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2022-02-23 18:32

リスナーの耳を守るための音量ルール|傷つけたくないから【ポッドキャストをはじめよう】#215

耳は、治療が遅れると回復が難しいそうです。

音声編集と画像編集。
なんだか似ているところもあるなぁと思う。

シャッターボタンを押す瞬間にほぼ決まる。それと同じで、音声の収録時にほぼ決まるって感じ。

違うところもある。

写真の場合、暗い写真から明るい写真に目を移しても眼を傷めるなんてことは考えにくい。

音声は違うんですね。

小さい音声から大きな音声への変化。耳を傷めてしまうかもしれない。

だから、決められた音量に合わせる編集は、とても大切なことなんです。

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今日も元気に楽しく

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のんびりデジです。
前回、リスナーの耳ストレスを少なくするための音声編集6つの作業をお話ししました。
配信テーマや目的にあった音声編集作業6項目、何をどこまでやるというタイトルで、
リスナーさんの状況を考えて編集する内容、作業、どこまで何をするのか考えましょうというお話でした。
その時、編集作業6つの編集作業をお伝えしました。
実際は7つの編集作業にしたいと思っていたのですが、実はもう1つあるんですよね。
ちょっと内容的に難しいなと自分でも思ったので、前回は省きました。
前回の中で音量の平均化というのを作業として1つあったと思うんですが、それにちょっとよく似てるんですが、
前回の話では、自分の声の大きさが大きくなったり小さい声になったり、結構バラバラになりますよね。
それを編集でちょっと整えましょうという話。
もう1つが複数人の場合、1人が大きい声で、もう1人は小さい声だったら、やっぱり音量のバランスが調整した方がいいということですね。
あと、左右の音のバランスというのもありますね。
これが前回の話での音量の平均化だったんですが、もう1つ別の意味での音量の平均化というのがあって、
それはプラットフォーム全体での音量の標準化という話になります。
1つのコンテンツの中だけではなくて、他の番組、他の人が配信している番組を含めた全体での音量の標準化をした方がいいというお話ですね。
例えばSpotify。Spotifyの中でいろんな音量のバランスがバラバラだと聞く人が困るなと。
iTuneでも一緒、YouTubeでも一緒ですし、Amazon Musicなど全部一緒ですね。
番組間で音量がバラバラだと番組が変わる度にボリューム調整しないといけなくなったり、
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あと小さい音、小さい音の番組から大きな音の番組に変わった時に聞いてる人びっくりしますよね。
耳が痛くなります。痛くなるだけだったらまだいいんですけど、耳が傷ついてしまうということもあるので、それは避けたいなと思いますよね。
テレビとかラジオとか、あんまり音量の変化って気にならないじゃないですか。
たまにCMがうるさいなという工夫に感じることはあるかもしれないんですけれども、
これはテレビ、ラジオで音量の変化が気にならないのは、その音量の聞こえ方にルールがあるんですね。決められてるみたいなんですね。
トーク、音楽、CM、ドラマ、映画、いろんなコンテンツがある中で、それがバラバラの音量だと困るわけですよ。視聴者さんがね。だからルールが生まれたということみたいですね。
放送局の方が、言ったらプラットフォーム側がですね、音量合わせてねーとお願いをしているルールみたいですね。
でね、SpotifyとかApple、iTunes、YouTubeにも規定があるみたいなんですよ。
規定に合わせた方がいいんじゃないかなと思うんですが、これが合わせるべきなのか?合わせた方が良いのか?合わせない方が良いのか?合わせてはいけないのか?
これがね、いまいちちょっと色々調べたところなんですが、ポッドキャストに関してちょっとまだ決定的なものが見つからなかったなぁと思ってね。
そういう意味もあって、前回の編集6作業、6つの作業の中からちょっと外したという理由もあるんですけどね。
難しいところですね。
YouTubeはね、これもね、規定があるみたいなんですが、一部自動化されていることがあって、大きすぎるものは小さくしてくれるらしいんですよ。そういう機能があるみたいなんです。
逆はなくて、小さい音はそのままなので、小さい音が気になるなぁというYouTubeの動画は結構ありますよね。
で、大きすぎるなぁというのはそんなにないかなぁと、そういう風に調整しているプラットフォームもあるんですが、
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スポティファイ、アップル、ポッドキャストは現状どうなんですかね。
大きすぎるものは今まで出会ったことはないので、もしかしたら調整しているのかもしれないですが、
やっぱりその逆はなくて、小さい音の配信を大きくしてくれるというのは、仕様的にはないんじゃないかなぁと。
調整してくれると嬉しいんですけれども、今後はどうなっていくのか。
例えば、アンカーという収録アプリがあって便利で使っているんですけれども、
それで自動的に音量調整してくれるようになると便利だなぁとは思うんですが、
ちょっと気になるのは既に配信しているものですよね。
大きいものは良いんですが、小さい音声のもの、これが調整されるとどうなるのか。
もしかしたら音量が大きくなるということは、ノイズも一緒に大きくなるということなので、
ちょっと余計に聞こえにくいということにもなりかねないので、どうなのかなぁと。
あとね、アンカーさんとしてはね、やっぱりスマホ一つで収録配信、手軽に配信できるっていうのを今やっているので、
ちょっとその辺の調整しないといけないということになると、ちょっと言いにくいのかなというのもありますよね。
ただね、あの音量、ノイズ取りながら若干大きくするぐらいの自動編集はあってもいいんじゃないかなぁと思うんですがね。
スタンドFMとかボイッシーさんとかはどうなんですかね。やってる気がするんですけどね。
多少のそういうバランスはね、どうなんでしょうかね。
難しいことなのか、ちょっとその内部的なことはわかりませんが、
それぐらいの自動化はしていただけると聞いている側としてもね、嬉しいかなぁと思うんですが、
なかなか難しいかもしれないですね。
なのでね、できるならば規定に合わせて作っておいた方が配信する側としては安全なのかなと。
これはリスナーさんのためにもね、リスナーさんの耳のためにも、自分のためにもね、規定に合わせて音声を作るというのがね、安全なんじゃないかなと思います。
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その規定に合わせるっていうことを、専門的な用語があるみたいで、
ラウドネスノーマライゼーションっていうね、ラウドネスノーマライゼーションっていうのがその作業があるらしいんでね。
前回の6つと合わせて、この1つ合わせて全部で7つの作業ということになりますが、
できる人はできるだけやった方がいいんじゃないかなと思います。
アドビオーディション、私使っているアドビオーディションはすぐにポチッとボタン一つでできるんですけれども、
この間言った無料のオーダーシティ、ちょっと調べてみたんですけど、できるみたいな情報を見かけましたのでね、ちょっと調べてみるといいんじゃないかなと思います。
その規定なんですが、プラットフォームごとに決まっていて、重要なのがラウドネスというものと最大トゥルーピーク。
ラウドネスっていうのが聞こえ方の音量ですね。音量の聞こえ方がどれくらいのレベルなのかという特殊な数値なんですけれども、
最大トゥルーピークっていうのは一番大きな音をどこまで持っていくかっていうのが規定されている感じですね。
Spotifyから言いますと、Spotifyが-14 LUFS。LUFSが単位ですね。-14。結構大きめの音量ですね。
最大トゥルーピークが-1から-2。-2dB。これを最大としてくださいとなってますね。
なので私はこの数値に合わせてやろうかなという感じですね。-14のラウドネスで最大が、-1でもいいんですが、-2dBにしてます、私の場合は。
Appleの方は-16のラウドネスですね。ちょっと小さめなんですね。最大トゥルーピークは-1。
Amazon Music、YouTubeが同じで、ラウドネスが-14で最大トゥルーピークが-1dB。Amazon MusicとYouTubeは同じみたいですね。
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なのでSpotifyと同じと考えておいていいんじゃないかなと。
サウンドクラウドというのもついでに言いますと、これが-9。ラウドネスが-9と言ってかなり大きめですね。
これは元々音楽を配信するというのが元々のものだったので、もしかしたらそれで音楽がガンガン聞こえるようにという感じで-9までになっているのかもしれないですね。
最大トゥルーピークは同じく-1dB。これに参照しているデータがピークスタジオというサイトに掲載されていたものなんですが、リンクを概要欄に貼っておきます。
多分これ楽曲用に作られた規定だと思うんですよね。
アップルのポッドキャストの規定はないかなと思って探してみたんですけれども、アップルポッドキャストクリエイター向けの記事が見つかりまして、オーディオガイドラインというページがあるんです。
オーディオ設定はポッドキャストのラウドネスを管理してサウンドを特定の範囲内に保ち、全ての音声コンテンツが聞こえ歪みがないようにします。
例えば高度に圧縮及び増幅されたコンテンツは音量が大きすぎたりダイナミックレンジが不足したり歪みが発生したりする可能性があります。
または音声レベルが低いコンテンツはダイナミックレンジがありますが静かすぎて音声コンテンツが聞こえないか理解できなくなります。
いずれの場合もリスナーは再生音量を快適なレベルに調整する必要があります。
このようなコンテンツによる音量調節を防ぐためにオーディオ信号を事前調整して全体的なラウドネスを約-16dB LKFSに保ち許容誤差を±1dBにし真のピーク値が-1を超えないようにすることをお勧めします。
これはGoogle翻訳で翻訳しているので正しい翻訳になっているかどうか微妙ですが、大体そういうことだと思います。
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推奨とされているラウドネスの規定があり、ITURBS1770-4と書かれています。
ラウドネスの位置を設定するときにこれを選択するようになるのですが、わからない人はまた調べてください。
ポッドキャストの方も、さっきのApple iTunesのラウドネスの規定と同じだったので、他のプラットフォームも同じと考えていいのではないかと思います。
どうやってラウドネスを揃えるのかという方法は、それぞれ使っているソフトで違ってくると思うので、それはまた調べていただくということになります。
アドビオーディションでの方法は別の配信で伝えるのが難しいですよね。
ノートの方に画像をつけてやり方を解説したものを投稿することになるかなと思いますので、またノートの方もポッドキャストと合わせてフォローしていただけると嬉しいです。
できれば、もしかしたらオーダーシティの方のやり方も調べてわかれば一緒に書きたいかなと思っています。
ラウドネス、音量の聞こえ方のルールを合わせた方がいいのかどうしたらいいのかは、ご自身で考えていただくことになると思います。
今回の配信が役に立ったという方、今後も聞いてみたいという方はフォローしていただけると嬉しいです。
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感想やメッセージはお便りフォーム、ツイッター、ノートのコメントでお待ちしています。
前回もお話ししましたけれども、ノートサークル、ポッドキャスト企画室の方にも、よろしければご参加いただけると嬉しいです。
今日も元気に楽しくのんびりデイズでした。
18:32

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