「急転直下の“仕切り直し会議”でクロマグロ漁獲枠拡大…25%増で合意 「安くなったらうれしい」海鮮店では期待の声」 その希少性から“黒いダイヤ”と呼ばれるクロマグロが、今後、求めやすくなるかもしれません。漁獲枠拡大を巡る国際会議が仕切り直しで開催され、全会一致で合意に至ったことが分かりました。18日のランチタイム、多くの客でにぎわっていたのは東京都内の海鮮バイキング専門店「海鮮バイキング いろは」。ズワイガニにマダイの刺身、ホタテ約100種類の海鮮料理が食べ放題。中でも人気なのが中トロ、ネギトロ、赤身と、マグロが看板商品となっています。国産のクロマグロを1本丸ごと仕入れている店では、美しい赤身に脂がのった中トロ、それだけでなく、カマトロや頬肉といった希少部位も堪能することができます。次から次へとお皿に盛っていくお客さんたち。マグロてんこ盛りのお皿に、女の子も笑顔です。そんなクロマグロ、2026年は日本近海で“異例の豊漁”が相次いでいます。ところが、せっかくとれたマグロを海に放流する事態に。一体なぜなのでしょうか?大門漁業・門島衛漁労長:“黒いダイヤモンド”といわれているが、今はもう石ころ。漁師:マグロはとれない以上、クマと一緒、害獣。“黒いダイヤ”が厄介者に?その背景にあるのが漁獲枠の壁です。クロマグロが海の中にどれだけ存在しているかを推定した資源量は、乱獲などの影響で一時1万2000トンと歴史的な低水準まで落ち込みました。このため、国際機関が厳しい漁獲規制を導入。この結果、2022年には資源量は約14万4000トンと最も少なかった時の12倍にまで回復しました。こうした中、7月に開催された太平洋クロマグロの資源管理を協議する国際会議。日本は最大で大型クロマグロの25%の漁獲枠拡大を目指していましたが、メキシコが突如反対に回り、合意には至りませんでした。ところがその後、メキシコが一転して日本の主張に支持を表明。18日、異例の仕切り直し会議開催に至ったのです。海鮮バイキング専門店では、クロマグロの漁獲枠拡大に期待の声が聞かれました。
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