ヴィクトール・フランクル の言葉に、創造の根っこにあるものを、考えさせられました
「苦悩する人は、もはや運命を外面的に変えることはできなくなっています。けれども、その人はまさに苦悩によって運命を内面的に克服することができるのです。
苦悩は成長です。また苦悩は成熟でもあります。苦悩は人間に、ものごとを見抜く力を与え、世界を見通せるようにします。
苦悩への勇気一
これこそが重要なのです」
(NHK Eテレ「こころの時代選 ヴィクトール・フランクル(6)」2026年3月22日放送より)
1、苦悩といる勇気
2、成長パッション
3、態度価値がある
1、苦悩といる勇気
苦悩って、できれば無くしたいものですし、避けられるなら、避けたい。
でも、この言葉を読んでいると、
もしかすると、苦悩は「無理に消そうとしてはいけないもの」かもしれない、と感じました。
外側をどうしても変えられないとき、
残るのは、その苦悩とどう共にいるか。
苦悩を排除するのではなく、
そこに意味があるかもしれないと、少しだけ開いてみる。
その姿勢そのものに、相当な勇気がいる。
イノベーションも、
違和感や葛藤をすぐに解消するのではなく、
しばらく抱え続けるところから始まることが多い気がします。
苦悩と一緒にいられるかどうか。
そこに、最初の分かれ道があるのかもしれません。
2、成長パッション
私がいつもお話ししている、情熱のポートフォリオには、第4象限に成長パッションがあります。
ネガティヴでクローズな気持ちの中にも、だからこそ、そこから成長したい、そんな気持ちは誰もが持つと思います
実はこのネガティヴでクローズな気持ちを持っていた人が、後々のイノベーターとして花を咲かせることはたくさんあります
その理由として、すべてのイノベーションは、
誰かの「うまくいっていない」から始まっている気がします。
不便、不満、違和感、痛み。
いわゆるペイン。
それを表面的に処理するのではなく、
自分自身として、しっかり味わっているかどうか。
フランクルの言葉にあるように、
苦悩は、見抜く力を与える。
つまり、構造が見えるようになる。
そのとき、
この苦悩は、もしかしたら誰かの役に立つかもしれない、そんな小さな希望が生まれる。
それが、創造のパッションに変わっていく。
自分の苦悩は、きっと誰かの役に立つ、そんなところからもイノベーションの始まりはある気がします
3、態度価値がある
ヴィクトールフランクルが言われる、態度価値 という考えがあります。
何も変えられないときでも、人は自分の態度だけは選べる。という考え方です。
もしかしたら、苦悩は解決しないまま終わるかもしれない。
何も生まれないかもしれない。
それでも、その中で自分がどんな姿勢でいるか。
逃げるのか、閉じるのか、
それとも少しでも意味を見ようとするのか。
その選び続けた態度そのものに、価値がある
もしかしたら、自己満足なのかもしれないけども、自分はその態度を取り続けたというところに、誇りが生まれる
イノベーションも、
必ず成功するとは限らない。
それでも挑み続けたという、その自分自身の態度が
自分自身の生き方や、その先に続く人生に価値を生み出してくれる、そんなふうに思いました
ということで一言でいうと
苦悩への勇気ノベーション
そんな話をしています
参考: NHKEテレ東京 こころの時代選 ヴィクトール・フランクル(6) 2026/3/22
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