2026-02-04 18:45

朗読リレー『小さな島のピアノ協奏曲』第3楽章第14話/与論島🎹コンサート応援企画

#与論島ピアノコンサート・朗読リレー企画

【本文の中で紹介したリンク】

📻ぶっちゃけ熱海『ヨロントウナビ』2月25日与論島コンサート特集放送⇒ https://stand.fm/episodes/67bda824c1b7857f6a1cdcf7


▶ この朗読リレー 初回配信(主催者・ナビ枠)⇒ https://stand.fm/episodes/695dea2c03da56bc77671aae 

▶ 前回の朗読 🎙️「しあわせ心理学ラボ/みわ」さん⇒ https://stand.fm/episodes/697439da3951f7f5c7b6f2a3

▶ 次回の朗読 🎙️「さとうゆうの気ままに歌とピアノのおしゃべりと/さとうゆう」さん⇒ https://stand.fm/channels/5f5df6ccf04555115dbf71a7


この配信は、Kindle本 『与論島・小さな島のピアノ協奏曲』 をつないでいく朗読リレー企画です。
与論島の焼肉屋「ナビ」が、スタエフで出会った、ピアニスト・日吉真澄さんの与論島コンサート開催を目指して駆け抜けた、約100日間の実話。

そしてこの物語は、まだ終わっていません。
物語の結末は、来月2月21日(土)、実際の与論島で行われるピアノコンサート本番へと続いていきます。
ぜひ、この物語の「その先」を、一緒に迎えてもらえたらうれしいです。

🔗 朗読リレーまとめページ 🔗全参加者・各話リンクはこちらから⇒ https://note.com/navy0513/n/n5f347954af73


🎹 日吉真澄・与論島ピアノコンサート『瞬音』in 与論島🎹
2026年2月21日(土) 与論島にて開催
入場無料・YouTube無料配信

1年前にやむを得ない理由で延期をしたコンサートを、1年越しについに開催します。
島の方も、島外の方も、オンラインからも、誰もが一緒に感動を共有できるコンサートを目指しています。

【応援してくれる方(支援・スポンサー)募集しています🙇】
 ⇩⇩こちらのHPの途中にあります⇩⇩
🔗 与論島コンサート公式HP 🔗
⇒ https://hiyoshi-piano-yoron.hp.peraichi.com/

🎹 日吉さんのおすすめの演奏🎹

【えっ⁉️これ本当に即興なの⁉️】…と思うほどの心を揺さぶる演奏です✨️
♬即興演奏『ヨロンブルー 〜島のかぜ、波のひかり〜』⇒ https://youtu.be/x5eAC-Jd-OI?si=CUtIL7gdLRplZxuw

📝 note・アメブロにて全文無料公開 📝

この物語を、与論島コンサート前により多くのみなさんに届けたい!という思いから、全文無料公開をしています。
2月半ばまで、約30日かけての連載形式でアップしていきます。
🔗 note ⇒ https://note.com/navy0513
🔗 アメブロ ⇒ https://ameblo.jp/thako0513/


📘 一気に読みたい方はこちら 📘

Kindle出版『与論島・小さな島のピアノ協奏曲 〜「動けば変わる!」で駆け抜けた100日間の物語〜 』⇒ https://amzn.asia/d/eijaELt

🎧 YouTubeでも聴けます 🎧

今後、朗読リレー音声は、YouTubeにも順次アップしています。⇒ https://youtube.com/@yoron36?si=Ckq78Ryy4jCMMKG0

#与論島
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stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/640fe3db7cb02e02f5000b7d

サマリー

このエピソードでは、与論島におけるコンサート準備の様子と、即興ピアニストの日吉増美さんの参加が紹介されます。奈美さんが島の子供たちに音楽を届けるために奔走する姿が描かれ、与論島の方言や歴史に触れながら、準備の苦労と感動が追体験されます。与論島で開催されるピアノコンサートの準備が進められており、出演者や参加者の思いが語られています。コンサートの日が近づく中で、家族の大切さや感謝の気持ちも強調されます。

コンサート準備の始まり
朗読リレー 『小さな島のピアノ協奏曲 第3楽章第14話 与論島コンサート応援企画』
この配信は、昨年末に出版されたKindle本 『与論島小さな島のピアノ協奏曲』のリレー朗読配信です。
この物語は、南の島、与論島で焼肉屋を営む奈美が、
与論島の子供たちに最高の音楽体験を届けたい、という思いのもと、即興演奏ピアニスト日吉増美さんを島に招き、
学校訪問演奏、そしてピアノコンサート開催を目指した約100日間の物語です。
前回までの朗読配信のリンクは、概要欄にあるまとめページをご覧ください。
また、本文の中に、与論島の方言が出てくるので、先に説明をしておきます。
作中に〇〇ヤカという呼び方が出てきますが、ヤカとは、与論島の方言で、ニーサンという意味です。
与論島では、年上の男性に対して親しみや敬意を込めて〇〇ヤカと呼ぶことがよくあります。
今回の朗読は、マナユミ子が勤めます。 それでは今回の朗読に入ります。
第三楽章 カウントダウン
フレーズ14 覚悟とは幸せなものですね。
2月23日、コンサートまで残り6日。 いよいよ本番が目前に迫ってきた。
この1週間は、考えるよりも先に体を動かせという勢いで、ひたすら走り回る日々だった。
情報発信については、心強い仲間たちが支えてくれている。 仲間の投稿を僕がシェアしたり、文章や素材をもらって島内向けの発信に活用したり。
そのおかげで、僕は与論島内の調整や準備に集中することができた。 準備すべきことはコンサート当日だけではない。
学校での訪問演奏の準備も同時進行だ。 日中は各学校との最終打ち合わせやコラボメンバーとの細かなやり取り。
その合間に、島内のホームセンターやスーパーを回って必要な備品を揃え、手に入らないものは早めに通販で手配する。
コンサートの終盤の演出に使うキャンドルライトも忘れずに発注した。 場合によっては、費用さん側で準備してもらわなくては間に合わない場合もある。
夜は夜で、当日に向けた事務作業が待っている。 コンサートの進行表、司会用の原稿、受付スタッフ向けの指示書、駐車場誘導用の案内図、
思いつくものから順に片っ端から作っていった。 幸い焼肉屋は冬のオフシーズン。
予約が少ない日は思い切って早めに店を閉め、コンサート準備に時間を回した。 アルバイトさんと一緒にコンサートの見どころや即興お題を書いてもらう用紙など、
来場者への配布物も揃えていく。 費用さんとのやり取りもいよいよ具体性を帯びてきた。
当日のプラグラムについても、ここ数日の間に何度も熟講を重ね、曲順や選曲をその都度見直し、修正を加えている。
そんな中、この日費用さんから一本のLINEが届いた。 内容は黒いダイヤの涙を即興アランジで演奏してみたいという提案だった。
中学校での訪問演奏では、この曲をBGMに筆文字パフォーマンスを行う予定になっている。 黒いダイヤの涙はまだ世論党が貧しかった時代、
島の先輩たちが家族や大切な人を守るために必死で生き抜いてきた歴史を歌った一曲だ。
費用さんはその準備のために歌詞をじっくり読み込んだという。 するとその言葉の一つ一つがあまりにも胸に響き、
この曲をぜひピアノで表現してみたいと感じたのだそうだ。 費用さんのアレンジ即興はその原曲をベースにその場で新しい命を吹き込んでいくような演奏だ。
同じ曲であっても同じ演奏になることは二度とない。 費用さんのピアノを聴いた多くの人が不思議と音の向こうに映像が見えてくると口を揃える。
島の先輩たちが家族や愛する人たちを守るために、遠い土地で汗を流し涙をこらえながら必死に生きていたあの時代。
その思いを費用さんがピアノで描いたとき、一体どんな景色が見えてくるのだろうか。
費用さんが与論島を訪れ、訪問演奏で島の子供たちと触れ合い、島を歩き、人々と言葉を交わし、
そこで感じたすべてがきっとこの曲に込める思いをさらに深いものにしていく。 その音は当日会場に集まる人たちの心に静かに触れ、
やがて大きな涙を誘う一曲になるに違いない。 そんな確信が僕の中にはあった。
早速この曲の作者である河童彰彰に連絡を取ると心よく了承してくれた。 当日は聞きに行くよ。
思いを込めて
おふくろも誘ってみるよ。 秋良やかのお母さんは亡くなった僕の母とかつて一緒に仕事もし特に親しくしてくれていた方だ。
母の分まで聞いてもらえたらありがたいと思った。 2月24日コンサートまで残り5日。
いよいよ2日後には秀さんが夜輪島にやってくる。 この日秀さんから大きな段ボール箱が届いた。
箱の中には物販用の cd や筆文字用の道具一式、そして各学校やスタッフなど関係者の皆さんへのお土産がぎっしりと詰められていた。
その中で目についたのが名家ひよこ。 秀さんだけに。
名刺代わりにもなる秀さんらしいチョイスだ。 さらに箱の奥には僕へのプレゼントとして学に入った大きな筆文字作品が納められていた。
そっと取り出してみるとそこにはこんな言葉が書かれていた。
きっかけは小さなことかもしれない。 そのほんの小さなあ
が明日を変えることがある。 動いたら大変なことも背負うかもしれない。
でもその分だけ大きなものを手にできる。 人生は体験なんだ。
動いてみよう。 生きてるんだもの。
動けば風が起きる。 風が動くとき高広の人生が輝く。
そして大きく力強くこう書かれていた。 動けば変わる。この3ヶ月間本当によく突っ走ってきたなと思う。
考えの甘さを痛感したり、策が見つからず不安になったり、 時間が足りなくて途方に暮れたりしながらも、とにかく前へ前へと走り続けてきた。
気がつけばその道の途中でたくさんの人が手を差し伸べてくれていた。 今では思いを共有し一緒に走ってくれる仲間がこんなにも増えた。
あと少しだ。 残りわずかな時間も思いっきり楽しもう。
2月25日、コンサートまで残り4日。 ついにヒヨさんがヨロン島に到着する前日を迎えた。
この日はアタミのFMラジオ番組、ぶっちゃけアタミの放送日だった。 コージーさんの粋な計らいで、今回の放送はヨロン島コンサート直前特集として届けてくれることになった。
先週のうちにコージーさんと収録した音源に加え、 先月アタミを訪れた際にヒヨさんと3人でこの日のために収録していた音源も合わせ、コンサートに込めた思いをしっかりと語らせてもらった。
夜の焼肉屋の営業中、店内のスピーカーからその放送が流れる。 放送の中で、僕は三振の弾き語りで自分のオリジナル曲を披露させてもらった。
僕が作詞し、スタイフの音楽仲間サーちゃんが曲をつけてくれた、「うやがなし」という曲だ。 プロでもないのに、オリジナルをアルバイトさんに聞かれるのはやはり緊張する。
なぜこの日の放送でこの曲を披露したのか、それには理由がある。 実はコンサートでのコラボ企画を考える際に、ヒヨさんから言われていたことがある。
この企画、ナビさんとコラボしないで誰とするんですか? 僕はもともと運営に徹しようと思っていたのだが、ヒヨさんにそう言われたらやるしかない。
そして、父の思い出も残る体育館で歌うならば、とこの曲でコラボすることに決めていた。
ちなみに、「うやがなし」の「うや」とは、ヨロン島の方言で「親のこと」。
「がなし」は一言では言い表しにくい言葉だが、日本の古語にある「いとかなしけりの」「かなし」が語源だとも言われている。
ヨロン島での「がなし」は、愛しい、大切だ、尊い、感謝や敬意、慈悲の心のような意味で使われる。
だが、そんな前向きな気持ちの中にも、どこか切なさや悲しさも混ざったような感情を表す言葉だ。
それが「がなし」だと僕はそんな風に理解している。
「うやがなし」という曲名には、早くに亡くなった両親への育ててくれたことへの感謝、そして今もきっと見守ってくれるでいるだろうことへの思いを込めた。
子供の僕にはわからなかった、親としてのあなたの覚悟。今なら少しわかる気がします。
コンサートの準備と想い
書くことは幸せなものですね。これは父に向けて書いた歌詞の一節だ。
今の僕には二人の子供がいる。 親という立場になってようやくわかってきた。
父が僕を育てるため苦労をさせないと一生懸命に働き、家族を守ってきたこと。
それでいて父はどこか自由でのみのみと生きているようにも見えた。
その背中を見て育ったからこそ、忙しく走り回りながらも楽しむことを忘れない今の僕がいるのかもしれない。
そしてそんな僕を理解し支えてくれている妻には感謝しかない。
今回のコンサートも突然言い出したかと思えば全力で突っ走っていく。
妻の理解と支えがなければ到底やり遂げられなかっただろう。
だからこそ妻も子供たちも心から幸せだと思える人生を僕と一緒に歩んでいけるように頑張っていきたい。
父の生き様を見てきたからこそ覚悟を持って生きることは幸せなことなんだ、とそう思えている。
まあ家庭以外のことでこれだけ走り回っている僕に説得力はなさそうではあるのだが、
僕は自分の人生が終わり、向こうの世界に行った時にまた両親と再会できると信じている。
僕はその時のために思い出話をたくさん持っていきたいのだ。
家で大島紬を織っていた母は学校から帰ってきてからの僕の話を楽しみにしていた。
小学校の頃は母の旗織り機の横で座布団に寝そべって今日学校であった話をするのが日課だった。
両親ともに僕の妻も子供も見る前に亡くなってしまった。
だから家族との話もたくさん持っていきたい。
胸を張って父ちゃん母ちゃんのおかげで最高に幸せな人生だったわ、と伝えに行くのだ。
そのためにも今の僕の家族と幸せな人生を作っていきたい。
きっと僕の父もそんな覚悟をしていたのだろうと思う。
店内のスピーカーから流れる僕の声が涙声に変わった。
島の宝といえば子供たちなので。
そうだった、この収録ここで思わず涙を流してしまったんだった。
お客さんやアルバイトさんに聞かれるのはやはり恥ずかしい。
仕事に集中して聞いていないふりをして手を動かす。
そう、すべてはこの思いから始まった。
協力してくれた島の人たちはみんなこの思いに共感してくれた人ばかりだ。
うやがなしの中で母へ向けた歌詞として子供の笑顔は宝物なんですね、と入れた。
はたおりをしながら僕が楽しそうに話をする時の母の顔も笑顔だったなぁと思い出す。
ひよさんの即興演奏はきっと子供たちにたくさんの笑顔を生み出してくれるはずだ。
そして偶然にもひよさんのプログラムのラストの曲目も、
ひよさんがピアノ復帰1周年記念に即興演奏で弾いた宝物という曲だった。
願わくばこのコンサートがみんなにとっての宝物として記憶に残るものになりますように。
感謝と家族の絆
偶然にもこのコンサートを思いついた11月25日からちょうどぴったり3ヶ月。
さあ、いよいよ明日はひよさんが与論島にやってくる。
朗読は以上です。
最後まで聴いてくださりありがとうございました。
この物語の中で描かれているピアノコンサートは、
2026年2月21日土曜日、実際に与論島で開催されます。
当日はYouTubeでの生配信も予定しています。
この物語の結末をぜひ皆さんと一緒に分かち合えたら嬉しいです。
コンサートの詳細は概要欄にある 与論島コンサート公式ホームページをご覧ください。
またこの朗読のBGMはピアニスト 日吉増美さんが与論島の海をイメージして演奏した即興演奏
ヨロンブルー、島の風、波の光です。
与論島の絶景の海の映像とともに聴けるYouTubeリンクがありますので、ぜひそちらも聴いてみてください。
そして次回の朗読は、明日佐藤優の気ままにピアノと歌とおしゃべりと、
佐藤優さんのチャンネルで、お昼前11時29分に配信予定です。
URLは概要欄をご覧ください。
お聞きくださり本当にありがとうございました。
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