制約のポジティブな面
何かにこだわったり、何か制限を設けるってどんなイメージを持ちますかね?
ある程度ならいいけど、あまりそれをやりすぎると
なんか融通が効かなかったり あと
執着してしまう分、すぐに飽きてしまったり っていうイメージを持たれるかと思うんですよ
倉木もそう思ってました。でもやっぱり そうとも言えないんじゃないか
と思ったことがあったんで、ちょっと今回このエピソード 撮ってるんですが
あの食事の悩み
最近は大絶食ですね。のエピソード聞いてくれたでしょうか これよくわかる話だと思うんですが
倉木は最近 もうね
大豆 おからパウダー
豆腐ってもう使うもの、食材ももう大体決まってて これは異常時代だなと思ったんだけど、でも昨日ね食べてて思ったんですよ
誰であろうと
幅を広げれば広げる分ね 欲が出てきたり、あともっと他のもの
の方がいいってなったりね まあ時にはもっと高い食材の方がいいってなるかもしれない
でもこうやって制約があると その中でやりくりするじゃないですか
知ってもいるけど倉木の場合ね その方が逆に飽きなかったりするんですよ
だから人間でそういうふうにできてるんですね。大きな変化を起こしていれば 小さな変化には気づかないし
小さな変化を起こしていれば その最中のもっと小さな
変化でも気づくから
小さな変化があれば飽きないで済むんですね スポーツだってそうじゃないですか
ルールをね取っ払って シンプルにして
わかりやすいけれども でも
ある程度細かくルール設けてた方が やる方を見る方も
その制約の中で いい記録を出そうとしたり
いいプレイをしようとして それが面白いところだと思うんですよ。醍醐味だと思うんですよ
ねえほんと倉木もだいぶ偏った性格で
いつもの音なんだけどこの食事の話の場合 この中でいろいろやりくりするんですよ
見た目だけでも変えようとしたり 味付けもいろいろ試してみたり
であったら同じ食材でもね なんか別のものに感じるし
逆に手を広げてしまうと つまりいろんな食材を試してしまうと
なんかこういう小さな変化を感じ取れなくなってね
より大きな変化をしないと 飽きてしまうんですね
そう考えると どこまででもこだわっても別に問題ないんじゃないかと思うんだけど
これぐらいね いや相当極端なこだわりだと思うけど
そうやって 制約を増やすほど
子供時代の経験
小さな変化にも気づくようになって 飽きずに済むわけですよ
毎回同じだなーっていうふうにはならないんですよ
逆に変化を大きくしすぎると 変化してるのかどうかもわからなくなって
飽きてるのかどうかもわからなくなるんですよね で結局飽きるんですよ
どんなことしてたら ちなみに倉木は最近
相婆ちゃんへの仕返しはやめようと思って 大声出すのやめたんだけど これも
行動の制約ですよね
これも悪いことばかりじゃない
迷いがね減るんですね そうした方がね
前はだから
やめようかどうか迷ってたし あとは
ちょうどタイミング悪くて 仕返しできなくて
っていうのと元からね やらないって決めると
行動自体は同じなんだけど ただ元からそういう制約を作っていると
もう諦めがつくというかねそういう良さもあるわけです ちょっと今思い出してたんだけど
子供時代ね 倉木は
こんなことなかったけど
普通だったらね自分で買い物行って 何円いないならお菓子買ってきていいよみたいに言われるじゃないですか
これね お年玉使ってね
自由に何でも買えるって 言うより不自由な感じがするじゃないですか
500円以内に収めなさいって でもその500円以内で何買おうかなって考えてる時間がね
楽しいんですよ 倉木なんかねお年玉たくさんもらって
何でも買えるとなると逆にね もう
そうやってね結構長くもらえるようになってから 貯金するようになりましたねなんかね
自分へのご褒美を買うような気にならなくなったんですよ これは人間誰でもある心理だと思いますねそれではしたっけ
