「AIドローンで種を散布し焼失した森林を再生 気候変動による経済的格差解消も」 「Live News α」では、「for THE NEXT」を共通テーマに、未来に向けたSDGs関連のニュースをお伝えします。2日は、山火事で焼失した森林をAI(人工知能)ドローンで再生する取り組みです。豊かな緑を一瞬にして焼き尽くす山火事。日本では、大規模な山火事の延焼面積がこの5年間で10倍以上に増えています。山火事の被害はトルコも例外ではなく、2025年の焼失面積は約8万haで、実に東京23区の1.3倍の面積に当たります。森林焼失による地球温暖化の懸念が高まる中、AIドローンを使ったある企業の取り組みが注目されています。日本の自然農法をお手本にした種や肥料を粘土で団子状に固めたものをドローンに取り付けられた容器に入れ、AIで種を植えるのに適した場所を分析、空中から10分間に2500個のペースで種を散布します。山火事直後に種を散布してから3年が経過した場所の写真を見ると、緑が確実に増えているのが分かります。開発企業「ecording」・カルスルオール氏:新しい森林を作ることで生態系も回復させ、資源を増やすことにもなる。このAIドローンによる森林再生の取り組みは、必要な資金を市民が支えています。取り組みに賛同した200社以上の企業が売り上げの一部を寄付。対象の商品は塩やトイレットペーパー牛乳など多岐にわたっていて、これまでに3100万個の種がまかれました。消費者は対象商品のQRコードを読み取ってメールアドレスを登録すると、まかれた種の生育状況を確認することもできます。イスタンブール市民:いつもの日用品で山火事の跡が早く再生するのは良い取り組み。また、種の加工をしているのは猛暑や洪水の影響で農業収入が減少している女性たちで、気候変動による経済的格差をなくすことも目指しています。開発企業「ecording」・カルスルオール氏:日本は湿度も高く樹木は高齢化しているが、私たちの方法で森林を再生することは可能。AIドローンと企業、そして消費者が支える森林再生の取り組み。
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