1. ポッドキャストのはじめ方
  2. #22|ポッドキャスト音声収録..

耳は、治療が遅れると回復が難しいそうです。

音声編集と画像編集。
なんだか似ているところもあるなぁと思う。

シャッターボタンを押す瞬間にほぼ決まる。それと同じで、音声の収録時にほぼ決まるって感じ。

違うところもある。

写真の場合、暗い写真から明るい写真に目を移しても眼を傷めるなんてことは考えにくい。

音声は違うんですね。

小さい音声から大きな音声への変化。耳を傷めてしまうかもしれない。

だから、決められた音量に合わせる編集は、とても大切なことなんです。

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これからポッドキャストをはじめる人のためのポッドキャストです。2017年から200回以上配信してきたデジタルコンテンツクリエイター のんびりデイズが、これまでの経験をシェアする番組。ポッドキャストの始め方、企画、収録、編集、配信の方法とツールもご紹介します。ポッドキャストをはじめてみたいという方にお聴きいただけると嬉しいです。

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サマリー

リスナーの耳ストレスを少なくするための音声編集の6つの作業に加えて、ポッドキャスト配信の音量をプラットフォーム全体で標準化することも大切です。各プラットフォームの規定に合わせた音量の調整が必要であり、ラウドネスノーマライゼーションと呼ばれる作業も行われます。

00:02
のんびりデイズです。
リスナーの耳ストレス軽減作業
前回、リスナーの耳ストレスを少なくするための音声編集6つの作業をお話ししました。
配信テーマや目的にあった音声編集作業6項目、何をどこまでやるというタイトルで、
リスナーさんの状況を考えて編集する内容、作業、どこまで何をするのか考えましょうというお話でした。
その時、編集作業6つの編集作業をお伝えしました。
実際は7つの編集作業にしたいと思っていたのですが、実はもう1つあるんですよね。
ちょっと内容的に難しいなぁと自分でも思ったので、前回は省きました。
前回の中で音量の平均化という作業として1つあったと思うんですが、それにちょっとよく似てるんですが、
前回の話では声の大きさ、自分の声の大きさが大きくなったり小さい声になったり、結構バラバラになりますよね。
それを編集でちょっと整えましょうという話。
もう1つが複数人の場合、1人が大きい声で、もう1人は小さい声だったら、やっぱり音量のバランスが調整した方がいいということですね。
あと左右の音のバランスというのもありますね。
これが前回の話での音量の平均化だったんですが、もう1つ別の意味での音量の平均化というのがあって、
それはプラットフォーム全体での音量の標準化という話になります。
一つのコンテンツの中だけではなくて、他の番組、他の人が配信している番組を含めた全体での音量の標準化をした方がいいというお話ですね。
例えばSpotify。Spotifyの中でいろんな音量のバランスがバラバラだと聞く人が困るなと。
iTunesでも一緒、YouTubeでも一緒ですし、Amazon Musicなど全部一緒ですね。
番組間で音量がバラバラだと番組が変わるたびにボリューム調整しないといけなくなったり、
あと小さい音、小さい音の番組から大きな音の番組に変わった時に聞いてる人びっくりしますよね。耳が痛くなります。
痛くなるだけだったらまだいいんですけど、耳が傷ついてしまうということもあるので、それは避けたいなと思いますよね。
テレビとかラジオとか、あんまり音量の変化って気にならないじゃないですか。
たまにCMがうるさいなという工夫に感じることはあるかもしれないんですけれども、
これはテレビ、ラジオで音量の変化が気にならないのは、音量の聞こえ方にルールが決められてるみたいなんですね。
トーク、音楽、CM、ドラマ、映画、いろんなコンテンツがある中で、それがバラバラの音量だと困るわけですよ。視聴者さんがね。
だからルールが生まれたということみたいですね。
放送局の方が、言ったらプラットフォーム側がですね、音量合わせてねとお願いをしているルールみたいですね。
でね、SpotifyとかApple、iTunes、YouTubeにも規定があるみたいなんですよ。
規定に合わせた方がいいんじゃないかなと思うんですが、これが合わせるべきなのか?合わせた方が良いのか?合わせない方が良いのか?合わせてはいけないのか?
これがね、いまいちちょっと色々調べたところなんですが、ポッドキャストに関してちょっとまだ決定的なものが見つからなかったなと思ってね。
そういう意味もあって、前回の編集6作業、6つの作業の中からちょっと外したという理由もあるんですけどね。
ラウドネスノーマライゼーションの重要性
難しいところですね。
YouTubeはね、これもね、規定があるみたいなんですが、自動化ね、一部自動化されていることがあって、大きすぎるものは小さくしてくれるらしいんですよ。
そういう機能があるみたいなんですよ。で、逆はなくて、小さい音はそのままなので、小さい音が気になるなというYouTubeの動画は結構ありますよね。
で、大きすぎるなというのはそんなにないかなと、そういう風に調整しているプラットフォームもあるんですが、Spotify、Apple Podcastは現状どうなんですかね。
まあ、大きすぎるものは今まで出会ったことはないので、もしかしたら調整しているのかもしれないですが、やっぱりその逆はなくて、小さい音の配信を大きくしてくれるというのは、
仕様的にはないんじゃないかなと。
まあ、調整してくれると嬉しいんですけれども、今後はどうなっていくのか。
例えばね、Ankaという配信アプリ、収録アプリがあって便利で使っているんですけれども、それで自動的に音量調整してくれるようになると便利だなとは思うんですが、
まあ、ちょっと気になるのはすでに配信しているものですよね。
大きいものはいいんですが、小さい音声のもの、これが調整されるとどうなるのか。
もしかしたら音量が大きくなるってことはね、ノイズも一緒に大きくなるってことなんで、ちょっと余計に聞こえにくいということにもなりかねないので、どうなのかなと。
あとね、Ankaさんとしてはね、やっぱりスマホ一つで収録配信、手軽に配信できるっていうのをね、今やっているので、ちょっとその辺のね、調整しないといけないということになると、ちょっと言いにくいのかなというのもありますよね。
ただね、あの音量、ノイズ取りながら若干大きくするぐらいの自動編集はあってもいいんじゃないかなと思うんですがね。
スタンドFMとかVoicyさんとかはどうなんですかね。やってる気がするんですけどね。
多少のそういうバランスはね、どうなんでしょうかね。難しいことなのか、ちょっとその内部的なことはわかりませんが、それぐらいの自動化はしていただけると聞いている側としてもね、嬉しいかなと思うんですが、なかなか難しいかもしれないですね。
なのでね、できるならば規定に合わせて作っておいた方が配信する側としては安全なのかなと。
これはリスナーさんのためにもね、リスナーさんの耳のためにも、自分のためにもね、規定に合わせて音声を作るというのがね、安全なんじゃないかなと思います。
でね、その規定に合わせるっていうことを、専門的な用語があるみたいで、ラウドネスノーマライゼーションっていうね、ラウドネスノーマライゼーションっていうのがその作業があるらしいんでね。
前回の6つと合わせて、この1つ合わせて全部で7つの作業ということになりますが、できる人はできるだけやった方がいいんじゃないかなと思います。
アドビオーディション、私使っているアドビオーディションはすぐにポチッとボタン一つでできるんですけれども、
この間言った無料のオーダーシティちょっと調べてみたんですけど、なんかできるみたいな情報を見かけましたのでね、ちょっと調べてみるといいんじゃないかなと思います。
その規定なんですが、プラットフォームごとに決まっていて、重要なのがラウドネスというものと最大トゥルーピーク。
ラウドネスっていうのが聞こえ方の音量ですね。音量の聞こえ方がどれくらいのレベルなのかという特殊な数値なんですけれども、
最大トゥルーピークっていうのは一番大きな音をどこまで持っていくかっていうのが規定されている感じですね。
Spotifyから言いますとSpotifyがマイナス14 LUFSが単位ですね。マイナス14。結構大きめの音量ですね。
最大トゥルーピークがマイナス1からマイナス2。マイナス2デジベル。これを最大としてくださいとなってますね。
なので私はこの数値に合わせてやろうかなという感じですね。マイナス14のラウドネスで最大がマイナス1でもいいんですが、マイナス2デジベルにしてます。私の場合は。
Appleの方はマイナス16のラウドネスですね。ちょっと小さめなんですね。最大トゥルーピークはマイナス1。
Amazon Music YouTubeが同じでラウドネスがマイナス14で最大トゥルーピークがマイナス1デジベル。Amazon MusicとYouTubeは同じみたいですね。
なのでSpotifyと同じと考えておいていいんじゃないかなと。
サウンドクラウドというのもついでに言いますとこれがマイナス9。ラウドネスがマイナス9と言ってかなり大きめですね。
これは元々音楽を配信するというのが元々のものだったので、もしかしたらそれで音楽がガンガン聞こえるようにという感じでマイナス9までになっているのかもしれないですね。
最大トゥルーピークは同じくマイナス1デジベル。これに参照しているデータがピークスタジオというサイトに掲載されていたものなんですが、リンクを概要欄に貼っておきます。
多分これ楽曲用に作られた規定だと思うんですよね。
アップルのポッドキャストの規定はないかなと思って探してみたんですけれども、アップルポッドキャストクリエイター向けの記事が見つかりまして、オーディオガイドラインというページがあるんです。
オーディオ設定はポッドキャストのラウドネスを管理してサウンドを特定の範囲内に保ち、全ての音声コンテンツが聞こえ歪みがないようにします。
例えば、コードに圧縮及び増幅されたコンテンツは音量が大きすぎたりダイナミックレンジが不足したり歪みが発生したりする可能性があります。
または、音声レベルが低いコンテンツはダイナミックレンジがありますが静かすぎて音声コンテンツが聞こえないか理解できなくなります。
いずれの場合もリスナーは再生音量を快適なレベルに調整する必要がありますと書かれています。
つまりちゃんとオーディオレベル規定でやっていただかないとリスナーさんがいつも困っちゃいますよということですよね。
このようなコンテンツによる音量調節を防ぐためにオーディオ信号を事前調整して全体的なラウドネスを約-16dB LKFSに保ち、許容誤差を±1dBにし、真のピーク値が-1を超えないようにすることをお勧めします。
これはGoogle翻訳で翻訳しているので正しい翻訳になっているかどうか微妙ですが、大体そういうことだと思います。
推奨とされているラウドネスの規定がありまして、ITURBS1770-4と書かれています。
これ、ラウドネスの位置を設定するときにこれを選択するようになるんですが、わからない人はまた調べてください。
ポッドキャストの方も、さっきのApple iTunesのラウドネスの規定と同じだったので、他のプラットフォームも同じと考えていいんじゃないかなと思います。
どうやってラウドネスを揃えるのかという方法は、それぞれ使っているソフトで違ってくると思うので、それはまた調べていただくということになります。
私はAdobe Auditionを使っているので、Adobe Auditionでの方法は別の配信で伝えるのは難しいですよね。
なので、ノートの方に画像をつけてやり方を解説したものを投稿することになるかなと思いますので、またノートの方もポッドキャストと合わせてフォローしていただけると嬉しいです。
できれば、もしかしたらオーダーシティの方のやり方も調べて分かれば一緒に書きたいかなと思っています。
という感じで、今回はラウドネス、音量の聞こえ方のルールを合わせた方がいいかどうかは、ご自身で考えていただくことになると思います。
私的には合わせて音声コンテンツを作っていこうかなと思っています。
皆さんはどう考えるか、またコメントメッセージいただけると嬉しいです。
今回の配信が役に立ったという方、今後も聞いてみたいという方はフォローしていただけると嬉しいです。
感想やメッセージはお便りフォーム、ツイッター、ノートのコメントでお待ちしています。
前回もお話ししましたけれども、ノートサークル、ポッドキャスト企画室の方にも、よろしければご参加いただけると嬉しいです。
今日も元気に楽しくのんびりデイズでした。
18:32

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