はい、mogumoguためるたん、moguたんです。 よろしくお願いします。今日はゲストに来ていただいております、「私が愛した人は秘密に満ちていました。」の辻元京介さん、かっこ池ちゃんと、セラビさんに来ていただいております。よろしくお願いいたします。
今回ですね、私、moguがですね、私が愛した人は秘密に満ちていましたっていう、ポッドキャスト小説ドラマみたいな小説をポッドキャストで配信していこうという、ちょっと面白い番組をやってる池ちゃんのことが気になりまして、その方を紹介してみんなにもっと聞いてもらおうと思って今日来ていただきました。
セラビさんなんですけども、次の辻元京介さん、池ちゃんのですね、作品の、「突き抜ける群青に泣け!」に出演していただいているセラビさんにも来ていただきました。はい、よろしくお願いします。
池ちゃんはさ、もともと小説を書く人なの?
はい。小説は小学校5年生とかから書いてて、当時はインターネットに出すとかそんな概念なくて、大学ノートに縦書きでひたすら小説を書いてたのが始まりですかね。
すごい。めっちゃちっちゃい時から書き始めてるんだね。
そうですね。当時、子供が考える小説なんで正直、想像できる範囲ってあんまり限られてたと思うんですけど、それを友達とかが読みたいって言ってくれて、それを大学ノートに書いた手書きの小説を読んでもらって、楽しんでもらうみたいな感じで、そういうところから始まってましたね。
漫画家さんとかもそういうのはじまり多いよね。小学校とか中学校とかでみんなに見てもらって、続き待ってるよみたいなシステム。楽しみいいよね。
そうですね。自分は漫画家になりたかったけど、書く力がなさすぎて、絵画力がなさすぎて、文字で表現しようみたいなところで文字に走ったって感じですかね。
なんでポッドキャストで配信しようと思う?スタジオ辻元でスタジオでちゃんと撮って編集して、結構お金かかって作ってるじゃないですか。
そうですね。ちょっとあまり言えないですけど、かなりお金かかってるので。
なんでそれしようと思ったの?
もともとは、この収録の聞いてる人ならわかると思うんですけど、古典ラジオの樋口さんが大きく影響していて、樋口さんと当時、まだ樋口さんが古典ラジオ始めるか始めないかぐらいのときに遊びに行ったんですけど、樋口さんのいいかねパレットに。
そこで樋口さんが、これから先はポッドキャスト来る気、ちょっとお前もやったらいいんじゃないみたいな感じで、一緒にポッドキャストの世界へ飛び込もうぜみたいな話をちょうどしたんですよ。
それで、じゃあやりますって言って、当時今のSpotify for Podcastersの前身であるアンカーをとりあえず樋口さんに教えてもらって入れて、それで、でも俺何作ればいいんだろうみたいな感じになったんですけど、樋口さんが、あれ池田さん小説書いとったら、それ朗読とかしたら面白そうじゃないとかいう話をしてくれて、
樋口さんの提案で、ポッドキャストで朗読をしてみようみたいな、当時たぶんそんな聞く読書とかっていう言葉がなかった時代だった。オーディブルとかも全然普及してなくて。
ある意味敵が少ない状況下で始めたっていうところ、競合がほとんどいないってところで、それで始めて、最初は大学の先輩と一緒に始めたんですよね。大学の先輩が声優のスクールかなんかにちょっと通ってた時期があって、結構ちゃんと物語のキャラクターを演じれるみたいな話になって。
それでじゃあやりますかみたいな。ただ当時スタジオ筒本なんていう制作チームなんか発足してなくて、単純に先輩と自分で2人で、エアコンも効かないめちゃくちゃ暑い夏場に暑い部屋でマイクを立ててアパートで撮るっていうのをやってて。
そんな感じで最初始まったんや。
もう全然お金もないし、大学の先輩だからお金もいらないよみたいな話になって、本当にボランティアでやってくれてて、今みたいにスタジオを借りてレコーディングエンジニアさんがいてっていう、今の結構大掛かりなものではなかったっていう感じですよ当時は。
でもきっかけっていうのは、まずポッドキャスト聞いてじゃなくて、むしろ樋口さんと知り合いだったから、そっちからの圧力が最初だったんだ。
圧力かどうかわかんないですけど。
圧力かどうかわかんないけどさ。
樋口さんとは基本的に何か面白いことやっていこうっていうスタンスで絡ませてもらってるんで、自分は音楽とかも作るってところもき知ってたので、樋口さんも。
だから絶対なんかこうやった方がいいよみたいな面白いかなって言われて。
でも楽しそうだなと思って始めれたって感じですね。
そうですね、もう本当に自主的に始めた。自主的っていうか、そうやって言ってもらったんで、面白そうだから飛び込んでみようと思って。
次の、今もう配信してるやつは全部撮っちゃった感じなんですか?
そうですね、もうスタジオ借りて声優さんの収録は終わっていて、今東京の方にあるスタジオで編集作業してもらってる段階ですね。
今ほとんど全部自分でほとんどやってなくて、いろんな会社さんが絡んでやってくれてる状況で、私はほとんど手をつけてないって感じですね。
じゃあもう次の私が愛した人はのやつはもう終わってて、次の作品をセラビさんが読むって感じになってるのかな?
そうですね。
もう収録始まってるんですか?
そうですね、始まってます。
それこそ先ほどちょろっと出た、樋口さん主体でやってる、RKBさんの毎日放送さんがやってるポッドキャストラボ福岡にスタートアップメンバーに実は入ることになってまして。
おめでとう!すごいな。
そこでもうRKBさんとか樋口さんとちょろっとお話はしていて、もうちょっとここでは金額言えないんですけど、ぶっちゃけこの作品作るのにこれだけかかってますっていう話をしたら、めっちゃびっくりされて。
え、それ個人で払ったの?みたいな感じになっちゃって。
そうだよね。個人で払ったの?っていうびっくりだよね。
本人とか立ち上げてやってるわけじゃないんだよねって言われて、いやもう全部個人でなんなら私のポケット前ですって言ったら、嘘でしょ?みたいな感じになって。
私も正直制作費ぐらいはさすがに回収してトントンにしないと、また次の作品ってなってた時に作れなくなっちゃうんですね。
まずい、このままではっていうところになっていて。
ちょっとまあ結構やばい金額感になってきてるんで。
ちょっと私が聞いた時より増えてるのかもしれないなーと思って。
そうですね、たぶんあの時よりはかなり増えてます。
だよね、ちょっと恐ろしいことになってきましたね。
いやでもね、本当に今の配信してる番組面白いから、結構やっぱりリスナーさんが結構ついてて、結構人気じゃないですか。
あまり他の人と比べられないんですけど。
聞いてくれてる人はいますね。
すごい楽しみにしてる人はかなりいると思うんですよね。
ありがたいですね。そろそろだったらめっちゃありがたいですね。
なのでやっぱりそこで回収するっていうスタイルを、今後の人たちのためにもそうだし、池ちゃんのためにもそうですね。
今後の作品のためにもそうなんだけど。
いろんな収益スタイルを頑張ってもらって、試して、どこに課金したらいいの?みたいな。
どこに課金をするところがあるの?っていう感じなので、いろいろ提案していただければリスナーさんは嬉しいかもしれない。
なるほど。実は昨日、一昨日ぐらいかな?
実は旧Twitter、今GENXのほうでヨワネをちょっとポストしてまして。
読み上げますと、それでなぜ急にファンクラブを作るっていうポストをした後に書いたんですけど。
それでなぜ急にファンクラブを作りたいと言ったかというと、現行配信版のポッドキャスト制作費で大赤字なのです。
このままじゃ継続的に動画活動ができないのです。お助けを。
お助けをっていう感じでポストしてまして。
実は私がした人は秘密に見せていましたが、小説投稿サイト初の作品なので、読めるんですよね。作品としては。
そうね。読んでないけどね。
原作が読めちゃうんで、結末が早く知りたい人とか、文字で読みたい人っていうのは読めるんですけど。
そこはちょっと、月抜けの群青になければ完全に非公開というか、自分のパソコンのネットワークとかに繋がってないところで書いてるんで、全然世界中に公開してるわけではないんですよね。
アーリーアクセス的な感じで、ファンクラブを作れるサイトを見つけちゃったんですよね、最近。
月額いくら払うみたいなシステムを構築できるやつがあったんですよ。
それを使って、もちろん原稿は私がした人はずっと週一で放送されてるんですけど、
間近ファンクラブサイトを作って、月500円とか払ってもらったら、最新エピソード、新しい作品のエピソードをまた週一ぐらいで公開して、読めるよって、先に読めますよってしようかなとかちょっと思ってるんですよ。
応援もちょっと足しといて、先に聞かなくてもいいから、いけちゃんに課金した人みたいな。
それはすごいありがたいですね。それいるのかな?
いると思う。
もくたんと私じゃないですか。
あったら選択する人いると思う。
それはめっちゃありがたいですね。
でも選択肢が結構何個かあったほうが、月額で毎月払うのが嫌な人とかもいるじゃん。
だから彼を応援したいとか、この番組を応援した人で1回だけとか、金額自分で選べるとか応援隊みたいな感じで、そういうのもあったほうが抵抗がなくなる人もいるかなみたいな。
月額って続けないといけないやつがあるんで、始めにくい人もいるし、辞めるの忘れちゃうみたいな人もいるじゃん。
そうですね。
なのでその辺臨機応変に今回1回やったら今度回聞けるとかでもいいし、ただ応援したいみたいな人も月額やってプラス応援したい人もいると思うし。
いろんなね、マネーを持ってる人いっぱいいるからね。
聞いてる人は年代はどれくらいの人が多いのかな。
確か結構年が上の方多かったイメージで、最近10代が伸びてきてはいるんですけど。
そうなんだ、それいいね。
今もなんですけど、ダントツで多いのが45歳から59歳、36.5%って書いてあるんで。
結構上だね。
私の年齢からしたらかなり上の層の方々が結構な割合で、60歳以上も16.3%いらっしゃって。
めっちゃいるじゃん。
あと35歳から44歳が20.4%この3つでほとんど占めてますね。
めっちゃマネー持ってるじゃん。
持ってるそうじゃん。
いいねそれ。
めっちゃ悪い顔してしまった今。
そっかそっか、じゃあいいと思う。
にけちゃんね、初めて声聞いた人いるんじゃない?
かもですね、全然。
番組にね、にけちゃんの声出てる。
にけちゃんもなんかさ、もるめんみたいにさ、ちょっと動揺するみたいなのも楽しいかもしれないけど。
一人で喋ってる番組だから、いろんな人の声が入る番組だったらあれだけど。
にけちゃんの名前の声も初めて登場して。
にけちゃん自体が謎だよね。
ただ聞いてる人だけのリスナーさんからしたら、すごい謎な年齢もわかんない。
男性であるっていうのはわかってるかもしれないけど、どういう属性の人でとかもわかんないしね。
にけちゃんめっちゃピアノ上手なんだよね。
そういうのも全然みんな知らないんだろうし、にけちゃん情報がね。
にけちゃん今20代ですよね。
はい、20代です。
20代男性で、ちゃんと仕事もしてて、小説家もやってみたいな。
みんなもっと今後ファンクラブもできるということだし、応援していってもらいたいなと思います。
本当に応援ありがたいですね。
あとセラピさんにも皆さんお仕事があれば、年々アナウンスでも朗読でも司会でも、何でもいいんで。
司会は多分無理だな。
司会練習しよ!
教えてもぐたん。
司会はでもあれなのよ。台本があるんで大丈夫です。
あ、台本があるんだね。
あるある。
台本がないとちょっと苦手で年差の発言が。
じゃあ台本をちゃんと用意してくれる仕事をとっていこう。
そうですね。
大丈夫、何でも経験なんで、やっていけたらと思う。やっていけたらって勝手に私が言ったんだけど。
セラピさんにね、お仕事くださいっていうのと、にけちゃんを応援していただきたいなっていうので、私は今回お二人に来ていただいたので。
今から流す音声は、私が愛した人は秘密に満ちていましたの第6話。
6話なので、ビルディング01っていう場面なんですけど、結構ね、番組自体が短いので、1話が短いので。
なんだったらこれ全部50話ぐらい今出てる。60話近いな。58話ぐらい出てるんだけど、全部聞いてもそんなに時間かからない。
そうですね。
なので、6話聞いて気になるなって思ってくれた方は、1話から6話までめっちゃすぐなんで、5分ぐらいだよね、最初の頃ね。
そうですね。ただ注意していただきたいのが、6話とかってリバイバルっていうか、撮り直して6話が2つあるんですよね。
今の声優さんがやってる方はREって書いて、リ6話って書いてあるのが正解というか、それをから聞くと同じ声優さんでずっと聞けます。
いろんなちょっと体制も変わって、かなりお金もかけて頑張ってくれてるので、ぜひぜひ聞いてみて、皆さん応援していただければと思います。よろしくお願いします。
はい、じゃあ今日はセラビさん。セラビさんはね、今いろんな番組やってるので、サッカー番組ですね。サッカーはシンプルだ。
と、群読のある夜っていう詩の朗読を3、4人でやってる番組と、ハリ3本っていう女性3人でお話ししてる番組をやってます。
これもまた面白い番組始まったね。
ありがとうございます。
はい、この3人の女の人のわちゃわちゃしたのも面白いので、ちょっと考えさせられるテーマ性もあって面白いので、皆さんセラビさん気になった方はこちらも聞いていただいて、コンタクトとっていただければと思います。
よろしくお願いします。
はい、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
私が愛した人は秘密に満ちていました。
作 辻元京介
声 吉野霞
音響 スタジオアンビションズ
第6話 ビルディング01
この会議は一体いつまで続くのだろうか。まったく。
俺は今、くだらない会社の幹部会議に参加している。
所詮は会社のポジションを守るために当たり障りのないことを言っているダメな人間たちの会議だ。
私はこんな無駄話をしたいために定例会に出席しているわけではない。
だから、弊社が目指すべき方針はこうも離散しては社長も判断が下せないだろう。
今社会全体が求めているのは当社のアンドロイドだ。決まってるだろう。
ここは悩むところではない。もっと会議のスピードを追求しろ。
今、低能の頭に血が昇っているのはこの会社のトップ3である西本浩二。
彼はこの中でもかなりの権力を持っている。
だが、この男を勝っている人物がいる。
通称黒幕と呼ばれている会社外部の集団だ。
俺の今の生き甲斐はその黒幕を突き止めること。
残念ながら黒幕の実態はまだ見つかっていない。
あなたはいつもそうだ。会社が今大きな決断を求められている時、混乱を巻き起こすだけではないですか。
今この会社が持っている社会的責任は昔の創業期よりも遥かに重いんですよ。もっと頭を使ってください。
そして西本に今歯向かっている男が若手の元原俊介。
元原は反西本派の上層部から入れじえされた猿だ。
この場においても会社トップ3に口応えができるのは紛れもなく上層部の後ろ盾があるからだ。
私に逆らうとは君もずいぶん偉くなったな。
では君の意見を聞こうではないか、元原君。
西本は怒りを表情に反映させることが得意なゴミだ。
口調がいくら冷静になろうとも誰もが見てわかる、怒っている人だ。
元原は若さに身を任せて机を叩き、会議室で一人立ち上がった。
いいでしょう。西本さんにもわかるように丁寧に説明してあげましょう。
そう、西本さんの言う通り、この会社はアンドロイドを作っている会社です。
私たちの役目は社会にアンドロイドを供給することです。
ですが、国の政策だろうと今回の話を鵜呑みにしたら、社会から反発を受けるのは自命ではないでしょうか。
反西本派の連中がここぞとばかりにヤジを飛ばす。
まったく、お前たちは自分の口で意見を発することもできないのか。
この会議がくだらないのも自命だ。
君は国からの命令に背くつもりなのか。
この国が過去どれだけアンドロイド産業というもので経済を回してきたのか知らないのか。
国を挙げての一大プロジェクトであるこの政策に、私たちに不利益などあるわけがないだろう。
いいえ、ありますとも。
人々の生活に過度に密着することを目指しているこの政策は、人間が持つ本来の価値観を歪める可能性が高すぎます。
そうなった時、人間は自分たちが生み出した機械で滅ぼされるでしょう。
ですから今まで通り、仕事現場での使用に留めるべきです。
君は分かってないな。
このプロジェクトを成功させれば、アンドロイドが浸透した社会機構をパッケージとして世界へと売り出せるんだぞ。
その時アンドロイド産業にもたらされる莫大な利益を見逃すつもりか。