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【1535】2026/08/16 お盆明けに思い出した、涙のラジオエピソード
2026-08-16 03:47

【1535】2026/08/16 お盆明けに思い出した、涙のラジオエピソード

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2026/08/16

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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
お盆が明けましてご先祖様も、彼の地にお帰りになった頃かと思います。 今日はそんな時期に思い出した、あるラジオ番組のお話をご紹介したいと思います。
伊住院光さんのラジオ番組で、去年の4月に紹介されていたお便りです。 リスナーの方が投稿された実話でした。
印象的だったので、私はその放送を録音して手元に保存しています。 どんなお話だったかというと、ある男の子が小学生の頃にお父様を病気で亡くされるんですけれども、
亡くなる直前、お父様が最後に買ってくれたのが自転車だったんです。 誕生日プレゼントでした。
本当はゲームが欲しかったんですけれども、これが最後のプレゼントになるなぁということを子供心に察して、自転車をお願いしたんだそうです。
自転車にまたがる息子さんの写真をお父様は、その病室で眺めて涙を流されていたということです。
その自転車を男の子は大切に大切に乗っていたんですが、1年ほど経ったある日、事故にあってしまいます。
自分は怪我はなかったんですけれども、問題は自転車です。 自転車が大きく歪んでしまったんですね。
修理に出すことになるんですけれども、製造元からは修理不可能と言われてしまいます。
代わりに同じ形の新車を半額で用意するという、そういう提案を受けたそうです。
それを聞いた男の子は泣いちゃうんですね、その場で。 で、どうして泣いているのかっていうことを事情を知った自転車の店員さんももらい泣きをしてしまいます。
お父様からの最後の贈り物が、もう形を失ってしまうっていうことがたまらなく悲しかったっていうことなんですね。
店員さんは製造元にもう一度修理の見積もりを依頼してくれました。
そしたら後日、製造元の工場長ご本人から直接電話がかかってくるんです。
事情は伺ったと、できる限り元のパーツを使って修理をすると、修理費用はいただかなくて結構です。
っていう、そんな電話だったんです。 3ヶ月後、自転車は元の形に近い形で戻ってきました。
小さな部品こそ新しいものには変わっていたんですけれども、フレームとか大きな部分は歪みを直した元のパーツのまま組まれていたそうです。
ラジオに投稿した方はこんなふうにおっしゃってるんですね。 僕は元通りに直っている自転車を見てまた泣いてしまいました。
父からもらった自転車が廃車にならずに済んだばかりではありません。 父の顔も名前も知らない大勢の人の思いが詰まった。
世界で一番最高な自転車に仕上がって帰ってきたと思ったから。 と言うんです。
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投稿の内容はここで終わりじゃなくて、確か長くそれから乗っていますと、今も乗ってますみたいな、そんな話だったと思うんですよね。
私はこの話をラジオで聞きながら鼻の奥がツンと鳴りました。 涙って悲しい時だけじゃなくて、人の優しさに触れた時、温かいなって感じた時にも出るものですよね。
お盆が明けたこの時期にふとこのお話を思い出しました。 この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。 合わせてご覧ください。それではまた明日。
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