教師としてのアプローチ
倉木はまず、学校の先生になったら、実践すること。
まず一つ目、人に何かアドバイスを人がする場合って、間違いなく何かその人に対する不満がある。
あるいは、それが動機になっていると言ってしまっていいと思っているんですよ。
その人のために思って言ってるなんていうのは浮っ面な話で、たとえそれが90%はそういう思いであったとしても10%は不満な思いがあるんですよ。
理解できない思いっていうのかな。
じゃないと相手のアドバイスする原動力なんてそんな出ないだろうし。
何か逃げ切らない不満な思いがあるから、何か言ってやろうじゃないけど。
あるいは、わかってほしいとか思うわけですよね。
自分では悪気なんてないつもりでも。
おまけに教師が生徒に怒る場合って大抵圧当たりだと思ってるから。
倉木はね、生徒を怒ったりしないですね。
でもね、それじゃあ授業聞いてくれなかったり、楽器崩壊起きたり。
だから爆竹を投げて、まあそれは冗談ですけど。
次に数学の授業ね。
公式のね、どうしてこれが成り立つかって証明したところで
ノートに書いてもテスト前に見たことありますか?
意味ないですよね。
それよりひたすら解法を暗記していったほうがいいんですよ。
だから倉木はね、例えば数学の先生になったとしたら
数学者の説明なんかして、いかに数学が面白いかってことを説明したら
これ理想ですよ、あくまで理想だけど。
自分たちで勉強するだろうから。
数学なんて自分で問題解いて
解法のパターンのストックをどんどん食べていかないと
数学の授業における理想
問題解けるようにならないから。
絶対それでいいんですよ。
でも数学の授業って証明するか、用語の説明するかですよね。
ノートに書いても見返したりしないじゃないですか。
あるいは生徒に問題とかして、黒板に書かせて
ここでの表の説き方や
素晴らしいね、美しいねって褒めいちぎりまくるか、どっちかだね。
色指導に関しては、受かる奴は受かる。
落ちる奴は落ちるんだから。
そんな悩まずにいけって黒木は言うだろうね。
部活の駒野って本音主義だから。
生徒にやらせたようにやらせて、一切何も言わない。
だから黒木の中学生の時の駒野は中途半端だったんですよ。
完全に本音主義にしてくれたら
生徒は自分たちでやるようになるから。
しっかりやるときはやるって感じでやると思うから。
高校生の時はそんな感じだったかな。
みんな練習するときは練習する。
遊ぶときは遊ぶって感じで。
よかったですよ、メリハリがあって。
ある部活の副駒野でね。
一年に一回だけ顔出して。
思ったら怒って帰っちゃうって。
そういう酷いのもいましたね。
いじめ事件が起きたら、いじめの犯人、
主犯覚、リーダーとなる存在を探し出したら、
懸賞金5000円渡すよって操作するってことをしますね。
主犯覚を見つけたら教育委員会に任せるっていう。
大体先生は自分のところで留めておいて、
なるべく学校全体には行かないようにするんだろうけど。
そこは最初から教育委員会に任せるって風にするかな。
あと授業中内職するぐらいだったら学校辞めた方がいいぞって。
授業は払ってもらってももったいないぞって言うだろうね。
でも基本的にね、さっき言ったように八つ当たりだと思ってるから。
生徒が怒る場合。
だからそんな授業中怒ったりはしませんよ。
あと学校祭とか体育祭とかで、
なんかめんどくさそうに準備説あったりしてるの見るの嫌だったから。
一生懸命やるだろうね、球技大会とかでも。
あとテストのセンス悪かったからって、
そいつに八つ当たりするセンス嫌いだったから。
結局自分のね、やってること否定されてるような気して怒ってるんでしょ。
だからそういうの嫌だからね。
絶対そういうことはしないね。
子供じみたまにはしないですね。
あと生徒のこと怒っておいて、
生徒用お手洗いを使うようなこともしたくない。
絶対しないし。
まあそういう教師実際いたんだけど。
それではしたっけ。
