もう一つ枕なんですが、避難所とか車中泊になった時に少しでも快適に眠りたいっていうのはありますよね。
こんな時に新聞紙で枕を作っちゃえばいいんだと思いました。
ずいぶん寝心地が変わるんじゃないかなと思います。
自宅が被災してしまった時には、手元に何もない、でも新聞紙はあるよという時にこれが作れますし、もっと発展してクッションも作ることができます。
実際にどうやって折るのかというような細かい工程などは後ほどショート動画を作りたいと思っているので、その際は動画も参考なさってください。
これが昨日ご紹介されていた2つなんですけど、他にも簡易ボックスが作れます。
これは小さい頃に皆さんも作ったことがあるんじゃないかなと思うんですが、そこの部分をしっかり折り込んで折り紙のように箱を作れば、ちょっとしたゴミ箱だったりとか、こぼしたものを一時的に入れるような容器になります。
濡れたり汚れたりしても使い捨てできますからいいですよね。
それから紙食品ができます。三角コップの容量で作った新聞紙のカップ、少量の水とかお菓子を入れるのにとっても便利です。
お皿も折り紙の箱を浅めに作る容量で作れば代用できます。紙製品ですから長時間使うのは難しいところもあるんですが、緊急時には助かります。
同じ容量でスプーンを作ることもできます。その新聞紙で何かを食べるということではないんですけれども、細く折りたたんで先端を広げるようにしますと、ちょっとしたものをすくう程度には使うことができます。
もちろん耐久性はプラスチックのスプーンほどではないんですが、緊急時には役立ちます。
さらには腰のあたりにまずは新聞紙を巻いて、その上にアルミホイルやラップでまた巻きますと腹巻きになります。意外と保温効果が高いんですよね。
これを上半身に巻きますと即席の防寒着にもなります。災害時で道具が限られている時でも新聞紙とちょっとしたテープとかホチキスなどがあれば色々とアレンジできそうです。
災害グッズとしてスリッパや枕、お皿やスプーンそのものを準備している方も多いかもしれないんですが、もし準備がなくても新聞紙でこんなにも応用ができることを知っていたら買い揃えることをしなくてもいいです。
こうやって生きる力を蓄えることってものすごく大事だなと思いました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。リッスンではこの配信のテキスト版を見ることができます。
またYouTubeでは防災に関するショート動画を配信しています。 合わせてご覧ください。
それではまた明日!
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