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はい、おはようございます。 本日の放送は、2026年の7月28日火曜日です。
本日は第1612回目のお話となります。 このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話していくという番組です。
よろしくお願い致します。 今回はリッスンのつながりっすんの企画に参加しております。
今回のテーマは夏歌。 夏歌と聞くとチューブとかサザンオーレスターズとか、最近ならミセスグリーンアップルなんかを思い浮かべる方も多いですよね。
でも今日はそんなおしゃれな話ではありません。 今日は日本でとんでもない売り上げを記録したのに、
今ではほとんど語られなくなった伝説の夏歌のお話です。 実は日本には600万枚以上売れたと言われているとんでもないモンスター級の夏歌があります。
ところがその曲は今のテレビの夏歌特集ではほとんど流れません。 あれ?そんな曲あるの?
あるんです。その曲の名前はオバキューオンド。 そう、オバ家のキュー太郎の温度です。
温度ですよ。私くらいの年代になると温度と聞くだけで体が勝手に横に揺れ始めます。 病気じゃないのでご安心ください。
さてこのオバキューオンドですが、オリコンがランキングを始める前の発売なので公式ランキングには載っていません。
しかし当時の製造元の資料などによるとレコードが約200万枚、 さらに雑誌の付録などについていたそのシートが約400万枚、
合わせると600万枚以上。 ものすごい数字です。
日本一売れたシングルとして有名なおよげたいやきくんでも約475万枚と言われていますから、それを上回る計算になります。
なのに今ではテレビでほとんど流れません。 夏歌特集でも見かけません。
これ不思議じゃありませんか? そこで今回はこのオバキューオンドをきっかけに日本中を巻き込んだアニメ温度ブームの歴史を振り返ってみたいと思います。
実は日本のアニメや特撮って昔から温度が大好きなんですよ。 ドラえもん温度、あられちゃん温度、ポケモン温度、
アンパンマン温度、プリクヤ温度、ルパン温度、 さらに特撮ではウルトラマン温度やゴジラ温度。
年代によっては、ああこれ盆踊りで踊ったという思い出が一つくらいあるんじゃないでしょうか。
私も子供の頃夏祭りへ行くと和太鼓の音が聞こえてきて、ああ夏休みだなぁと感じたものです。
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今思えば夏祭りってお祭りより温度フェスだった気もします。 そのブームの原点がおば急温度でした。
おばけのキュウタロウは何度かアニメ化されていますが、この曲は最初のテレビアニメ版で生まれました。
歌っていたのは石川すすむさんと曽我まち子さん。 曽我まち子さんといえば初代キュウタロウの声優さん。
そして特撮ファンにはスーパー戦隊シリーズのヘドリアン女王やパンドラなどでおなじみのレジェンドです。
悪の女王ならこの人という存在ですね。 一方石川すすむさんはキューピーちゃんの愛称で親しまれ、
おはよう子供ショーなどで絶大な人気を誇っていました。 まさに当時の子供たちの人気者コンビだったわけです。
ではなぜオバキュー音頭はここまで売れたのでしょう。 当時の盆踊りといえば東京音頭、北海盆歌など大人向けの曲が中心でした。
ちなみに私の住む福島県なら相馬盆歌ですね。 そこへ突然現れたのがオバキュー音頭。
子供が主人公になって踊れる盆踊りです。 これは親にも子供にも大歓迎されました。
しかも当時は子供の数そのものが今よりずっと多い時代。 市場の勢いが桁違いだったんですね。
そして業界は思いました。これ音頭を作れば売れるんじゃないか? 多分。
そこから始まるのが空前のアニメ音頭ブームです。 翌年には怪獣王子の怪獣音頭、ウルトラマンのウルトラ怪獣音頭、
グズラ音頭、悟空音頭、さらに翌年には怪物くん音頭、 北郎内内音頭、もうとにかく何でも音頭。
当時のプロデューサーさんたちは新番組です。 じゃあ音頭も作っておこう。そんな会話をしていたんじゃないかと思ってしまいます。
ちなみにウルトラ怪獣音頭は石川すすむさんが歌っているんですが、 オバキュー音頭ほどのヒットにはなりませんでした。
私の勝手な推測ですが、 音頭なのに踊りにくかった。
盆踊りってゆったり踊れるからいいんです。 ここで一つ疑問があります。
そもそもなぜお化けや妖怪や魔界が盆踊りを踊るのでしょう。 実はこれ意外と理にかなっています。
盆踊りはお盆に帰ってきた祖先や亡くなった人の霊を迎え、 一緒に踊りまた送り出す行事です。
つまりもともとあの世と深く関わるお祭りなんですね。 そう考えると、お化け、妖怪、魔界、怪獣、
みんな盆踊りに参加しても全然おかしくありません。 むしろ一番しっくりくるキャラクターだったんです。
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さらに1960年代から80年代にかけては高度経済成長期でした。 日本中がお祭りのような勢いでした。
子供の数も多くキャラクターソングも飛ぶように揺れました。 私の推測ですが、このブームの背景には東京オリンピック温度の大ヒットもあったんじゃないかと思っています。
オリンピックまで温度になるならテレビアニメだって温度になっていいじゃないか。 そんな発想だったのかもしれません。
さらに当時はゴーゴーダンスが流行っていましたが、子供にどどらすにはちょっとという空気もありました。だからこそ日本らしい盆踊りを子供たちに楽しんでもらおうという思いもこのブームを後押ししたのではないでしょうか。
ところが時代が変わり、現代は夏祭りそのものも減り、子供たちが輪になって踊る機会も少なくなりました。アニメ温度は少しずつ姿を消していきます。ドラえもん温度とか頑張っていますが、ちょっと寂しいですね。
600万枚以上も売れたオバキュー温度。日本中が踊った曲なのに今では忘れられかけています。 でもだからこそたまには思い出してみてもいいんじゃないでしょうか。
夏歌というと決まりきったヒット曲ばかり注目されます。でも日本にはこんな伝説の夏歌もあったんです。
もし興味が湧いたらオバキュー温度をぜひ一度聞いてみてください。 昔の日本ってこんなに元気だったのか、そんな発見があるかもしれません。
そして一人で部屋の中でこっそり盆踊りをどどるみるのもいいかもしれません。 家族に見つかっても私は責任を取りませんけどね。
というわけで今回は600万枚売れたのに忘れられた夏歌、オバキュー温度のお話でした。
それでは皆さん素敵な夏をお過ごしください。
はい、それではまたもしよければピョン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聴きくださいまして誠にありがとうございました。