移住しての1年の振り返り
はい、じゃあ今日も、みみとも撮っていければなというふうに思いますけれども、
どんなことを話しますかね。
そうだねー、ちょうど
移住してきて1年。
そうだね。 経つから
まあ1年経って思うことでもいいし、
1年経ってみて今自分たちがどんなとこにいるのか、みたいな話ができてもいいかなっていう気がするかな。
そうねー、いいね。
ちょうどね、去年もね、3月ね、雪が降ったなーなんていうことを今思い出していて、
本格的には住み始めてそれぐらいだから、そんな話しますかね。
1年ぐらい経ったけど、今こんなこと思ってるなーとかある?
なんかねー、日々の生活とか、
例えば家の中での家族に向き合う時間みたいなこととか、
その大きい出来事、イベントがどうなったっていう話というよりは、
足元のそういう積み重ねていくようなものに向き合えている実感っていうのかな。
そういうのがあるかもしれないな。
日々の生活をちゃんと感じているみたいな、そういう感じ?
なんか多分、引っ越してくる前ってもっと、それをガーッと回しているみたいなことに、
意識が向いてたような気がするんだけど、
その回すんじゃなくて、
割とそこに向き合えてるなーとか、そこに一緒にいられてる、味わえてるっていう、そういう感じというか。
なんかそれは、どこから来るんだろうね。
大きい要素の一つとしては、
その仕事と働き方が変わったっていうのはもちろんあって、
場所を移った以外の要因としてはあるんだけど、
環境は大きいのかな。
ちょうどうちは、
すごく周りが自然に囲まれてて、
ある意味なんていうの、だからこう、
視界に入る情報というか、外から受け取る情報が、
自然のものというか、
光の感じとかね、
風とか、
葉っぱの音とか、枝が揺れてるなとか、
なんかそういう自然のものを感じる時間が長いんだけど、
なんかそういうことなのかな、それの影響を受けて、
自分の状態がいいみたいなことなのかな。
そういうことによるものなのかな。
どうなんだろうね。
でもなんていうのかな、気づきやすいよね。
自然というものに。
そうだね。
すごく気づきやすい環境ではあるよね。
そうだね。
季節が変わったなっていうことも、
本当に感じるし、
光の入り方が変わったなとか、
そういうこともすごく感じるし、
なんか気づきやすいっていうのもすごくあるなと思うかな。
ゆうくんは何かある?
1年経って今思うこととか、
今こんなこと感じてるなみたいなこととか。
いろいろあって、
けいちゃんが言ったこともそうだなっていうふうに思うし、
やっぱり時間の使い方とか、
自分が感じる方向みたいなものが変わったな、
みたいなこともすごくあるし、
最近思ったのはね、
なんていうのかな、
新しい、新しいっていうのかな、
認知が変わったっていうか、
やっぱり環境なんだけど、
環境によって自分の見方がやっぱり変わったな、
世界の見方みたいなことかな、
いうことはね、思ったなって思って。
で、例えばなんだけど、
なんかうまく説明できるかわからないけど、
例えばさ、
この軽井沢にいて、
普通にスーパーとかに行くと、
なんとなく感覚的に、
地のものって言われるかな、
長野県産のものが、
なんかざっくり半分ぐらいあって、
全国のものが、
多分わかんないけど3、4割あって、
海外のものが1割とかあって、
感覚としてね、違うかもしれないけど、
あるなっていう時に、
それを見てるとさ、
要は、地のもので季節のものはそれなりに安いし、
海外産のアボカドとかはすごい高かったりするわけ。
みたいなことを思った時に、
あ、なんかでもそうだよなって思ったっていうか、
近くで採れるものがたくさんあって、
で、それがその季節でたくさん採れるものがあったら安いし、
海外から来たら、
それはなんかそういうコストがかかるから高いなって思ったんだけど、
これ東京では感じなかったなって思ったの。
そうだね。
で、東京だと、
あの、
なんかもう他から来るのが当たり前だし、
いろんな企業努力によって、
値段の仕組みみたいなのもちょっとわからない
じゃない?
っていうのを見た時に、
地産地消って大事だよねみたいな話がある中で、
地産地消の重要性
あ、そっかそっか、
初めやっぱ地のものを食べていて、
そこから発展していって、
他からも採れるように工夫していったんだなとか、
海外からも来るようになったんだなっていう流れを、
こっちに来てこう、体感として感じてる。
けど東京にいると、
そういったものが変わった後の世界をベースとして見てるから、
なんかわかる?
デフォルトが違うっていう。
だからこう、地産地消って大事だよねって話があった時に、
大事な気がするけど、
体感としてちょっと感じづらいみたいなことがあった時に、
なんかね、
あ、なんか体感として感じるなと思って、
なんかその双方の、
いい悪いみたいな話じゃないんだけど、
あ、そっかそっか、こういう世界観かみたいなことがちょっと、
わかったって言うのかな。
そういうね、なんかこう、
日常とか世界の見方が変わったなみたいな感じは思ったんだよね。
だからさっきの自然、
けいちゃんが言った自然の話はまさにそうで、
自然っていうものの受け取り方?
そうだね。
みたいなものが、
東京にいて自然っていう感覚と、
自然の中にいて自然を感じる感覚は、
世界がやっぱりちょっと違うっていう風に気づきを得ました。
でも受け取りやすくなってるっていうのはやっぱりそうかもって思ってて、
例えば東京に住んでいた時に、
その季節のものを味わいたい。
季節の食べ物を、じゃあ旬のものを食べたいっていう風になった時に、
それはもちろんできる。
いろんなものが揃ってるしね。
できるんだけど、
なんかそれをやろうとした時に結構自分が意図的に、
この季節だからこれを取りに行くのだっていう風に、
自分からこう、意図的に動きに行かないと、
味わうということにならない気がするんだけど、
今はさっき言ってた、
例えば、だんだん本当に日が高くまで上がるようになってきた。
それによって春を感じるとかね。
庭でふきのとうが出てきて、
それもまた春を感じるとかっていうことで、
ある意味自分から意図的に働きかけなくても、
周囲にあるその環境から自然と受け取って、
自分でそういう季節がやってきたんだなっていうことを自覚して、
その季節を楽しむ自分でいられるみたいなことが受け取りやすい。
そんな感じかも。
なんかそうだよね、まさにね。
そこは結構違うよね。
別にどこに住んでてもできるんだけど、
どっちのやり方がいいとか悪いとかっていうことではないんだけど、
なんか感じ方の方向性がね、またこう違う方向性で感じるなぁみたいなね。
そうだね、感じがするかな。
するよね。
それはどうですか?
それはね、結構、ほらあの前のみみともとか、過去のみみともでも話が出てたと思うんだけど、
丁寧なその日暮らしのイメージに、
自分の、私の感覚では近くて、
だからそういうふうに受け取れていて、目の前のことに向き合ったり味わったりできてるっていうことは、
シンプルに嬉しいし、心地がいいなっていうのは思ってる。
なんで心地いいんだろうね。
その心地よさはすごく全く同感なんだけど、
なんかでもあれかね、リズムみたいなものに無理がないみたいな、そういう感じ。
ちょっと今、なんとなく思いついたんだけど。
そうだね。
自然のリズムとか、自然の流れに乗ってるというか、そういう感じなのかも。
そうだよね。ある意味そっちが大きいじゃない。
大きいから自然と乗っちゃってるみたいな感じだと思うんだけど、
なんかそういう感覚はあるよね。
それは心地いいことなんだなっていうことが気づくかもしれないね、そういう意味では。
そうだね。
なんか、ちょっと前にアレキサンダーテクニークの、あれは何ていうの?教えてもらう時間っていうの?
ワークショップみたいなね。
行った時に、生物の進化の話があったと思うんだよね。
で、爬虫類とかさ、最後は哺乳類になっていくんだけど、
その生物の進化の、赤ちゃんから大きくなるまでの経験をしてるんだよみたいな話があって、
でもなんかヒトは、すごくさ、いろんなものの効率性とかさ、
っていうことを求めていろんなことを進化させてきたんだけど、
本来のその動物っぽい部分っていうのは、
そこが、やっぱその動物のあり方として、生物のあり方として大事みたいな話があって、
なんか、なんていうの?だから、そういうことを味わっているのかもしれない。
その大きい自然というものの中で、
まあ人間っていろんなツールも持ってるし、効率のいいやり方とか、
例えば生産性高くこうやるんだみたいな話とか、いろいろできることはあるんだけど、
その本来の動物らしい自然を感じながら、それの自然に合わせて、
自分をアジャストしていくっていうか、そういうことを味わえているのかもしれないな。
なんかこう、すごいニュアンスを感じ取ってるよ。
ちょっとうまく説明できない。
なんか、
あれね、個体発生は系統発生を繰り返すみたいな話の中で、
なんかそれをやっぱり感じ直してるみたいなね。
生物の進化みたいなのを、人が生まれてからお互いになるまでにこう、追体験みたいなのをするんだけど、
なんかそれをまた、この自然に戻ってくることによって、
なんかその流れを味わい直してるみたいな、そういう風に捉えましたけど、いかがでしょうか?
汲み取ってくれてありがとう。
そんな感じだよね。
でもわかるわ、言ってることは。
そうそう。
えー、なんかちょっと、
なんかこうやってまたね、1年経ってこういう風に出してみると面白いなってちょっと今、
思いながら、もうちょっと話したそうな雰囲気を感じますが。
そうだね。
だいぶ環境が変わってるから、大きい変化をね、なんか1年で感じてるところだと思うんだけど、
結構この自然にアジャストしてきて、また次の1年がどういう体験になるのかっていうことは楽しみだけどね。
またそのそれこそね、感じ方とか捉え方みたいなことが変わるのか、
なんか今の延長線上に何かがあるのか、わかんない。
いいですね。
またこの1年も楽しめるといいね。
そうだね。
そんなところで今日は終わっていきましょう。
はーい。