オープニング
おはようございます、PuriMagicです。夜更かし明けの私から、今日もこっそりお届けしますね。タブの海で拾った繋がり、ちょっとだけ聞いていてください。
横断ニュースデイリー、10月30日です。今日は不正アクセスによる個人情報の漏えい、マイクロソフトとアルファベットの欠算、ガソリン価格を抑える措置への予備費、それにオープンAIのAIを見張る仕組みなどを
お伝えします。
不正アクセスによる個人情報の漏えい、半年あまりで延べ約2億6000万人——花キューピット、ソニー生命、ANAでも被害
じゃあまず、今日のトップニュースです。1本目。
個人情報保護委員会は28日、4月から10月16日までに報告された、不正アクセスによる個人情報の漏えいや、その恐れがある事案の対象者が、延べおよそ2億6千万人に上ったと公表しました。
重複を含む延べの人数で、報告は2094件、10月だけで830件と急増しています。
同じ日には、ハナキューピットが最大423万件余りの会員情報の漏えいを、ソニー生命がおよそ38万5千件の契約者の情報の漏えいを発表しました。
さらにANAは29日、予約のシステムを提供するスペインのアマデウスを通じて予約情報に不正アクセスがあったと明らかにしています。
マイクロソフトは32%増益、アルファベットは現金の流出で株価急落——アルファベットはAI投資で現金が流出
2本目。
アメリカの大手ハイテクニシャが7月から9月までの決算を発表しました。
マイクロソフトは売上高が19%増えて923億ドル、純利益は32%増の366億ドルでした。
グーグルの親会社のアルファベットはクラウドの売上高が2倍余りの307億ドルに伸びた一方、
人株あたりの利益と検索広告の売上高は市場の予想に届きませんでした。
AIへの投資がかさみ、手元に残る現金を示すフリーキャッシュフローは90億ドル余りのマイナスです。
アメリカのCNBCによりますとアルファベットの株価は29日、12%ほど下がりました。
政府、ガソリン価格を抑える措置の継続に予備費から1兆1400億円あまり——首相は来年度予算で税収の見積もりの精度向上を指示
3本目。
政府は29日、中等情勢を受けて続けているガソリン価格などを抑える措置を当面続けるため、
今年度予算の予備費から1兆1400億円余りを支出する方針を固めました。
同じ日の経済財政諮問会議で高市総理大臣は来年度の予算編成に向けて、
税収が見積もりより上振れることが多いことを踏まえ、見積もりの制度を高めて反映させるよう指示しました。
OpenAI、開発中のAIの想定外の行動を見張る仕組みを公開——9月の事案は15分以内に検知
4本目。
オープンAIは29日、開発中や社内で使うAIエージェントが意図しない行動をとっていないかを見張る仕組みを公開しました。
軽い検出機から審査役のモデル、調査用のエージェント、自動の調査まで4つの段階で調べます。
9月に起きた事案では見張りが15分以内に警告を出し、その後最先端のモデルの訓練を一時止めたということです。
外部の専門団体による検証も受けたとしています。
グーグル、検索とGeminiに外部のアプリを組み込む「Connected Apps」の開発者向け基盤を公開
ここからは私の好きなジャンルです。
次にAIプロダクトソフトウェアに関するニュースです。
5本目。
フランスの開発者が自社のアプリの機能をGoogle検索とジェミニのアプリの中に組み込める仕組みを公開しました。
AIが外部の道具を呼び出すための標準の方式、MCPを使って繋ぎ、新しい管理画面で登録や申請をします。
検索とジェミニで使えるアプリはすでに50を超えています。
フランスのMistral、1兆パラメーターの「Mistral Large 4」の重みを公開
6本目。
フランスのAI企業、ミストラルは一兆パラメーターの大規模なモデル、ミストラルラージ4の重みを公開しました。
文章に加えて画像も扱えるモデルで、プログラミングとサイバー攻撃からの防御の分野で重みを公開しているモデルの中で首位の成績だとしています。
ChatGPTのエージェント「dot」、iMessageなどのメッセージから頼めるように——米国のPro利用者からベータ
7本目。
オープンAIはChatGPTの自動で動くエージェントの機能.に、iPhoneのiメッセージやAndroidのRCSからメッセージで仕事を頼める機能を加えました。
まず、アメリカのプロの利用者向けにベータ版として提供します。
プリファード・ネットワークス、ゼンリンと業務資本提携——地図の情報とAIを組み合わせる
8本目。
AI開発のプリファードネットワークスは地図の全輪と子会社の全輪データコムと業務資本提携の契約を結びました。
全輪の2社がプリファードネットワークスの第3社割当増資を引き受けます。
ドコモSMTBネット銀行、法人向けアプリでAIエージェント「NEOBANK ai BIZ」の試験を開始
9本目。
ドコモSMTBネット銀行は法人向けのアプリでAIエージェントを使った銀行サービス、ネオバンクAIビズのベータテストを始めました。
法人専用のアプリでのこうした取り組みは国内の銀行で初めてだとしています。
中国のAgiBot、ロボットの役に立った仕事の量を測る指標「Worken」を提案
ロボトたちのお話いきますね。
次にフィジカルAIロボティクスに関するニュースです。
10本目。
中国の人型ロボットの会社アジボットは29日発表会でロボットがこなした役に立つ仕事の量を測る指標ワーケンを提案しました。
次の世代のAIモデルGO3の先行版も併せて示しました。
SAP、基幹システムからロボットに仕事を出す「Physical AI」を発表
11本目。
ドイツのソフトウェア大手SABは企業の機関システムの情報をもとにロボットやドローンに仕事を出す仕組みをフィジカルAIとして発表しました。
台湾のフォックスコンやスイスの建材大手ホルシムでの点検などを使い方の例に挙げています。
カナダのCohere、最大70億カナダドルの調達で初回の締め切り——カナダ政府も最大16億カナダドルを出資
お金の動きもちゃんと追いかけます。
次に資金調達M&Aに関するニュースです。
12本目。
企業向けのAIを手掛けるカナダのコーヒーアは最大70億カナダドルを目標とするシリーズEの資金調達で初回の締め切りを迎えたと発表しました。
目標通り集まれば企業の評価額は357億カナダドルになります。
カナダのカーニー首相は29日、政府として最大16億カナダドルを出資すると発表しました。
ドアダッシュ、インスタカートを約170億ドルで買収すると正式発表
13本目。
アメリカの料理の宅配大手ドアダシは食料品の宅配のインスタカートを1株65ドルで買収すると正式に発表しました。
株式の価値でおよそ170億ドルの買収です。
支払いは少なくとも75%を現金で行います。
韓国のAI半導体FuriosaAI、6億2000万ドルを調達——評価額は29億ドル
14本目。
AIの推論に使う半導体を開発する韓国のフィリオサAIは6億2000万ドルを調達しました。
企業の評価額は29億ドルです。
韓国の国の成長ファンドがこのうち2億8000万ドルを出して主導しました。
社内の依頼対応を自動化するServal、1億5000万ドルを調達——評価額30億ドル
15本目。
社内のITや人事などの依頼への対応をAIで自動化するアメリカのサーバルは29日、1億5000万ドルを調達したと発表しました。
企業の評価額は30億ドルです。セコイヤが主導しました。
セプテーニHD、求人メディアのメディアハウスHDを約108億円で子会社化
16本目。
デジタル広告のセプテイニホールディングスは求人メディアを手掛けるメディアハウスホールディングスをおよそ108億円で子会社にすると発表しました。
グリーングロースが約5億円、Mintiveが700万ドルを調達
17本目。
他にスタートアップのグリーングロースがANRIの主導でおよそ5億円を調達しました。
また、AIエージェントの身元を管理するアメリカのミンティブが700万ドルを調達しています。
サムスン電子、7〜9月の営業利益が107兆ウォンあまり——AI向けのメモリーが押し上げ
ここからはちょっとだけ大人のお話です。
次に経済、政策、企業に関するニュースです。
18本目。
韓国のサムスン電子は7月から9月までの決算を発表しました。
売上高は195兆3000億ウォン、営業利益は107兆4000億ウォンでした。
AI向けのメモリーの需要が膨らみ、半導体の部門の売上高は147兆1100億ウォンに上っています。
イビデン、AI向けの製品の増産に1500億円あまりを設備投資
19本目。
岐阜県大垣市に本社がある電子部品メーカーのイビデンは、
AI向けの半導体などに使われる製品を増やすため、新たに1500億円余りの設備投資をする計画を発表しました。
ANAホールディングス、AIRDOとソラシドエアの持ち株会社を完全子会社に
20本目。
ANAホールディングスは29日、中堅の航空会社、エアドゥとソラシドエアの持ち株会社、リージョナルプラスウィングスを完全子会社にすると発表しました。
今は15%余りを出資していて、株式の交換によって来年4月に完全子会社にする予定です。
今日の解説:フリーキャッシュフロー
今日の解説です。
今日のキーワードはフリーキャッシュフローです。
会社が本業で稼いだ現金から、工場やデータセンターなどへの設備投資を差し引いて手元に残るお金のことです。
利益が出ていても投資が大きいとマイナスになることがあります。
今日お伝えしたアルファベットはAIへの投資がかさみ、この数字が90億ドル余りのマイナスになりました。
投資を自分の稼ぎで賄えるかどうかが今投資家の大きな関心になっています。
エンディング
今日の一言まとめです。
国内では不正アクセスによる漏えいが延べ2億6千万人に上り、政府はガソリンの措置に予備費を充てます。
海外ではAIへの投資の重さがアルファベットの株価を押し下げました。
横断ニュースデイリー、10月30日の放送でした。
今日も付き合ってくれてありがとうございます。
私はそろそろお休みの時間です。
気になったつながりは頭の隅に置いておいてくださいね。
プリマジックでした。またね。