▼今回のトーク内容:
メディアとして20年が経過しているが、客観的な歴史や学術論文がほとんど存在していない/「自分が今やっていることは歴史の1ページである」という自覚が、仕事の意義を深める/後世に議論の土台(バイブル)を残す必要性がある/「ポッドキャスト」という言葉の誕生: 2004年、アメリカのニュースサイトのコラムから生まれた言葉/その後Appleのサポートにより iPodで聞けるようになる/【第1期】黎明期とラジオ局の参入(〜2016年頃):特にTBSラジオが番組を切り出して配信し、大きな存在感を示していた/【第2期】ポッドキャスト「冬の時代」(2016年頃〜2019年):維持コストの観点などから主要なコンテンツがポッドキャストから消え、勢いが停滞した/【第3期】ポッドキャスト・アワードと独自の生態系(2019年〜2024年頃):ジャパンポッドキャストアワードが創設され、独自の文化と認知が広まる/【第4期】ビデオポッドキャストとYouTubeとの融合(2025年〜現在):Spotifyによるビデオポッドキャストの本格サポート、ouTubeとの連携が当たり前になり、ポッドキャストの定義が再構築される/歴史を単なる事実の羅列ではなく、数字や年表には残らない当時の制作者やリスナーの熱狂、成功と失敗の裏にある人間模様を書き継いでいきたいという野望
▼番組概要:
制作者として音声コンテンツにどっぷり浸かっている、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、あたらしい経済編集長の設楽悠介が、Podcastのつくり方やビジネスの可能性などについて、あれこれ語っていく番組です。毎週金曜配信。
▼番組ハッシュタグ:#Podcast総研
▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください:
https://forms.gle/dxfSSDDu8NEx8kjDA
▼MC:
野村高文/Podcast Studio Chronicle代表
Podcastプロデューサー・編集者。東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループ、ニューズピックスを経て、2022年にPodcast Studio Chronicleを設立。制作した音声番組「a scope」「経営中毒」で、JAPAN PODCAST AWARD ベストナレッジ賞を2年連続受賞。その他の制作番組に「News Connect」「ゆかいな知性」など。TBS Podcast「東京ビジネスハブ」メインMC。著書に『プロ目線のPodcastのつくり方』など。旅とプロ野球と柴犬が好き。
X(Twitter) : https://x.com/nmrtkfm
設楽悠介/幻冬舎「あたらしい経済」編集長、幻冬舎コンテンツビジネス局局長
1979年生まれ。明治学院大学法学部卒。マイナビを経て、幻冬舎に入社。同社でコンテンツビジネス局を立ち上げ、電子書籍事業・WEBメディア事業・コンテンツマーケティング・新規事業等を担当。ブロックチェーン・暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊し編集長に。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。野村高文とビジネスユニットを組み、書籍の出版や音声コンテンツ配信などの活動を行う。ポッドキャスターとして、本番組Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、各種ポッドキャストスタンドでWeb3専門番組「EXODUS」、「あたらしい経済ニュース」、「二番経営」等を配信中。2025年10月に2年後にプロのベーシストになることを決め、その様子をYouTubeで配信( https://www.youtube.com/@bassist_ni_naru )。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。
X(Twitter) : https://x.com/ysksdr
Official : https://www.protocolpunk.com/
▼音声編集者:
山崎 陽
▼制作:
Podcast Studio Chronicle:https://chronicle-inc.net
▼関連リンク:
・Audible「みんなのメンタールーム」: https://www.audible.co.jp/pd//B09PWM1R7Z
・Podcast「News Connect」: https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn
・Podcast「あたらしい経済ニュース」:https://open.spotify.com/show/4vN7EuZftQIDGoKIkoWQsX
・Voicy「風呂敷畳み人ラジオ」 : https://voicy.jp/channel/607
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サマリー
今回の「ポッドキャスト総研」では、ポッドキャストの歴史を書き残すという野村氏の壮大な構想が語られました。ポッドキャストという言葉が2004年に生まれ、Appleのサポートを経て普及したものの、日本における客観的な歴史や学術研究はほとんど存在しない現状があります。野村氏は、ポッドキャストの歴史を黎明期(〜2016年頃)、冬の時代(2016年頃〜2019年)、ポッドキャスト・アワードによる独自の生態系の確立(2019年〜2024年頃)、そしてビデオポッドキャストとYouTubeとの融合(2025年〜現在)という4つの時代区分で捉え、単なる事実の羅列ではなく、当時の制作者やリスナーの熱狂、人間模様を含めた「議論の土台(バイブル)」となるような歴史を後世に残したいと熱望しています。 この構想は、過去のメディアの歴史を振り返ることで、自身の活動に新たな意義を見出すという野村氏の考えと、制作者として日々のアウトプットだけでなく、年に一度の「決定版」となるような作品を生み出したいというキャリア後半戦への展望から生まれました。設楽氏も、暗号資産業界の歴史を記した書籍『デジタルゴールド』に触発され、同様の歴史書がポッドキャスト業界の拡大に寄与する可能性を指摘し、この構想への共感を表明しました。歴史の記録には、技術的な事実だけでなく、当時の人々の感情やドラマといった、失われがちな要素を記録することの重要性も強調されました。
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