2026/04/25
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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
岩手県大津市町では、林野火災が発生していて、心配な状況が続いています。 そして、この地域は現在、高発地震注意情報の対象となっているエリアにも含まれています。
今は山火事と地震のリスクが同時にあるという少し特殊な状況でもあります。 まず山ですが、山火事の現場では地氷火と樹幹火という形で火が広がります。
地面を伝って広がる火と木の上を一気に燃え広がる火。 特に風が強いと火の周りが一気に速くなります。
一方で海側ですが、こちらは高発地震注意情報が出されている状況では、津波のリスクを考えなくちゃいけません。 大きな地震が後から発生した場合、沿岸部では短時間で津波が到達する可能性があります。
山にも海にもそれぞれにリスクがあるんです。 高発地震注意情報が出ている状況下での林野火災、本当に心配です。
ここ数日あまり眠れていない人も多いんじゃないかなと思います。 さらに今朝はぐっと気温が下がったと思いますので、日中との気温差も大きくなります。
いろんな心配事があって落ち着かない日が続いているんですが、どうぞご自身の安全を大切に、そしてどうぞお体にお気をつけてお過ごしいただきたいと思います。
さっき林野火災の火の広がり方について、地氷化と樹幹化があるよという話をしました。
まず地氷化ですが、これは地面に近いところで燃える火のことです。 落ち葉とか枯れ草などが燃えながらじわじわと横に広がっていきます。
比較的ゆっくりですが、広い範囲に広がりやすいのが特徴です。 これが地氷化です。
もう一つの方、樹幹化ですが、これは樹木の樹に冠と書きます。樹幹化。 木の上の部分、枝とか葉っぱが燃える火です。
一旦火が上に移りますと、風にあおられて一気に燃え広がります。 木から木に飛び移るように進むので非常に速いんですね。制御が難しくなります。
今回のような林野火災では、条件によっては地氷化から樹幹化に移行していって急激に拡大する恐れがあるんです。
特に乾燥しているこの時期だったり、風が強い日っていうのはこの変化が起きやすくなるんです。
山火事は遠くの出来事のように感じるかもしれませんが、原因の多くは焚火とかの焼き、ちょっとした火の不始末です。
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乾燥している日は火を使うこと自体を控えたり、あるいは使った場合は完全に消すこと、この基本がとっても大切です。
私たちも日常の中でできる防災を改めて意識していきたいものです。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。
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それではまた明日。
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