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2020-08-17 13:55

#6 オジギソウ − 1/3の繊細な感情

オジギするアイツは可愛い。壊れるほど、愛しても〜♪ 1/3も伝わらない〜♪
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はい、始まりました。植物マナブラジオ。皆さん、お久しぶりです。RYO-YANです。
この番組は、植物について興味を持った私が、植物の疑問や話題について、雑談形式で配信していく番組となっています。
お盆も明けましたね。皆さん、どうやってお盆をお過ごしされたでしょうか?
実家に帰るのだとして、ゆっくり過ごしていたのですが、毎日猛暑日は猛暑日で、いい加減にしてほしいぐらい暑いですね。
外で働かれている方や、ビニールハウスの中で働かれている方、水分補給、ミネラルをしっかりとって、自分の体は自分で守って、体調が悪いと思ったらすぐに休んでください。
熱中症は本当にきついので、頭がガンガンになって、歩けなくなって立てなくなりました。
入院とかしたら、マジでしんどいと思うので、毎日暑いですが、ご安全にやっていきましょう。
では、今日もお願いします。
今日は、皆さんも子供の時に、たぶんつついて遊んでいたので、なかろうか植物の話をしていきたいと思います。
その名もですね、オジギソウ、別名、眠り草ということで、つっついて遊ぶっていうのが、触ったらね、歯をね、パタパタ閉じるあいつですね。
幼心のようにね、なんであんなに素早くね、シューンってこう、葉っぱが閉じるのかってね、疑問に思わなかったですか。
僕はね、めちゃめちゃつついて遊んでたにもかかわらず、あんまり思わなかったんですね。
で、大人になった今ですね、ちょっと調べて、面白いなと思ったんで、ここで話させてもらえたらなと思います。
まずね、この眠り草、オジギソウなんですけども、ブラジル原産の豆花の植物です。
茎にトゲがあります。
で、だいたい6月から8月頃、今なんですかね、薄ピンク色のめちゃめちゃかわいらしいぼんぼりみたいな花をつけます。
ほんとね、かわいらしいんで、ぜひどんな花なんだろうと気になる方はね、オジギソウ花ということでググってみてもらったらですね、
Google先生バチッと出してくれますので、見てみてください。
で、触ったりね、振動を感じたりすると葉っぱが閉じて、葉の栄がね、オジギをするように垂れ下がっています。
で、気づいたらね、また元の状態に戻っているということで、このね、まず仕組みっていうのをちょっとね、説明しておきたいと思います。
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葉っぱをね、自分たち、僕たちが触ったりすると、それが電気信号となって、運動器官である腫瘍鎮っていう部分があるんですけども、いわゆる折れ曲がるところ、ここにね、伝わります。
で、この電気信号を測ってみるとですね、動物の神経伝達の電気信号とめちゃめちゃ似てるみたいです。
さらに面白いことに、動物でも麻酔効果のあるエーテルっていう化合物、化学成分をオジギ層が触れるところにエーテルを置いて、ピーカーをかぶせて外気を遮断しておくと電気信号が伝わらないんですって。
つまり、動物と同じように麻酔の効果がかかっていると。
で、詳しくは分かってないみたいなんですけども、動物の神経伝達システムと似てるんじゃないかって思われてるみたいですね。
で、次にですね、じゃあ葉っぱを触ると電気信号が運動器官の腫瘍鎮っていうところに伝わるのが今分かったと思うんですけども、伝わってから何が起きているのかっていうと、
脳の診断とかに使われるMRIがありますよね。
あれで腫瘍鎮を撮影してみてですね、水の動きを調べてみたんですって。
そうすると、葉に刺激を与えてやるとですね、その腫瘍鎮の下の方にある水が上に移動していることが分かったそうです。
つまり、水で膨れてた部分がですね、上に水が抜けることで圧が減少しますよね。
そうなってお辞儀槽がお辞儀をするようにパタッと倒れると。
ちょっといろいろ端折ると、その後20分ほど経つとですね、また水が戻ってきて、再び同じような状態に戻るんですけども、
ただこの水を上昇させるポンプ的な機能がよくわかってないみたいなんですよね。
研究課題だそうです。
お辞儀槽についてですね、いろいろ調べてたら、
昔の人もですね、やっぱりお辞儀槽がパタパタパタパタ動くのが不思議でたまらなかったみたいで、
面白い実験を結構してたので、それをちょっと紹介してみたいと思います。
お辞儀槽を皆さんもバンバン触った経験があるかと思うんですけど、
バンバン触ってたら、今まで閉じてたのに、急に閉じないようになってきたりした経験ないですか?
僕はなんとなく思い出があるんですけど、
それをね、昔の研究者の方はお辞儀槽を記憶すると、
そういった外部からの刺激を記憶するということを仮説として立てて、
それを証明するためにいろいろな実験をされてたり、
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それがちょっと面白かったので、今日紹介したいと思います。
そのお辞儀槽を植えた鉢がありますよね。
これを馬車、昔のフランスかな、
フランスで馬車に鉢に植えたお辞儀槽をたくさん座席に並べて、
パリの街をあちこち走らせたんですって。
早走りでできるだけ止まらないように、たまなく馬車を走らせて観察したそうなんですけども、
やっぱりね、昔の道路ですから、ガタガタですよね。今みたいな道路じゃないんで。
揺れ出した途端にやっぱりお辞儀槽は葉を閉じてしまったらしいんです。
でも、最初の震度で葉を閉じたかもしれないんですけども、
ドライブを続けていくうちに意外なことが起きたと。
最初は1つ、それから2つ、さらには5つ、ついには全てということで、
お辞儀槽の葉っぱが開いていったんですって。
馬車の振動がずっと同じような強さで続いているというのにということで、
植物は振動に慣れてきたって、昔の人は書き記したみたいなんですけども。
ただね、この実験をした後に、興味深い疑問なんですけど、
長い間、疑問は科学的に解明されないままだったみたいです。
現代に戻ってきて、2013年なんですかね。
現代で馬車に乗せて道路を走り回るわけにはいかないですから、
もっと現代的に実験をしてみたみたいなんですけども。
この実験の目的が2つあって、
1つはお辞儀槽の小さな葉っぱが同じ刺激を繰り返して受けたときに、
それを危険なものではないと認める能力があって、
つまり葉を閉じなくなるのを確認することが1つと、
もう1つはある程度の時間が経過したら、
受けた刺激が以前経験したことのあるものかどうか、
お辞儀槽が識別して、すでに知ったものである場合は、
適切に反応できるのかというのを確認することということで、
植物がすでに経験したことのある危険性のない刺激を記憶して、
危険があるかもしれない新しい刺激を識別できるのかどうか、
それを知ることが目的の実験をされたということで、
非常に面白い実験だなと思ったんですけども。
鉢に植えたお辞儀槽をですね、
10cmの高さから繰り返し落下させる装置を作りました。
落差の距離が間刺激の大きさを表しています。
結果は直ちに表れますよね。
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10cm上からポーンと落としたら、お辞儀槽を葉っぱは閉じるんですけども、
何度か落下を繰り返す。
およそ700回みたいなんですけど、植物は葉っぱを閉じなくなって、
無視するようになったみたいです。
単に植物が疲れただけなのか、
それとも恐れる必要がない刺激だと判断したのか、
ということを確かめる必要がありますよね。
そのために、それまでとは違う刺激を与えてみました。
鉢を水平方向に揺さぶる装置。
今までは垂直落下だったんですけど、
鉢を水平方向に揺さぶる装置を準備して、
新しい刺激をお辞儀槽に与えてみたところ、
植物はすぐに葉を閉じる反応を見せたんですよ。
つまり、前まで垂直落下、
700回ずつやってた垂直落下を無視するようになった。
けど、水平方向に揺らしてみたら葉っぱを閉じたってことは、
今まで垂直落下の刺激については、
このお辞儀槽が恐れるに足らないと判断したということが、
素晴らしい結果によって分かるということなんですけども、
安全性を学習して、
危険か危険じゃないかっていうのを区別できることが分かったみたいで、
つまり、このお辞儀槽という植物は、
過去の経験を記憶する能力を持っていると、
にわかに信じがたいんですけども、
じゃあこの記憶力ってどれくらい持続するのかっていうのが、
また疑問になったみたいで、
実験で違う刺激を区別できるようになった数百のお辞儀槽に、
何も刺激を与えないまま放置して、
学習したこと、覚えさせた刺激をどれくらい記憶しておけるのかを
調べてみたいみたいなんですよ。
するとですね、お辞儀槽は40日以上もの間、
その同じ刺激に対しての記憶を保ってたそうなんですよ。
これは本当なんかめちゃめちゃ気になるんですけど、
植物で、なんでそんな人間っていうか、
脳、お味噌もないじゃないですか、植物には。
こういう脳を持たない植物っていうものがですね、
なんでこのように記憶というか覚えるっていうのを、
持つんだろうかっていうのは、いまだに謎みたいなんですけども、
非常にね、なんか夢がある話だなと思ったのと、
植物の記憶っていう話ですね。
なんかね、とても興味があるんで、
ちょっとね、いろいろ文献調べてみようかなと思います。
またね、ちょっと面白い話があったらここでね、
お話しさせてもらえたらなと思います。
12:03
はい、エンディングでございます。
もうね、今日の花言葉はお辞儀葬です。
お辞儀葬ね、誕生日、1月26日、1月31日の誕生日みたいですね。
えー、まあ、旬の季節、夏なんですけどね。
なんでだろう。
はい、お辞儀葬の花言葉はですね、
繊細な感情、感受性、敏感。
繊細な感情、まああのー、
お辞儀葬ね、触ったら葉を閉じるっていう性質。
あそこからね、敏感であるとかね、
繊細なっていうところから来てるみたいです。
繊細な感情って言ったらね、
僕はもう世代なのかどうかあれなんですけども、
シャムシェイドしか頭に浮かばなかったですね。
3分の1の繊細な感情とか絶対ね、
シャムシェイドをね、書いてると思うんですよ。
ニアミスですね、は完全に。
もうね、お辞儀葬はシャムシェイドです。
皆さんもね、明日からシャムシェイド聞いたら
お辞儀葬を思ってもらったらいいし、
お辞儀葬を見たらシャムシェイドをね、
思い出してもらったらいいのかなと思います。
はい。
えっとー、植物マナブラジオですね。
わたくしリョウヤン、あのー、
ツイッターね、アカウント、
リョウヤンあと植物マナブラジオでね、
あのー、運営してますんで、
そこでですね、あのー、
フォローしていただいたら非常に喜ばしいんでですね、
あのー、見ていただけたらなと思います。
じゃあね、今日のね、植物マナブラジオもありがとうございました。
ではね、ほんと暑い中続きますけども、
皆さん、お体には気をつけて、
暖まっていきましょう。
ではね、また。
ばいばい。
13:55

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