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いつもありがとうございます。 PROMISED LANDの解説です。
No.17番とNo.16番、自己開示スピーチという形で、スピーチの新しい形、
自己開示という視点で進めるスピーチを紹介しています。 スピーチというと、訳
〇〇ですとか、なぜなら〇〇だからですとか、理由は2つあります。1つ目は。 という形で
討論とか話し合いの形を身につけていく練習の場として紹介してきましたけれども、
自己開示という観点で見ていくと、学級作りになっていく。
それが、 私たちがやりたい話し合いだったり討論
にも繋がるぞということなんですね。 なんで繋がるかというと、
自己開示するということは、 安心してないとできないですよね。
で、自己開示を誰かがすると、私もって言って、自己開示をする人が増えていくと。
そのように自己開示の輪が広がっていくと、そうすると話しやすくなっていくという仕組みなんですね。
じゃあ、自己開示ってどうやってやるの?ということで、大人の世界でもレベルっていうのがあります。
それを子供の世界に置き換えたら、レベル1からレベル3という風になるんじゃないかなと思って、私が提案しているものです。
レベル1は好き嫌いです。今の時期にやるといいです。 4月は多分皆さん好きなんとかってやったと思うんですけども、5月は苦手シリーズでやるといいんじゃないでしょうか。
レベル2っていうのがあって、成功談とか失敗談になるんですけども、特に失敗談なんですけども、結構これハードルが高いので、
ドジな話とかね、痛かった話とか、 泣いちゃった話とか、いろんなのが考えられますけども、これは全員にやる必要はないんですね。
できる子だけでやってって形なんです。 身の上話になると、本当にできる子は一部になってきますので、これもできる子でやってって言って、
長い目でやればいいんです。 だから4月、5月、6月はレベル1でいいの。
で、ちょっともうそろそろいけるかなと思ったらレベル2を入れてあげて、 2学期に向かっていって、9月にもレベル2を入れてあげながら、
11月をピークとするならレベル3が10月とかに入ってくる。 そんなイメージでいいんじゃないでしょうか。無理なくね。
で、こればかりをやるってこともなく、たまに入れてあげて、 自分の心を開いたねとか、
開いてくれてありがとう。みんなも安心して話せるようになるよね。 それを楽しそうに
見守りながら聞いてくれるみんながいる。それは安心につながるよね。 みたいな感じで、無理なくわきあいあいとやればいいんじゃないでしょうか。
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次です。
ナンバー19。小技の広め方ってことで、これも話し方の技なんですけども、 私の場合は教えません。
教えるとどうしても型になっちゃうからです。 型になると話が硬くなります。型だけに。
偏ってきます。型だけに。だからどうするかというと、 じゃあ話し合いするよって言って、言える人からどうぞとかってやってくれるんですか。
指名無し発表です。この時期だとね。 やっていく中で、子供から出てくるじゃないですか。
〇〇さんと似ていてとか、〇〇くんが言った通りとか。 ここにAを、Bを、Cを、Dを
書いてありますけども、そういうのが出てきたら、この後どうするって書いてあるんだけども、 話が途切れた時に、たくさん発表してくれてありがとうね。
今言った中で、〇〇くん、〇〇さん、〇〇くんのこういう言い方がとても良かったよって。
そういう言い方をすると、話が繋がっていくねとか。 価値を話してあげる。
何も言わなかった、教師が取り上げなかったら流れていくんだけども、 教師が取り上げて、そういう言い方がいいのかって言う子供たちが思うので、
次の話し合いの時にまた新しい子が同じようなのを使うから、 当然取り上げて、〇〇くん。
昨日、〇〇くんが使ったのを、あなたも使いましたねって。 大変良いです、みたいな感じで、子供たちから出たものを取り上げる。
という形で、小技の広め方って書いてあるんですね。 これ3番まで書いてありますね。
21に書いてありますけども、間違っても和形にこだわらないね。 それが目的になっちゃうからね。
和形ってのは手段だから。 なので、多様な言い方、多様な考え方が出る。
そういったことを目指していくならば、このように教えるのではなく、子供が言ったのを使う。 使って取り上げて、その価値を伝えて広めていく。
しかもそれをみんな同じ言い方じゃなくてもいいよっていうスタンスで。 この時期にやっておくと、6月に
前半戦のピークを持ってこれるようになってくると思いますので、 よろしければやってみてください。