1. 鶴岡慶子/花火・天気・ことば
  2. 【1384】2026/03/18 「避難情..
2026-03-18 05:45

【1384】2026/03/18 「避難情報に関するガイドライン」改定版 内閣府より

spotify apple_podcasts youtube

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
内閣府から、避難情報に関するガイドライン改定版が公表されました。 これは気象庁の防災気象情報の見直しに合わせて、避難の出し方とか受け取り方を整理したものです。
一見すると制度の話にも見えるんですけれども、実は私たちの行動に直結するとっても大切な内容になっています。
防災気象情報はこの5月末に切り替わります。 この切り替わることに関して何度連絡会に出たことかという、
一昨年もそうだし、去年もそうだし、今年はもういよいよ施行されるので、おそらく私たち気象防災アドバイザーもたくさんの方々にお伝えする、伝達するっていう機会があるんじゃないかなと思います。
この防災気象情報の改定の背景にあるのは、気候変動によって気象が激しさを増してきているということで、
防災情報が次々と増えてきました。 でもその分、その情報ってどういう情報なのかがよくわからなかったりとか、情報がわからないということは、私たちはその情報によってどう動けばいいかわからなかった場面があったからです。
そこで今回整理されるのが、気象レベルと避難行動の対応関係なんです。
避難行動と警戒レベルについては、5段階に整理されていて、この整理自体は以前からあるんです。
警戒レベル3は赤色で示されて高齢者等避難。 警戒レベル4は紫で示されて全員避難、避難指示というものです。
そして警戒レベル5は命を守る最善の行動を取りましょうという黒で示された緊急安全確保というこの整理自体は以前からあるんです。
でも今回の改定では、そのレベルにちゃんと気象情報と結びつけるようになったんです。
今までは警報ってレベル3とレベル4にバラバラに入ってたんですね。
それがレベル3が警報、レベル4は危険警報というのが新しくできます。
ということで気象情報とそれから自治体が出す避難行動とこれがちゃんとリンクするようになりました。
つまり今回の改定では気象情報とどう結びつくか、そして自治体がどう判断するか、このあたりがより実務的に整理されています。
ただここで一番大事なのは私たちは情報を待つんじゃなくて、その情報を使って判断するっていう考え方です。
例えば同じ警戒レベル3でも川の近くにいるのか、土砂災害のエリアなのか、夜なのか昼なのかによって私たちって取るべき行動って変わるんですね。
03:11
つまり情報は正解ではなくて判断材料なんです。
気象予報士として、気象ボスアドバイザーとしてこの連絡会とかで感じることはずいぶん情報は整理されたなとか整ってきたなって思うんですね。
気象庁から気象台からこういう情報ってちゃんと出されていくんですけれども、
どう行動に変換するかっていうのはもう一人一人がやっていくことなんですね。
なので今回のガイドラインは行政だけじゃなくて地域、家庭とか一人一人がどう動くかを考えるための土台になるものなので、
ちゃんとこれはどういう情報なのかっていうのをしっかりと学んでほしいなって思います。
避難情報って自治体から出されますけれども、出されてから動くものじゃなくて出る前から考えておいてほしいって思うんですね。
もっと言うと情報って待つものじゃなくて取りに行くものだって思うんです。
これは避難情報だけじゃなくてですね、普段のこともそうなんですけど。
避難情報は確かにそうやって出されるわけですけれども、そのタイミングって地域全体を見て行政が判断して出すものなんですね。
つまり自分一人一人に、私たち一人一人にぴったりのタイミングではないっていうこともあるんです。
なので大事なのは自分で情報を取りに行く姿勢です。
雨の降り方はどうなんだろうとか、川の水位はどうなんだろう、土砂災害の危険度はどうなんだろう。
それを見て自分で判断する力を持ってほしいと思います。
決して他人に自分の命を預けないっていうことですね。
行政も気象台もできる限りの情報は出しているんです。
でも最終的に動くのは自分自身なんですね。
今回のガイドラインの改定はその準備をより具体的にするためのものです。
本当に情報は整理されてきているのでずいぶん分かりやすくなっていると思います。
どのタイミングでどの情報でどう動くのか、ぜひガイドラインを覗いてみてください。
防災は誰かが守ってくれるものではなくて、自分で守るものということですね。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。
併せてご覧ください。
それではまた明日。
05:45

コメント

スクロール