2026/04/18
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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
最高気温が40度以上の日の名称が、「酷暑日」に決まりました。 気象庁から新しい言葉について、昨日17日に発表されたんです。
これまで私たちは、最高気温25度以上で夏日、 30度以上で真夏日、
35度以上で猛暑日という言葉を使ってきました。 この猛暑日でもかなり厳しい暑さのイメージありますよね。
ただここ数年は、この猛暑日をさらに上回る40度以上という極端な暑さが、毎年のように観測されるようになってきました。
そこで気象庁がアンケートを行って、新しい名称として選ばれたのが、この酷暑日です。
酷い暑さと書いて酷暑です。 言葉としても直感的に伝わる強さありますね。
実はこのアンケートが行われていた時、私も酷暑日に投票した一人です。 それからいろんな意見が出されてたんですけれども、意見の一つとしてそれもありだなぁと思ったのがこういうことです。
夏日から猛暑日までの用語を5度ずつずらすのはどうかという意見が出されていました。 なるほどって思ったんですよ。
つまり最高気温25度以上が夏日ではなくて、これを30度以上にスライドさせるのはどうかっていうことなんです。
そうなると30度以上で夏日、35度以上で真夏日、40度以上で猛暑日とするのがその意見です。
この先もしかしたら45度以上っていうのが登場した時に、酷暑以上の言葉があるんだろうかって思ったりすると、このスライドするっていう方法はなかなか良い意見だなと思ったんです。
もちろん45度以上がたびたび出るような感じにはならないでほしいとは思うんですけれども、そのアンケートなかなか興味深いことがあって、この意見もその一つですけれども、いろんな新しい言葉を生み出す人たちがいてすごく面白かったです。
それはそれとして今回決まったのは最高気温40度以上の日の名称、酷暑日です。
この酷暑という言葉自体はこれまでも一般的には使われていました。
ただ気象の定義として明確に40度以上の日と結びつけられたのは今回が初めてです。
ここが大事なポイントで、名前がつくということはそれだけ注意を促しやすくなるんです。
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例えば猛暑日という言葉ができてから35度以上の危険な暑さへの意識、かなり変わったと思います。
そしてその意識って広がっていったと思うんですよね。定着していったと思うんです。
それと同じように酷暑日という言葉が定着していくと、40度というレベルの暑さが特別に危険なものとして共有されていくと思うんです。
気温が40度を超えるっていうのは単に暑いというレベルじゃなくて、もう痛いっていう感じあると思うんですよ。
体温を上回る環境です。屋外だけではなくて室内でも命に関わるリスクが一気に高まります。
ですからこの酷暑日という言葉は単なるネーミングではなくて、命を守るためのサインにもなるということなんです。
これから天気予報なんかでこの言葉を耳にする機会が増えていくと思うんですが、
その時には今日は危ない暑さなんだなと、一段階強く意識していただけたらなと思います。
言葉が生まれると、そして言葉が変わるとっていうことでしょうかね、行動も変わってきます。
そしてその行動が自分とか周りの人の命を守ることにつながると思います。
新しく生まれた酷暑日という言葉、ぜひ覚えていきましょう。
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それではまた明日。
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