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2026-10-25 06:16

【1605】2026/10/25 GMOが要請した「能動的サイバー防御」とは

2026/10/25

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サマリー

GMOインターネットが政府に求めた「能動的サイバー防御」について、サービスへの不正侵入と被害の概要を説明する。能動的サイバー防御は、攻撃を受けてから対処するのではなく、通信を監視して予兆を捉え、攻撃元を無害化する考え方で、官民連携・通信情報の利用・無害化の3本柱から成る。GMOが求めたのは、攻撃者の拠点を突き止めて止める無害化の適用であり、法律施行後初のケースになる可能性がある。個人の備えとして、端末の更新とパスワードの使い回しを避けることを、防災の自助・共助・公助になぞらえて呼びかける。

GMOへの不正侵入と能動的サイバー防御の要請
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
GMOインターネットが政府に、能動的サイバー防御の適用を緊急に要請したというニュース、 皆さんも聞いたでしょうか。
まず何があったのかということなんですけれども、 GMOにはお名前ドットコムデスクトップクラウドというサービスがあります。
FX,外国為替証拠金取引を自動で売り替えするためのコンピューターを貸し出すサービスです。 このコンピューターのことをサーバーと呼ぶんですけれども、利用者は2万人以上いらっしゃいます。
ここに何者かが不正に入り込みました。 サーバーの中には、利用者が取引に使うパスワードなどの情報が保管されていたんです。
その情報が第三者に見られてしまって、不正な操作が行われました。 影響を受けた可能性があるサーバーは2万6739件に上ります。
お客様の情報が外に持ち出されたことも確認されています。 身に覚えのない取引でお金を失ったという人も出ています。
さらには攻撃者と見られる者からお金を払え、払わなければ情報を公開するというような脅しもありました。
GMOは脅しには応じずに警察と連携して対応するとしています。 その上で国に能動的サイバー防御を使ってほしいと求めたんです。
能動的サイバー防御、これは何かというと、まず能動的っていうのは自分から動くという意味ですよね。
受け身じゃなくてこちらから動くっていう意味です。 そしてサイバーっていうのはインターネットとかコンピューターの世界のことです。
例えば蜂に例えてみると、これまでのサイバー対策っていうのは、いわばアミドを使って刺されたら薬を塗るというような守り方だったんです。
能動的サイバー防御の3つの柱
もちろんこれも大事なことなんですけれども、でも最近は蜂の数が増えすぎちゃって、しかも賢くなってきたということで、
アミドの隙間を狙ってきますし、一度にたくさん飛んでくるということで、新しい考え方が必要になってきました。
刺されて初めて動くんじゃなくて、普段からパトロールをしましょう、見回りましょうということなんです。
そして巣を見つけたら刺される前に取り除いてしまう。これが能動的サイバー防御のイメージです。
この能動的サイバー防御、3つの柱があります。 1つ目は官民連携です。
官は国、民は会社のことです。 暮らしを支える大事な会社、例えば電気とかガスとか水道、鉄道通信、そして銀行などですけれども、
こういう会社が攻撃を受けたら国に報告することが義務になっています。 そして国はその情報を分析して、他の会社にもこんな攻撃に気をつけてねって知らせることになっています。
2つ目は通信情報の利用です。 国がインターネットの通信を分析して怪しい動きを見つけます。
天気予報で言うと雨雲が近づいてきたぞっていう感じと同じように、通信の流れを見ていると攻撃の予兆に気づけるわけです。
ただ憲法は通信の秘密を守っていますので、人の手紙を勝手に読んではいけないというルールになっていますから、
国は行き過ぎないように独立した委員会がチェックする仕組みになっています。 そして3つ目は無害化です。大変な攻撃が見つかった時は警察とか自衛隊がネットワークを通じて攻撃元のコンピューターに入ります。
そして悪いプログラムを消したりとか攻撃できない状態にします。 蜂の巣で言うと駆除をするっていうことですね。
実はこの無害化は今月1日からできるようになったばかりです。 1つ目の官民連携、2つ目通信情報の利用、そして3つ目の無害化。
GMOが求めた無害化と個人の備え
この3つの柱があるわけなんですが、 GMOが求めたのはこの3つ目の力を使って攻撃者の拠点を突き止めて止めてほしいということだったんです。
もし発動されれば今月1日の法律の施行後初めてのケースとなります。 今回の件が対象になるのかどうか今後の判断注目していきたいと思います。
私は気象防災の活動もしていますが、この考え方はとても似ていると思います。 大雨そのものは止められませんが予報がありますので早めに対応することはできます。
被害が出てからではなくて被害が出る前に動くわけですね。 サイバーのことでも同じで何やら怖いからスマホとかパソコンとかやめてしまおうとかそういう話じゃないと思うんですね。
デジタルの話は難しいって思って遠ざけるんじゃなくて、ちゃんと防災の考え方と同じように対応していくっていうことを備えていくっていう考え方が必要だと思います。
普段から私たちができることとしては、スマホとかパソコンのアップデートはこまめにすること。 あとはパスワードは使い回しをしないということです。
もし使い回していたらひとたび漏れると全部漏れますからね。 まず自分を助けるっていう自助の考え方、自分でできる備えをまずするっていうこと。
誰もやってくれませんからね。自分のことは自分でまずするっていうこと。 そしてその上でそういった情報を周りにも伝えていくこと。これが強情にあたると思うんですけれど、
さらには国の対処っていうのは向上にあたると思うんですよね。 防災と同じ考え方がサイバーの世界でも大事です。
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