00:00
おはようございます、鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
視観やナレーションを通じて日々感じたこと、学んだこと、それからちょっと嫌だなぁと思ったことも、視点を変えて前向きに物事を捉えたり、
最終的に良かったねと思えるように考え方のコツなどをシェアしています。 日本の秋田県から毎朝発信しています。
赤川花火大会の30周年
一昨日のお話になりますが、赤川花火大会に行ってきました。 赤川花火大会は30周年の記念の大会でした。
私が長く関わってきた、秋田県の野城の花火の10年先輩ということになります。 野城の花火のまだ4回目とか5回目のあたりから、赤川の花火大会でずっと勉強していました。
当時は8月10日の開催だったんですね。 そして、秋田市の花火大会もまだ山の日ができる前は8月10日に開催だったんです。
秋田市の花火を担当するということになって、赤川の花火には行けなくなったんですけど、そのうちに赤川の花火が日程を変更することになって、また行けるようになりました。
主催が青年会議所なんですよね。若い人たちがやっているんです。 そして毎年毎年トップが変わるということで、
今年はどういう企画で来るのかなというのを、いつも楽しみにしているんですね。 今回は30周年ということで、スターマインだけじゃなくて、伝統の丸い花火が丁寧に打ち上がる番組もあったんです。
緩急折り混ぜられてて、すごく面白い花火でした。 花火屋さんが17社も参加しているんです。大回りの花火が1週間後にあるんですけど、
あのコンクールは、ルールが厳密で、がんじがらめなんですね。 そこを逸脱した花火は、もう全部失格になってしまうということから考えると、赤川の花火はもっと自由で、すごく面白い花火が見られる大会だなぁと思って、目いっぱい楽しんできました。
もちろん花火も面白かったんですけど、花火の前に酒田港に寄って、海鮮市場なんですけどね、そこで海鮮丼を食べました。
もう種類がありすぎて、すっごく迷ったんですけど、私が選んだのは、漁師飯っていうメニューの名前でした。
海鮮丼の他に、鯛汁があって、その鯛汁には、鯛のあらがドーンと乗っていて、すっごく迫力がありました。
そこから出る出汁が、もう本当に美味しくて、目いっぱい食べて、そこから鶴岡市に向かっていきました。
酒田と鶴岡は本当に近いので、そこからは時間を読める感じで出かけて行ったんですけど、途中面白い積乱雲に出会って、もう天空の城のラプタみたいな感じに見えました。
花火大会の開催中も、ずっとその雲から稲妻がピカッピカって時折光るんですよね。
花火とコラボしてるみたいでした。
あの雲から雨は降っていたと思うんですけど、それは山形県の内陸部に結構強い雨が降っていたようですけれど、鶴岡市はずっと晴れていて、ちょっと気温も湿度も高くて、
私たちが座っている場所のお近くで、熱中症で倒れる方がいらして、そこに救急隊の方々が駆けつけてきて、救急車に運ばれて行ったりとか、っていうこともありました。
能代の花火は収容人数が3万人ぐらいですけど、赤川はどうだろう、その2倍ぐらいあるんじゃないかなと思います。
奥行きはあんまりないんですけれど、横幅がとにかく広くて、5万人ぐらいはいたと思います。
そしてこの暑さと湿度ですから、倒れる方がいても不思議じゃないんですよね。
この暑さはまだまだ続きそうなんですよね。
来週は大曲りの花火があるんですけど、その時も熱中症対策をしっかりとしていきたいなと思いますし、
皆さんももしかして花火大会だけじゃなくて、フェスとかに出かけられる方、あるいはキャンプの方もいらっしゃるでしょうか、釣りの方もいらっしゃるかな。
どうぞ無理をなさらずに熱中症対策をしっかりとなさってください。
木の伐採による臨場感の変化
赤川の花火の話に戻りますけど、赤川の花火って、赤川という川の向こう側で花火師さんが花火をあげるわけなんですけど、
その向こう側という観客と向こう側の間に林があったんですよ。木がずっと植えてあって、あれはどこの管轄なのかわからないんですけど、
例えば国土交通省河川国土事務所だったりすると、国の木なんですよね。
この30年間ずっと切られてなかったんですけど、このほどその木がなかったんです。
一部分を除いてほとんど伐採されていました。
そうすると花火師さんの動く様子が見えるんですよ、こっちから。
そして何よりも嬉しかったのは、花火ファンとして嬉しかったのは、花火の筒が見えるんですよね。
筒の様子が見えると、そこで点火した時に散る火花が見えるんですよね。
それが見えるのと見えないのとでは全く違うんですよ。その臨場感が全然違うんですよね。
赤川ほどのワイドな現場で、あの筒が見えるって最高の現場だなと思って、
この30年を節目にまたこの大会はさらに飛躍していくんじゃないかなと思いました。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームで配信しています。
それではまた明日。鶴岡慶子でした。