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だから何?この先どうするノベーション(2014回)
2026-11-01 15:58

だから何?この先どうするノベーション(2014回)

アメリカ・フィラデルフィアの、貧困や暴力など深刻な問題を抱える高校を立て直した校長、リンダ・クリアット=ウェイマンさんのお話に、困難を乗り越えるための大切な考え方を教えていただきました。


曰く、


「リーダーが先頭に立て」


「だから何? それがどうした? この先どうするかが大事よね?」


「あなたを愛していると言う人が誰もいない日には、私が言うわ。いつだって」


ここから私は思いました。


1、困難を乗り越える魔法の言葉

2、自分から動く

3、小さなことから始めてみる


1、困難を乗り越える魔法の言葉


リンダさんが赴任した高校は、貧困、暴力、低い出席率や学力など、さまざまな問題を抱えていたそうです。


でも、職員たちが、学校がうまくいかない理由を次々に説明したときに、彼女はこう言ったそうです。


「だから何? それがどうした? この先どうするかが大事よね?」


この言葉は、困難を目の前にした時の、魔法の言葉かもしれないと思いました。


イノベーションプロジェクトでも、予算がつかない、やれる人がいない、そんな暇はない、上司が承認しないなどなど、できない理由が、次々と出てくることがあります。


そんな時にこの魔法の言葉をいうことができるか?


「だから何? それがどうした? この先どうするかが大事よね?」


これは、私は、何としても自分がそれを推進する、よく変えていきたい、というパッションがあるかないか、最後はそこにかかってくると思いました。


校長だからできるんでしょ?責任者だから動かせるんでしょ?だって上長が承認してくれないと、何もできないじゃない、、


本当にそうですかね?と思わせて頂きました。


私は、オープンイノベーションプロジェクトを立ち上げる時、ベンチャーとやるなんて、なんでリスクがあることをやるんだ?何度も失敗した経験もあるよね?


みたいな声も頂きました。それでも、これからの社会で新しいビジネスを推進するのは、自分たちだけでは、絶対に置いていかれることになる、そんな自分のパッションを信じて、あらゆる手段を使って、なんとか船出をさせてきた思いがあります。


もちろん、リンダさんのような直接的な言葉は使いませんでしたが、心の中はそんな思いがあったなあと、改めて思い出させていただきました。


2、自分から動く


リンダさんの最初のスローガンの「リーダーが先頭に立て」という言葉も沁みました。


とかくリーダーやマネージャーになってしまうと、部下にやらせることを考えがちな気がします。


私もマネージャーの時に、上司からお前がやってどうする?部下にやらせるのがお前の仕事だ、と何度も言われたことがあります。


大組織に入ってしまうと、マネージャーは、上と下の調整をすることが、主な仕事になってしまって、自分で動くことが、なかなかできなくなってしまう。


そんな中、リンダさんは、そんなバイアスを跳ね返して、自らが動き出した、ということが、これまで動かなかった歯車を動かす鍵になっているのではないかと感じました。


もちろん、部下の育成の観点も必要ですが、仕事を任せているうちに、いつの間にか、管理しかできない人になっていた、なんて話もたまに聞いたりします。


特に停滞や抵抗のある件には、自分がまず動く。


これがとても大切。と教えて頂いた気がしました。


3、小さなことから始めてみる


リンダさんたちは、校内の電球の取り替えから始めたそうです。古くて暗い校内の電球を取り替えていったそうです。


改革するんだなんて、大風呂敷を広げたとしても、ビジョンばかり語っていて、部下が動かないから、アイディアがでない、などと、嘆いている幹部では、うまくいかないと思いました。


まずは、自分ができることはなんなのか、ほんの小さな活動でも、まずはできるところから手をつけて、そのうちに、少しずつ仲間が増えてくる。


大きな組織になればなるほど、簡単そうで、実は難しい。でも、とてもシンプルなことを教えていただいた気がしました。


小さな成功から、というのは、イノベーションプロジェクトでは、必須の考え方です。


わかっちゃいるけど、なかなかうまくいかないのは、もしかしたら、あなた自身が、小さなことを、自ら動いていないからかも。


その根底にあるのは、本気でなんとかしたいという、パッションがあるのか?と、問われている気がしました。


ということで、一言で言えば、


だから何?この先どうするノベーション


そんな風に自分も、心の中で叫びながら、自らがまずは、小さなことから動き出す。実践していきたいと思いました。


そんな話をしています。


参考資料・出典

リンダ・クリアット=ウェイマン TED講演

『崩壊した学校をどう立て直すか? 恐れずに先頭に立ち、深い愛情を注ぐ』

https://www.ted.com/talks/linda_cliatt_wayman_how_to_fix_a_broken_school_lead_fearlessly_love_hard

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