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#426 声は磨ける!ポッドキャスターの反省録、AI時代だからこそ「人の声」が響く
2026-07-22 05:32

#426 声は磨ける!ポッドキャスターの反省録、AI時代だからこそ「人の声」が響く

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ピョン吉の航星日誌「#1606 ポッドキャスト読書会:「話すこと」で、声は技術だ!という本を読んだ話」をGoogle Notebookでポッドキャスト化したものです。

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こんにちは。
こんにちは。
あの、いきなりなんですけど、異星人と味覚で会話をするっていうSF小説の話から始めてもいいですか?
はい、もちろんです。味覚で会話ですか?
そうなんですよ。で、最後に、地球はプレーンヨーグルトの味だった、みたいに結ばれるすごく面白い話で。
へー、なんかすごく興味深いですね、それ。
ええ。それで、絶対に面白いから今回紹介しようと思ったんですけど、なんと肝心の本が手元になくて。
いや、そういうことって本当によくありますよね。
ですよね。なんか、そんなユーモラスな経験って、今回資料を送ってくださった方のエピソードにも通じるなと思って。
ああ、なるほど。実用書をオーディブルで聞いてみたっていうお話ですね。
そうなんです。聞いてみたけど、ご自身が視覚優位だったから、結局全く頭に残らなかったという試行錯誤のプロセスがあって。
まあ、そういうことってありますよね。
私もすごくよくわかります。で、そんな送ってくださった方が最終的にたどり着いたのが。
木川えりこさんの著書、「うまくいく人は声がいい。」ですね。
はい。よし、今回はこの資料を紐解いてみましょう。
そうですね。本日はこの本を軸にして、声という技術、それからAI時代における人間の声の価値について深掘りしていくのがミッションです。
はい。まず資料を読んで、私が一番驚いたのが、日本人の約8割が自分の声を嫌いっていう事実なんですよ。
うーん、約80%ですからね。かなり多いですよね。
なんか、録音された自分の声を聞くのって、鏡を見たら全く他人の顔が映っていたような、あのゾッとする違和感があるじゃないですか。
ええ、よくわかります。
でもちょっと待ってください。もし、その録音された嫌いな声が、周りの人が普段から聞いている私の本当の声なら、
みんなはすでにそれを受け入れているわけですよね。だったら、わざわざ自分の声を変えるための練習なんて必要なのあるんでしょうか。
あー、鋭い指摘ですね。確かに他人はあなたのその声に慣れています。
ですよね。
しかし問題は、声のポテンシャルを生かしきれていないことにあるんですよ。
ポテンシャルですか?
ええ。ここで興味深いのは、声は才能ではなくて技術だという点なんです。
え、技術なんですか?生まれつきのものじゃないっていうことですか?
はい。あの違和感の正体って、普段私たちが聞いているのが骨を伝わる骨伝導で、録音された声が空気を伝わる空気伝導だからなんですよね。
あー、なるほど。つまり、お風呂の湯船に深く潜って音楽を聞くようなものですかね。
そうそう、そんな感じです。
骨伝導だと低音が響いて豊かに聞こえるけど、お湯から上がって空気伝導の録音を聞くと、なんか低音が消えて薄っぺらく聞こえちゃうみたいな。
まさにその通りです。だからこそ、著者は本来の豊かな響きを空気伝導でも意図的に作り出せるって言ってるんですよ。
へー、意図的に作れるんですね。
ええ。例えば、昔ながらの腹から声を出せっていうアドバイスってよく聞くじゃないですか。
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あー、ありますね。体育会系のノリで気合を入れて絶叫するやつですよね。私、あれをやるとすぐに喉を痛めちゃうんですよ。
いや、実はそれが大きな誤解なんですよ。
え、違うんですか。
はい。お腹に力を入れるのは決して大声を出すためではないんです。
じゃあ、何のために腹筋を使うんですか。
腹筋で呼吸を支えて、声帯に当たる空気の圧力を一定にコントロールするためなんですよ。
空気の圧力ですか。
ええ。暖炉に風を送る笛子をイメージしてもらうとわかりやすいんですが。
あー、しぽしぽって空気を入れるやつですね。
そうです。安定した空気の圧力が声帯への負担を減らして、豊かで響く音を作り出すという技術なんです。
なるほど。気合じゃなくて、物理的な空気圧のコントロールだったんですね。
はい、そういうことなんです。
いやでも、姿勢とか呼吸のコントロールって習得するのにかなり物理的な努力がいりますよね。
まあ、そうですね。
だからこそ、ここからが本当に面白いところなんですけど。
はい、例の最大のオチですね。
そうなんです。資料を送ってくださった方が、声の重要性とかメカニズムをここまで深く学んだにもかかわらず、
なんと、現在、ご自身の音声配信の喋る部分を、生成AIに丸投げしてしまっているという。
はは、大局的な視点で結びつけると、見事な皮肉というか、逆説的ですよね。
本当にそうですよ。最大のオチに思わずツッコミたくなっちゃいました。
でも、これは非常に深い洞察だと思うんです。
と言いますと?
AIの完璧に調整された音声を使ったからこそ、逆に気づけたことがあるわけですよね。
ああ、なるほど。かすれ声とか息継ぎみたいな、人間の不完全さにこそ。
ええ、その不完全さにこそ、その人自身が宿るということに気づかれたわけです。
完璧じゃないノイズがあるからこそ、そこに人がいるって感じられるんですね。
そういうことです。情報伝達だけならAIで十分かもしれないですが。
うーん、確かにそうですね。
だからこそ、AI前世の時代においては、完璧さよりもその人がそこにいることを証明する人間の声の価値がますます高まるんじゃないでしょうか。
なるほど。不完全さこそが私たちの人間らしさの証明になるんですね。
ええ、まさに。
つまりどういうことなんでしょうか。技術を磨いて良い声を目指すことと、人間らしさである不完全さを残すこと。
私たちはそのバランスをどう取るべきなのでしょうか。
送ってくださった方にも、ぜひこの趣向を促す挑発的な問いについて考えてみていただきたいです。
ええ、じっくり趣向を巡らせてみてください。
はい、次回の配信もお楽しみに。さようなら。
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