AI時代の価値とソロポッドキャスターの現状
こんにちは。いきなりなんですけど、AIがどんどん賢くなる今の時代に、逆に一番価値が上がっているものって何だと思いますか?
こんにちは。えーっと、何でしょう。効率化の逆みたいなことですかね。
そうなんです。実は人間のめんどくささとか不完全さらしいんですよ。
今日は送ってくださった方からいただいた資料をもとにですね、ソロポッドキャスターを取り巻く最新事情と、AI時代のクリエイティビティについて深掘りしていこうと思います。
はい、私も資料を拝見しました。一人で発信する孤独とか、そこにある並々ならぬ情熱が、何というかすごくリアルに伝わってきますよね。
そうそう、特に毎月11日のソロポッドキャスターの日とか、あと9月30日の世界ポッドキャストデーに合わせた配信リレーの話題がありましたよね。
30番組以上が殺到したという企画ですね。一人で黙々と作業するソロ配信者の方々が、実は誰かとのつながりを強烈に求めているという真理がよくわかります。
いや本当に、普段10分で終わる番組をやっている方が、勢いでリレーの30分枠に申し込んじゃって、沈黙を恐れるという話がありましたけど。
はい、あれは面白いですよね。
これ、一人でマイペースに短距離走の練習をしていたのに、急に駅伝のアンカーを任されたような気分じゃないですかね。
まさにそんなプレッシャーでしょうね。でも、その話し相手が欲しいとか、間を持たせたいという切実な悩みが、今度は最新テクノロジーへの挑戦へとつながっていくわけですよ。
AI音声会話機能との連携と課題
ああ、チャットGPTの音声会話機能を相方にするという実験ですね。
そうなんです。でもここで問題が起きて、AIが喋りすぎて番組を乗っ取られそうになるという人事が発生したんです。
いや、それ不思議だったんですよ。普通に台本通りの合図中を打たせればいいだけじゃないんですか。なんで乗っ取られちゃうんでしょうか。
実はですね、AIの音声対話システムって、人間の沈黙を自分のターンだって解釈する仕組みになっていることが多いんですよ。
なるほど。じゃあ少し間を分けただけで。
話してな少し言葉に詰まったりすると、AIが私が補足しなきゃって判断して、怒涛の勢いで知識を語り始めてしまうんです。
それは困りますね。沈黙を埋めようとするAIの親切心が結果的にパーソナリティを食っちゃうと。
さらに言うと、AIの音声をそのまま配信することが利用規約違反になり得るっていう罠もあるんですよ。
著作権問題とフリーBGMのリスク
うわーそれは怖いです。あと、フリーBGMを使っていたらAIに著作権違反ってご判定されるリスクの話もありましたよね。あれはどうしてなんですか。
これはですね、多くの人が同じフリー素材を使うので、誰かがその曲を含んだ自分の音声をオリジナルの著作物としてシステムに登録してしまうことがあるんです。
あーなるほど。そうすると。
はい。YouTubeとかの自動監視AIが、後からそのフリーBGMを使った善良な配信者たち全員を無断転載している違反者として自動で引いてしまうんですよ。
えー、理不尽すぎますよそれ。でもここで面白かったのが、送ってくださった方は、変更するのが面倒だからっていうズボラな理由で。
えー、長年同じオリジナルBGMを使い続けたんですよね。
そうなんです。その結果、ご判定から身を守れたっていうエピソードちょっと皮肉すぎませんか?
非常に象徴的ですよね。システムがいかに高度化しても、人間のイレギュラーな怠慢が思いがけない安全網になるという。
人間のズボラさがAIのバグを回避させたんですね。まあでも、AIの規約とかご判定に怯えるくらいなら、一層デジタルの世界から外に飛び出してリアルな音を取ろうって思うのも当然ですよね。
リアルな音声と福島県の番組
そこからリアルな人間の声と足の魅力に向かっていくわけです。例えば、福島県の十二市町村、避難対象地域にフォーカスしたよって合戦12という番組ですね。
はい、ありましたね。大都市の洗練された番組よりも圧倒的な熱量を持っているっていう逆転現象が起きていると。
デジタル空間はどこにでも繋がれる分、目的がぼやけがちなんですが、復興という共通目標や特定の地域という物理的な制約があるからこそ。
切実さとか手触り感が生まれるんですね。
私もそう思います。それがリスナーの個々に刺さる熱量になるんです。
機材購入と人間のアナログな感情
その手触り感といえば、外で収録するために新しいネコーダーのズームH4エッセンシャルを買ったのに肝心のマイクを買い忘れたっていうオチがありましたよね。
ありましたね。あれは笑ってしまいました。
あれ、車を買ってガソリンを入れ忘れるような状態ですよね。
でも機材を買うとやる気が3倍になるという人間のアナログな感情って法律重視のAIにはない魅力ですよね。
まさにその通りです。ガソリンがなくても機材を買ったからとりあえず外に出ようっていうワクワクする無鉄砲さはAIには計算できませんからね。
つまりこれからのソロポッドキャスターにとってAIが完璧に整えた音声を作れる時代だからこそマイクを忘れたり言いよだんだりっていうめんどくさい身体性が大事になってくるんですね。
テクノロジーの進化と泥臭い人間のクリエイティビティの共存ですよね。最後は人間の愛すべき泥臭さをどうブレンドしていくかが鍵になります。
AIと人間のクリエイティビティの共存
AIがいくら賢くなっても最後に人の心を動かすのはめんどくさいを乗り越えようとする人間の衝動なのかもしれないですね。
送ってくださった方はこのAIと人間のバランスをどう生かしますか。ぜひ今後のヒントにしてみてください。次回の配信もお楽しみに。さようならー。