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2026-03-02 12:37

『読書 時間』コンビニ 人間📚️ 村田沙耶香 著

#ちょっと読書時間


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サマリー

このポッドキャストでは、村田沙耶香著『コンビニ人間』を取り上げ、主人公の恵子さんが社会の当たり前が理解できず、周囲の人間を模倣することで適応していく様子を描写しています。現代社会における多様性の受容と、10年前の作品との比較を通じて、ハラスメントに対する意識の変化についても考察しています。主人公の独特な対応や、物語の薄さが、読者に深い印象を与える作品として紹介されています。

はじめに:番組紹介と今週の本
はい、いかがお過ごしですか。ポッシビリティです。 読書時間収録ギリギリ。
本題の前にお知らせです。この番組は、昨日より今日、今日より明日をちょっとだけ良くする、そんな情報シェアを行っております。
本日の本はこちら。 コンビニ人間📚️ 村田沙耶香さんの作品です。
いやー、世界観が凄かったですね。 ちょっとこう、なかなか日常の、このタイトルからもですね、コンビニ人間というタイトルにもあるように、
主人公・恵子さんの特性とコンビニでの適応
主人公はですね、本名忘れちゃった。 慶子さん、下の名前慶子さんだったかな。36歳の女性がコンビニ店員として働いているそのフィールドが、物語の主な世界の中に登場するんですが、
この村田さんのね、各キャラクターの個性がすごくて、一番やっぱり際立っているのは、この主人公の慶子さんですよね。
名前こそね、割とスタンダードかなと思うような感じですけども、
いろいろ、どう言っていいんですかね、この主人公のですね、生まれながらに人間のですね、生活の中の当たり前がわからないっていう、こういった人なんですね。
例えば、こうすれば人は喜ぶとか、こうすれば人は怒るとかっていうものって、多くの人はですね、感覚でもってそれを捉えて、何らかの反応をしたりっていうことなんですけど、
この主人公の慶子さんはですね、なぜ人間がそういう反応をするのかがよくわからないっていう、これもう生まれながらにそういう人生を歩んできてるんですけれども、
この慶子さんはですね、ずっとこの幼少の頃もですね、他となかなか理解が揃わないということで、いわゆる浮いた人なんですよ。
親御さんとかを心配させたりですね、カウンセリングに行って、治さないといけないんじゃないかとかですね、いろいろ苦労するんですが、
結果的にはですね、あまり特にこの回復というか、いわゆるこの平均的な感覚を持ち合わせて生きていくっていうことにはならなくてですね、
本人としては自分がそういった、いわゆるこの世の中の当たり前と比較するとですね、何かずれてるんだろうなっていうことはわかっていると。
ただ、何でそれがずれていると言われているのかがわからないっていう、こういう感覚なんですけどね。
なんとかその、いわゆるこの世の中で浮いてしまうこのギャップをですね、やっぱり本人もどうにかしたほうがいいんだろうなというふうに思うわけですよ。
そこをですね、どうにかしようとするんですけど、何かをしたときの相手の反応を見てですね、
これは良いことなんだとか、これは悪いことなんだということをですね、いわゆる学習をして、いわゆるこの周辺にいる人のですね、
うまくやっている人のそれをものまねですよね、トレースすることによって自分の中にですね、
いわゆる世の中でうまくやっていくための当たり前を少しずつ身につけていくというか、更新していくっていうんですかね。
今までなかったものを身につけていくっていう、そういうことをですね、やり続けるんですよ。
なのでですね、描写として面白いのが、コンビニの中で働いているとですね、同僚、いろんな一緒に働いている人たちがいるわけですけど、
そういう人のですね、喋り方をですね、気づけばなんとなく真似していて似てきていてですね、語尾が何々さんとよく似てきたとかですね、
その口調であったりとか、あとはファッション、持つものとかね、そういうものもですね、意図的に意識的に、
いわゆる当たり前に生きている人をお手本にですね、自分を作っていくという、こういうキャラクターなんですよ。
でですね、これネタバレになっちゃうとあれなので、そのけいこさんがですね、コンビニという場所で能力はすごく発揮するわけです。
マニュアルがコンビニにはあるでしょうね。
だいたい決まり事と一緒でいろんなことがあるので、それを体現、再現していくことっていうのはすごく長けていてですね、
いわゆるルーティンワークっていうふうに言ったほうがちょっと伝わりやすいのかもしれないんですが、
そういうのをきちっとですね、遂行していく能力というのは非常に安定感あってですね、
コンビニの中でも累計18年間働いていくキャリアをですね、積み上げてくるんですよ。
現代社会との比較:ハラスメントと多様性
ただ、この小説がですね、ちょうど2014年、15年頃にこの世の中に出てきた作品なもんですから、
小説とはいえですよ、小説とはいえですよ、ちょっとこれ若干脱線するんですけど、
今の時代との変化、約十数年の間に起きた変化というのをすごく感じました。
今だったらまあまあハラスメントですよねっていうやりとりが普通に日常的に描かれるんですね。
これにですね、苦しむ人たちというのがこの中に出てくるんですけども、
10年経った今、現実の世界ですよ、小説から引くとパッと飛び出してですね、
今我々がいるこの世の中を見渡してみると、かつてハラスメントだったものはもうほぼほぼ撲滅されたのかなと思うぐらいある種平和になったと。
その僕自身もですね、こういうこと言っちゃダメだよね、これダメだよね、これはハラスメントだよねみたいなことをですね、
日常的に聞いてきた、いわゆるピークを越えてきたのかな、それが当たり前に今やなってきていてですね、
誰かの何かに言及するなんていうことは、かなりこれは気を使うことであり、そういうことはできるだけ触れないし、触れられないしっていうね、
わかりやすく言えばプライベートな領域にですね、そこまで付き合いの深くない人がですね、どうなのと聞くなんていうことも、
今となってはまあまあタブーな感じになってきていますから、多くの人はですね、それに習ってそういうことをあまり聞かなくなったと。
時折それを聞いちゃう人とかも当然まだいるんですけども、それを聞いちゃう人にギョッとするっていうね、
そういう場面も時折あったりもするのかなと思ったりしています。
ということでちょっと脱線したんですけど、今何が言いたいかというと、
今の僕らが生きている社会というのは、いわゆる多様性というものを発端にしてですね、
人々のいろんなアイデンティティであったりとかパーソナリティであったりとかバックボーンとかね、
そういったものに対してそれもいいじゃないかと、それでいいじゃないかというような世の中の空気が醸成されたんだなっていうことを、
改めてこの小説の中の10年前のまあみんな言うこと、まあそこまで言うかみたいな人の持っているコンビニ人間の中で出てくるけいこさんのことを言えばですね、
社会からの圧力と恵子さんの対応
36歳でなんでバイトなのってもう再三聞かれるんですよ。
もう本当にねもうこっちも嫌になるぐらいね、ずっとなんであなたは36にもなってずっとバイトなのってね、もう本当言われ続けるんです。
ただけいこさんはですね、それを言われたところであまりこうもともと怒りとかっていう感情を感じない人なので、
あ、また言われてるなぁ、これ言われることはなんか良くないんだなぁ、
なんかいつもあの決まった定型のね、テンプレの言い訳みたいなものをこのけいこさんの妹にですね、
なんかいい言い訳なぁいいみたいなことで、まあ支難されるアドバイスされたりするんですよ。
だからまあ自分の感情としては別に周りが自分のことをアルバイトやってるからって言われたところで別にどうでもいいんだけど、
世の中的にはなんか違うんだろうな、例えば親御さんを心配させちゃったりするとかそっちはなんか気になるっていうことで、
その言い訳をね、ちゃんと手札として何個か持っておいたりとか、そんなことをしているんですけども、
まあそんななんか僕読んでたらすごいこれ世界観だなぁと思って、
芥川賞をねこれ受賞されている作品なんですけども、
なるほどこういうなんて言うんだろう、ある種ちょっとコンビニっていうすごい日常的なその場所で描かれているんだけども、
日常っぽく描かれているけどなかなか今となっては非日常だなという世界観自体もこれだけでも結構ですね、
何とも言えないこの面白いという感覚でね、読んだんですけど、
物語の登場人物と読後感
いやーこれねどうなんでしょうね、ちょっと小説好きな人は読んでる人多いのかもしれないですが、
いやーこれちょっとね読んでほしい、クセ強なキャラがね、めっちゃクセ強なキャラが一人出てくるんですけども、この物語の中のキーなんですけどね、
いやーこのもうね、胸クソ悪いやつが出てくるんですよ、まあまあ胸クソ悪いやつが出てくるんですけど、
あのこれちょっと誰かっていうのはね、ちょっとあえて言わないんですが、ただこの胸クソ悪いやつがですね、
あの僕のような読者目線で見ると、なんだこいつはってちょっとね、あのイラ立つんですが、このけいこさんはですね、そういったとこに感情が触れない人なので、
淡々とですね、そのムカつくキャラクターに論理でですね、あのちゃんと返していくと、でちゃんと返していくんだけど、
あのなんて言うんですかね、論理で勝てるのかというと、勝てなくてですね、感情こそ揺れないんだけど、そのちょっととんでもキャラのですね、
訳のわからない主張を、あそうなのねって飲んでしまうみたいなところが、これまたね、面白いんだよ、けいこそれ飲み込んだあかんやつっていう、
あの思わずこっちからもね、あのツッコミをしたくなるような、ポンコツなのか、あの優秀なのか、なんかこのよくわからなくなるような、このけいこさんの対応とかもね、
実に面白いです。で、薄いんですよこの小説、ほんとね、どのくらいで読んだろう、2時間くらいかな、結構じっくり読もうと思って、あの本当に丁寧に読んだんですけど、2時間半ぐらいだったのかな、
ほんとにあのサクッとね、あの読めるっていう本です。
読書体験と次回の予告
あの今回あのどうでもいい話最後して、まあこれちょっと是非に面白いんで読んでほしいなと思ったんですけど、
図書館がね、近隣のあの蔵書室、あの全国一と一時期言われていた、
某図書館がですね、今メンテナンス中で閉まっておりまして、今回本が借りられなかったのでですね、
某中古本屋さんでなんとかこれをね、ありがたいことに見つけまして、
300円ぐらいだったんですけどね、いやーこれね、このお値段でこの体験は、あのちょっとコスパ良すぎるなと、
あの某中古本リサイクル屋さん、本当にありがとうございます。
はい、ということで今日の読書時間はそんな感じで終わっていきたいと思います。
次回もな、こういうの面白いなと思ったんですけど、
相変わらず僕ちょっと硬い本を次回はね、実益書みたいなものを選択してしまいました。
3冊ぐらいあるんですけど、どれするかはまたぼちぼち読みながら考えたいと思います。
はい、ということで今日の読書時間これぐらいで終わっていきたいと思います。
終わりでは、ポシビリティでした。
またね。
12:37

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