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成瀬はご近所の大義を目指すノベーション(1899回)
2026-07-09 19:07

成瀬はご近所の大義を目指すノベーション(1899回)

舞台「成瀬は天下をとりに行く」に爽快感と感動と勇気を頂きました!やはり成瀬はめちゃくちゃイノベーターだなと。


舞台の宣伝は以下のように続きます

"かつてなく最高の主人公・成瀬あかりが、舞台でも我が道を全力で駆け抜ける!

2024年本屋大賞受賞、宮島未奈の大人気小説が初の舞台化!"


"「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。"


ここから私は思いました


1、圧倒的に今を生きる

2、仲間が寄ってくる

3、ご近所の大義を目指す


1、圧倒的に今を生きる


実はこの小説を読んだ時にも、このチャンネルでお話をしているのですが、この舞台は、また全く違う感動を与えていただけました


プログラムによると演出・脚本のG2さんは、各エピソードを一旦バラして、再構成するという荒技を繰り出して、それが、全キャストが各々大活躍するという、とても舞台として面白い物語を見せていただきました


そして主役の山下美月さんが、舞台初にも関わらず、素晴らしい成瀬を演じられていて、それにも大感動でした。


冒頭にあったように、「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」という一見意味不明の言葉から始まるこの物語は


成瀬あかりにとっては、自分自身が今この瞬間をかけて、何者にも変え難い衝動に、周りの人がどう思うとかは、全く関係なく、ひたすら今を、パッションの源に捧げる


そういう生き方ができる人なんだと思いました


しかもその発想が、常人では思いつかない発想をする。


つまり、ピーターティールが言うところの

「あなたが他の人と意見が一致しない、重要な真実は何ですか?」


まさにそれだけを追いかけている、それでそれをやるのは今しかないと思って、すぐに行動できる


まさにゼロトゥワンなんだなあと思いました


2、仲間が寄ってくる


イノベーターというと、近寄りがたい、孤高の人、というイメージもありますが、成瀬の面白いところは、いつのまにか近くの人を仲間に巻き込んでいる、というところだと思います


友人の島崎から、他の人まで、いつも誰かが巻き込まれるのですが、それは、仲間になってほしいとピッチをするわけでもなく


恐らく成瀬があまりにも、夢中になっているというか、楽しそうにやっているというか、信じてやっているというか、そう言う姿に、何故か気になって仕方がないという、巻き込まれ方のような気がします


イノベーションにおける仲間集めは、なかなかに大変で、いろんなところでピッチしたり、紹介してもらったりするのですが


もしかすると、自分のパッションに没頭して取り組んでいる人には、自動的に人は惹きつけられるものなのかもしれないなあとも思いました


そしてそれを決して煙たがらない、常に誰に対してもオープンにフラットに接していくと言うところが、実は仲間づくりには大切なのかもしれないあと思いました


3、ご近所の大義を目指す


舞台と小説のタイトルは、成瀬は天下をとりに行く、という、一見マッチョな、織田信長?みたいなことを、小説を読む前までは思っていたのですが


実はそんなことは全くなくて、むしろ私は、成瀬はご近所の素敵なことをとりに行く、または、見えている世界の大義を目指す、そんな行動に思えました


それはまさに、ハーバード大学の広中先生が言われていた、誰かに編み物をしてあげたり、庭の手入れをしてあげたり、それこそが、みんな創造者であると言うことだ、と言う話を思い出しました


きっと、世界を変えるイノベータな人は、遠くから革命を起こす人ではないのだろうなと思います


目の前の人を大切にし、

目の前の町を愛し、

目の前の日常を面白くする人


自分のパッションの源に誠実に生きて、その小さな波紋が、やがて大きなうねりになっていく


そして、いつかは、本当に天下を変えてしまっているのかもしれない


そんなイノベータの姿を見させていただきました


一言でいうと


成瀬はご近所の大義を目指すノベーション


そんな話をしています


参考:舞台 成瀬は天下をとりに行く 原作 宮島未奈 脚本・演出 G2 キャスト 山下美月 藤野涼子  制作 松竹株式会社https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/naruse_2607m/


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