2025-01-29 06:59

#1067 アニメが日本の文化ならアニメ評論を育てましょうという話

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最近、アニメ評論を目にしないなぁと思っていたら、「ねとらぼ」に5年前に書かれた「アニメ評論はなぜ「無いように見える」のか? アニメ雑誌と評論の歩み アニメ評論家・藤津亮太インタビュー」という記事を読み、藤津さんの説になるほど!と思いました。日本の文化というならば、アニメ評論がどんどん増えて欲しいと思っております。

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はい、おはようございます。本日の放送は2025年の1月29日、水曜日です。 本日は第1067回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県郡町在住の特撮アニメ漫画大好きおやしのピョン吉が響きになったことをダダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
今回はですね、アニメ評論について思うことがあったので、ちょっとだけ話をしたいと思います。
アニメ評論を育てましょうよっていうお話です。 きっかけはですね、ネトラボというサイトにありました、ちょっと古いね
とあるインタビュー記事を読んだのがきっかけです。 そもそもはですね、アニメ評論っていうのを最近目にしなくなったなぁと思ったのはきっかけなんですね。
自分がですね、紙の雑誌、アニメ雑誌とかね、読まなくなってしまったせいなのかもしれませんけども、文芸評論とかね、映画評論とかに比べましてね、アニメ評論っていうのは少ないような気がするんですね。
私もやってますけどね、このアニメはどうして素晴らしいのかーだとかね、ここがおかしいよーだとかね、こういう視点で見ると楽しめるよーというね、そういう評論みたいなね、素人の人がね
SNSだとかね、YouTube、ポッドキャストなどでね、ワイワイガヤガヤとしております。 この数はものすごい数ですよね。
自分も含めですね、感じたものをついて書く人はですね、嫌になるほど現在おります。 中にはですね、プロの小説家の方、作家さん、現場のプロのアニメーターなども書いたものはあります。
読みごとありますけどね。しかしですね、自分が読みたいのはね、そういうものじゃなくてですね、プロの評論家によって書かれたプロの評論が読みたいんですよ。
そんなもんね、必要なのかっていうとですね、アニメが本当に文化であるならばですね、評論があった方が絶対その文化はね、豊かになると思うんですよね。
良いアニメならどこが良いか明らかにする。アニメ全体がおかしくなってきたらね、警鐘を鳴らす。そうやって良いアニメが作られていくと思うんですね。
もしかして既にあったらすみません、そういうアニメ評論ね。 自分の探し方が悪いのかもしれませんけどね。
そういうのはね、ユリイカとかね、詩の雑誌の特集だとかね、カルチャー雑誌の特集とかね、そういうのは見かけるんですけども、アニメ雑誌にあるのかなという気がするんですね。
一番近いと思われるのはね、映画評論家によるアニメ映画の評論っていうのがあるんですが、なんかですね、ずれてるって思うことがしばしばあるんですね。
アニメ業界のことがわかんないんだなぁって気がするんですね。 そんなですね、検索してたどり着いたのがね、先ほど言ったネットラボに書かれたインタビュー記事なんです。
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これはね、2020年の3月22日にですね、アニメ評論はなぜないように見えるのか。 アニメ雑誌と評論の歩み。
アニメ評論家藤津亮太インタビューという記事のことなんですね。 藤津亮太さん、フリーのライターの方なんですよね。
アニメ評論家宣言をされた方です。 その本を書いていらっしゃいます。
そしてアニメと漫画の専門雑誌にコラムを多数出品されている方です。 その方によりますね、アニメ雑誌ができる前からですね、森卓也さんとかね、小野孝正さんとかね、海外アニメ評とかそういうのがあったんですね。
自分も読んでいた記憶があります。 またアニメ雑誌ができてからですね、中島鑫介さんとかね、池田賢章さんとかね、そういう方のね、アニメ雑誌に書いていました。
それも自分読んでいた記憶があります。 だからですね、アニメ評論があって当たり前だと自分は思っていたんですけどね。
90年代入ってね、あんまり目に入らなかったんですよ。 エヴァンゲリオン論だとかね、少数の作品についてね、確かにありました。
ありましたよね。全体的に広くっていうのはね、あまりないんですね。 なぜアニメ評論が、評がないように見えるのか。
このインタビュー読んでね、目から鱗って感じでしたね。 まずはニーズがないから。
アニメ評論を読みたいという人がいないんですね。 だからアニメ雑誌に書かれない。
アニメを見る人、評論を読みたくないんですね。 読めば面白いんですよ。
そしてね、理由はですね、現在はネガティブなことを少し書くと炎上する。 どの作品だって傷一つない作品ってないはずなんですよね。
ところがですね、一箇所ね、ちょっと指摘しますと、そこだけ取り上げないと炎上するんですよ。 そしてね、アニメについてのね、現行料は安い。
日本のアニメーターの給料が安いのと同じですね。 どうせ趣味なんでしょ?好きでやってるんでしょ?っていうので安くされちゃうんですよね。
こじずさんは言ってないですけどね、お金をかけて色々調べてね、素晴らしい評論を書いているとしても、 ネット記事を集めた方が人気がある。
また2チャンネルを編集しただけの方が人気が高い。 本のネタをね、youtubeにアップしただけの方が稼げる。
最近はね、AIにほとんど欠かせる、みたいなものをアップしてます。 それはですね、アニメ評論家って出てこないですね。この状況だとね、食べていけないですからね。
解決の方法は非常に難しいなぁと思うんですよね。 一つの方法としてはですね、アニメ業界でアニメ評論家を育てるっていうのがあると思うんですよね。
アニメ評論の賞を設けて、評論を集めてね、優れた評論を発表していく。 そしてアニメ雑誌にその評論を発表する仕事を作る。
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そういう風にしていかないとですね、日本のアニメってですね、 どんどんおかしい方向に進んでいっちゃうんじゃないかなって気がするんですよね。
自分の考え過ぎだといいんですけどね。 というわけでですね、今回はですね、日本のアニメはアニメ評論が育っていないから、ぜひ育てましょうというアニメ好きからのお話でした。
ですが、本当にですね、面白いアニメ評論はですね、面白いんですけどね。 知らない人多いんですかね。
はい、それではまた次回よろしくは評論基礎のお宅の話をお付き合いくださいね。本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。
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