「「絶滅危惧野菜」に先端技術活用 “救う”農業プロジェクト始動」 照りつける太陽の熱を防いで光は通すテクノロジーが、絶滅が危惧される日本の在来野菜を守ります。私たちの食卓を彩るさまざまな野菜。その中に、いま絶滅の危機にひんしているものもあります。19日から始まった、絶滅の危機にある在来野菜のポップアップショップ、その名も『絶滅危惧野菜を救え』です。客:この芋はどんな感じの芋なんですか?店員:山形県で作っているお芋だが、いま日本で作っている農家は1軒だけ。1軒の農家だけが作る、室町時代から受け継がれてきた里芋「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」や、たった4粒の種からよみがえった、江戸時代から作られてきた「佐土原ナス」。かつて日本各地で当たり前のように作られ、親しまれてきた在来野菜ですが、気候変動による猛暑や生産者の減少により今、育てることが困難になっています。そんな危機に立ち向かおうとポップアップショップを開いた住友金属鉱山が、絶滅危惧野菜を救う農業プロジェクトを始動しました。活用するのは、これまで車や建物の遮熱ガラスなどに利用してきた素材テクノロジー「SOLAMENT(R)」。SOLAMENT(R)は温度上昇の原因となる近赤外線を吸収する機能を持ち、暑さを防ぎつつ太陽の光は通すため、栽培などの農業用ハウスに利用されています。農家との実証実験では、温度を最大8.5度下げることに成功。今回のポップアップショップでは、プロジェクトによって守られ育った在来野菜の販売を行っています。購入した人は「身近なにんじんとかも、古来のものがなくなっているのはびっくりでした」「もう食べられなくなる野菜があるというのははっとさせられたので、ちょっと気持ち多めに買った」などと話していました。消えつつある味を未来へつなぐために、住友金属鉱山は今後もプロジェクトを続けます。住友金属鉱山 SOLAMENT(R)プロジェクトリーダー・石橋佳祐さん:可能性に関しては本当に無限大にあると思っていて、パートナーであったり農家さんとも話しながら進めていきたいなと思っている。
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