2026-02-18 02:37

30年に一度の雨不足 ダム水位低下で“沈んだ集落”出現も 生育遅れで野菜価格にも影響…北陸地方では「春一番」

「30年に一度の雨不足 ダム水位低下で“沈んだ集落”出現も 生育遅れで野菜価格にも影響…北陸地方では「春一番」」 18日午前10時過ぎの徳島・那賀町の山林。伐採された山肌から白い煙が上がっています。列島の各地で乾燥が続き、カラカラ状態となる中で、火事や渇水などの大きな影響が広がっています。17日午後3時20分ごろ、徳島・那賀町の川俣谷山で、作業中の関係者から「重機から出火して山に燃え移っている」と消防に通報がありました。消防によると、重機を使って木材をトレーラーに載せる作業中、重機が林道に落ち、斜面との摩擦で発火したとみられ、その後、火は山林に燃え移ったということです。徳島県は17日夜、自衛隊に災害派遣を要請。18日朝からヘリコプターなどで消火活動を行っているということです。現場から約1.8km離れた場所には数世帯の住宅がありますが、これまでに被害はないということです。18日、富山市では最大瞬間風速17.1メートルの強い南風が観測され、気象庁は北陸地方で春一番が吹いたと発表しました。今シーズンの春一番は全国で初めてとなります。2025年の北陸地方の春一番は統計開始以来最も早い2月3日で、それより15日遅い観測となりました。一方、東日本の太平洋側と西日本では“30年に一度”といわれるほど雨の少ない天気が続いています。東京都内でも一級河川の一部が干上がり、川底がむき出しになり、東京の水がめといわれる奥多摩町の小河内ダムも貯水率が40%を切りました。今、全国各地のダムでも渇水による貯水率の低下が起きています。福岡・朝倉市にある江川ダムは普段は水に覆われていますが、土がひび割れたダムの底があらわになる事態となっていました。記者が立っている場所は、ダムが満水時だと約10メートルの深さに当たる場所。渇水の影響で全て露出してしまい、人が立てるような状況になっています。さらに、水位の低下によって、かつてダムに沈んだ集落が出現しました。筑後川上流総合管理所・山口浩二所長:水位が下がって石垣などが見えている。
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