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2022-08-18 06:32

【0076】2022/08/18 大曲の花火のチケットが届いた

2022/08/18

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おはようございます。鶴岡慶子です。この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
8月27日は大曲りの花火、全国花火競技大会です。昨日、私はチケットを受け取りました。
その中にプログラムが入っているんですけど、プログラムを見て、3年ぶりの競技大会、28社の花火屋さんで今回は競われるということなんですけど、
昼花火の部、そして夜花火の部というのがあるんですけど、夜花火の部の方が皆さんに馴染み深いと思うので、夜花火の部の方をお話ししますが、
夜花火の部は、柔合玉2発、そして創造花火、この3つで競われるんですね。柔合っていうのは尺玉のことなんですけど、尺っていうと30センチぐらいですよね。
直径30センチぐらいの花火玉なんです。結構重いんですよ。およそ3キロあります。
その輪の中心が330メートルぐらいまで打ち上がるんです。一番の花火屋さんは、のぼり点滅月、
よえしんきくさきべにみどりぎんらん、っていう花火を打ち上げるんですね。そののぼり点滅っていうのは、上空330メートルに登っていく途中に、
点滅する変化をつけながら、登っていくっていうことなんです。およそ7秒間ですね。
そして330メートルに中心がきますので、その高さって東京タワーぐらいですよね。そして300メートルに開くので、30センチが300メートル、もう1000倍に開くわけですね。
ちょっとのずれでも、1000倍のずれになるわけですから、きれいな花火が打ち上がるって、本当にその職人技ってすごいなって思います。
さらに、よえしんきくさきべにみどりぎんらんと言いました。よえしんというのは、心が40っていうことなんです。
一番外側の他に40の心があるということは、全部合わせると50ってことなんですよ。それも乱れてはいけないので、乱れるともう心だかなんだかよくわからなくなっちゃいますよね。
だから乱れるとダメなので、きれいな50になるかどうかっていうのが勝負どころなんですよね。
さらに、きくさきべにみどりぎんらんという名前がついた花火なんですけど、きくという花火の先の方で色がべにからみどり、さらには銀色に変わって、ぎんらんなのでキラキラするっていう感じでしょうかね。
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そんな花火が打ち上がるんだということです。一斉にきくの先が赤から緑になって銀色になるそのタイミング、変化のタイミングも大事だし、一斉に消えるかどうかっていうところも見どころなんですよね。
もうしれっときく花火って言いましたけれども、花火には大きく分けてきく花火とぼたん花火というのがあります。ぼたん花火は点で光るのですごくスピード感があるんですよね。
一方できく花火は大ひいて光る、いわゆる線で光るものがきく花火。非常に豪華な花火なので、コンクールにはきくを持ってくる方が多いです。大曲りの花火では三重心以上の花火という風にルールが決められています。
それ以下はもう失格なんですよね。三重心だって外と合わせると四重丸ですよね。今回三重心をあげるのは、1、2、3、4、5社ですね。28社中の5社だけなんです。
あとは四重心、五重心も多くなりましたね。もう五重心なんて一番外側の円と合わせると60丸ですからね。それがきれいな同心円になっているかどうかっていうことなんですよ。
そうなると三重心で完璧にいくのか、五重心にチャレンジするのか、その辺の花火師の心意気もなんか感じられるんですよね。このプログラムを見ただけで、今回はこの花火屋がこれを持ってきたか、チャレンジしてきたなっていう感じとか、すっごく面白いと思ってプログラムを手にしました。
今回チケットを手にしたんですけど、チケットがなんとすっごいいい席が取れてたんですよ。真ん中の一列目。テーブル付きの4人席で、かつてないぐらいの席ですね。花火って上を見上げるので、そんなに前の人って気にならないんですよ。
本当に前なので、ちょっと足を伸ばせるなみたいな感じだったりとか、あと一席でテーブルもあるので、何も持っていくものがないと思って、雨模様でも、なんなら雨が降っても、長靴でレインウェアを持っていけば何の問題もないと私は思っているので、いやー本当楽しみになってきました。
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ツロカ稽古でした。
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