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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 今日も最後までお付き合いください。
褒め上手のポイント
今日は、褒め上手と褒められ上手についてお話をします。 自分が人を褒めたり、逆に褒められたりする時に、楽しい気持ちになるという人もいるし、
一方で、少し気恥ずかしいと感じる人もいるかもしれないんですが、悪い気持ちになるってことは少ないんじゃないかと思います。
じゃあ、どんな言葉で褒めるともっと効果的なのか、そして褒められた時にどう返すと素敵なのか、ということについて少し深掘りしていこうと思います。
まず、褒め上手についてなんですが、ただすごいねというだけでは、なんとなく漠然とした印象になってしまいます。
効果的な褒め言葉については、3つポイントがあると思っていて、1つ目は具体的に褒める、2つ目は相手の努力にも触れる、
そして3つ目は相手にフィードバックを与える感覚で褒める、この3つポイントがあると思っています。
1つ目の具体的に褒めるっていうことは、例えばですね、このプレゼンすごく良かったよだけではなくて、
プレゼンの構成が分かりやすくて、特に最初のアイディアの導入の部分が印象的だったよというふうに具体的に伝えると、相手に褒めポイントがしっかりと伝わります。
そして2つ目の相手の努力に触れるなんですが、これは成果だけじゃなくて、プロセスも褒めるっていうのがとても大事だと思います。
例えばこの料理美味しいねではなくて、新しいレシピに挑戦してみたんだね、すっごく丁寧に作っているのが分かるとかですね、
そんなふうに努力にもフォーカスしてみるっていうと、すごく褒めポイントが増えるんじゃないかと思います。
そして3つ目、相手にフィードバックを与える感覚でっていうのはどういうことかっていうと、褒めることがイコールフィードバックだというふうに考えると言葉選びが自然になっていきます。
例えばそのスカーフ、今日の服の色合いにぴったりだよねっていうような、そんな小さいことでも気づいたこと、これを褒めると喜ばれるんじゃないかなって思います。
3つのポイントをお話ししたんですが、こう考えてくると、褒めるってすっごく難しいことだとも思います。
今言ったこの3つのポイントをやろうと思ったら、相手のことをよく見ていなくちゃいけないんですよね。
逆に言うと、相手のことをよく見ていれば、たくさんの褒めるポイント、褒めポイントを見つけることができるだろうなって思います。
で、褒めポイントが見つかったんだったら、それは自分の中だけにしまっておくんじゃなくて、相手にちゃんと伝えたらもっといいですし、相手がいないんだったら周りでもいいです。
周りにもお噂話のように、あの人のあれが良かったよねっていうことを言語化しておくっていうこと。
これがその場の空気をすごく良くしますし、チームで動いているんだったらそのチームの雰囲気が、空気がすごく良くなるだろうなと思います。
褒められ上手の重要性
そして次に、褒められ上手についてなんですが、褒められた時、いやいやそんなことないですよと謙遜するというのは日本人っぽいんですけれども、
せっかくの褒め言葉をさらっと流してしまうのもったいないんじゃないかなと思うようになりました。
なので褒められた時は、「わぁありがとうございます。そう言ってもらえると本当嬉しいです。」というふうに素直に受け取ることも大事なんじゃないかなって思っています。
それから相手に話を返すっていうのもいいと思います。
え、本当ですか?ありがとうございます。実はAさんのアドバイスがすごく役に立ったんですよねというような感じで、
このAさんって言ったんですけど、それは褒めてくれたあなたにお返ししてもいいし、第三者のあの人のおかげですごく良かったんですというようなこともいいと思います。
あとは、すっごい細かいところに気づいてくれて褒めてくれた場合には、「いやぁいつも細かいところに気づいてくれて本当すごいなと思います。そう言ってもらえて本当嬉しいです。」というように自然に褒め返すというのも非常に効果的なんじゃないかなって思います。
褒められ上手って、お礼上手なんじゃないかなって思います。
私ももともと、「いやいやそんなことないよ。」っていうことの方が多かったんですけど、最近は、「わぁ嬉しいありがとうございます。」って言うようにしています。
さっきも言ったように、褒めるっていうのは相手のことをよく見ているっていうことでもあるんですよね。
見ていてくれたということにお礼を言うことの方が気持ちいいなって思うようになってから、謙遜せずに、「わぁ嬉しいです。ありがとうございます。」というようになりました。
先日ある会合で司会をして、担当者からお礼のメールが届いたんですね。
鶴岡さんのおかげで場が丸く収まりましたと書いてありました。
本当に嬉しかったです。
声がいいよねじゃなくて、その場が丸く収まった。
司会者の役割がちゃんと果たせたんだなぁと思ったし、ちゃんと見ていてくれたんだなって本当に嬉しくなりました。
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それではまた明日。
