2026/03/19
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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日は3月19日、新月です。
新月は空に月が見えなくなる日です。一旦ゼロに戻るようなそんなタイミングです。
何かを始める前に一度立ち止まって整える、そんな日に向いている、とも言われています。
さて今日は、そんな新月の日に重ねて、
善意と仕事の境界線についてお話ししてみたいと思います。
精神科医で評論家の香山理香さんが、
善意を搾取、見極めて、というタイトルのコラムを書いていました。
読売新聞の日曜版です。
内容としては、人の善意に頼る形で、本来は対価が発生するはずのことが、
曖昧なままお願いされてしまう、と。
そんな場面について書かれていました。
例えば、ちょっとだけだから、とか、いい経験になるでしょう、とか、
みんなのためだよね、という、そういう言葉で、
本来は仕事であるはずのことが、善意として扱われてしまう、と。
そして、それが受ける側にとっては負担になっていくこともある、という指摘でした。
この記事を読んで、私はとっても共感したんです。
しかも、私は受ける側が多いので、
こういうことって搾取って言うんだなと思って、すごくすっきりしました。
というのも、私は個人事業主として仕事をしていますが、
まさにこういう場面に何度も出会うからです。
例えば、今回は予算がないんですけどね、とか、
今後につながりますよね、とか、
知り合い価格で、友達でしょ、みたいな、
そういう言葉と一緒に、仕事の依頼が来ることがあります。
もちろん、本当に応援したい人だったり、意味のある場だったり、
自分の意思でやりたい、と思えることはあります。
でも、今回は予算がないんです、とか、
今後につながるよね、あなたの経験になるよね、とか、
知り合い価格でお願い、とか、
そうやって言われた時に、
それはできないと断る私って、悪い人なのかな、とか、
自分は意地悪なのかな、って、
そうやって断りにくくなってしまうのは、
まさに全員が搾取されている状態だなって思います。
なんか違うような気がする。
むやっとするんですけれども、
この正体よくわからなかったんですけど、
搾取という言葉でしっくりきます。
あなたのためだと言いながら、
自分の希望が叶えられるようにするという、
これってテイカーと言ったりしますよね、
ギブアンドテイクのテイク、テイカーです。
全員って本来は自分で差し出すものであって、
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求められるものではないはずなんですね。
特に私なんか個人で仕事をしていると、
断ることがそのまま関係性に影響するかなと感じるときには、
つい引き受けてしまう。
つまりギバーになっちゃうってことです。
でも対価が払われないからといって、
仕事の質を下げることはできませんので、
それが続くと仕事としての軸が、
少しずつ曖昧になっていってしまいます。
この記事は、そういう善意と仕事の境界線を
ちゃんと見極めることの大切さを教えてくれる内容だったなって思います。
今日は新月ですけれども、
新月は一旦手放して整えるタイミングでもあります。
だからこそ、これまでなんとなく引き受けていたことだったりとか、
曖昧になっていた線を一度見直してみるのもいいなって思います。
私は、善意そのものはとっても大事にしたいと思っています。
ただそれは、選んで差し出すものであって、
求められて応じるものではないんですね。
いい人でいようとすると仕事は守れなくなります。
私という価値を下げてしまうということもあるなって思います。
その線引きを自分の中で持っておくことっていうのは、
私が私であるために、
そして長く自分の価値を届けていくために必要なことだなって感じます。
なので今日は新月の日に合わせて、
自分の中の線を引き直してみるような、
そんな一日にしてみるのもいいかもしれないなって思いました。
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それではまた明日。
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